ショスタコーヴィチイヤー 祝・生誕100周年!

今日9月25日は、旧ソビエトの作曲家で、20世紀最大のシンフォニストでもある、ドミートリイ・ドミートリエヴィチ・ショスタコーヴィチ(1906/9/25-1975/8/9)の100歳の誕生日です。モーツァルトの生誕250年を祝っておきながら、このもう一人の偉大な作曲家の生誕に触れないわけにはまいりません。まずはおめでとうございます!



実は昨年までショスタコーヴィチは、私の苦手な作曲家の一人でした。ただこれもメモリアルイヤーの効果(?)でしょうか、今年に入ってようやく、一連の交響曲と弦楽四重奏曲を面白く聴けるようになってきました。それにしても生誕100年だというのに、国内の一般メディアでは殆ど取り上げられていません。次のメモリアルイヤーの時には、それこそ手のひらを返したように「人気沸騰」となっていることを願いたいです。(?!)聴き手が彼に近づくのももうすぐでしょうか。



私はショスタコーヴィチの積極的な聴き手ではないので、自信を持ってと言うほどではないのですが、最近頻繁に聴いているのは、今年ヴェネツィア・レーベルから再発されたコンドラシンの全集です。ナイフの刃先のような鋭利な響きが音楽を凍らせ、また音をミクロにまで濃縮した上で解放したようなアタックが、時に音楽を暴発させるように冴え渡ります。そして生まれた、全く色のない、それでいて背筋が凍るほど恐ろしいショスタコーヴィチの世界。それにしても何故この演奏にかかると、ショスタコーヴィチはこうも乾き、また激しく、そして冷たいのでしょうか。巨大な氷の彫刻が制作されたかと思いきや、それが演奏の過程において粉々に砕け散っていく様を見るかのようです。

お馴染みのgoogleのロゴがそのままでした。これも次回のメモリアルの際にはきっと…。
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