「鬼頭健吾+田幡浩一」 トーキョーワンダーサイト渋谷 3/25

トーキョーワンダーサイト渋谷(渋谷区神南1-19-8)
「TEAM04+05 鬼頭健吾+田幡浩一」
3/17-4/12

渋谷のトーキョーワンダーサイトで開催中の、鬼頭健吾と田幡浩一のグループ展です。鬼頭健吾の展覧会と言えば、先日までギャラリー小柳で開催されていたロバート・プラットとの二人展を思い出しますが、今回は田幡とのコンビにてまた美しいインスタレーションを見せてくれました。



真っ白な展示スペースを見渡してまず目につくのは、appleのiMacにそっくりなモニターを使った田幡のビデオ・インスタレーションです。全部で4点。どれも細い線や小さな数字がブルブルと震えているアニメーションが映し出されています。この中では何と言っても一番右のモニターの作品が魅力的です。小さな線が三本。当然ながら何が変わることを期待して画面へ見入っていると…、突如モゾモゾっと動いて線がある物に変身します。(あとは見てのお楽しみ!)とにかく小さくて可愛らしい作品です。



小さな螺旋階段を上がった二階部分には鬼頭のインスタレーションが展開されています。タイトルは「the structure of color」(2006)。パッと見るとカラフルな細い棒のような線が浮いて、それが何本も連なりながら空間を埋め尽くしているようにも見えますが、目を近づけると意外な素材で作られていることが分かります。(この素材も現地でお確かめ下さい!?)小柳の個展では素材のフラフープが比較的分かり易い形で提示されていましたが、今回はその姿からすぐに想像のつかない素材と言えるかもしれません。無数のカラフルな直線の浮遊。サイバー空間、神経回路、未来都市…。色々なイメージが頭に浮かんできます。ありふれた素材から生まれた驚きの美。作品自体の魅力はもとより、ちょっとした見せ方の工夫によって素材の質感を大きく変化させてしまう、鬼頭のその創造力には脱帽させられます。

入場料は無料です。渋谷で手軽に楽しめる美しいインスタレーション。来月12日までの開催です。
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