コメント
 
 
 
Unknown (oki)
2008-03-07 22:30:09
池田満寿夫が陶芸を始めたのはヴォーコスという人の影響があると展覧会カタログ、あと「版画芸術」などで指摘されていますね。
しかしヴォーコスが土による「現代彫刻」という概念を提示したのに対し、「工芸」というジャンルに陶芸がすでに伝統的に含まれている日本では「美術」としての陶芸という地点から出発しなければならなかったことが重要と「版画芸術」にはありました。
ちょっとわかりにくいかな。
岡本太郎との共通性は僕も等しく感じました。
 
 
 
Unknown (panda)
2008-03-08 00:18:16
「佛画陶板」など陶芸を評価していたのが興味深く思いました。私も池田満寿夫を詳しく知らない世代ですが(「天の岩戸」は見飽きていますが)陶芸での無我の境地は好きです。TBします。
 
 
 
Unknown (はろるど)
2008-03-09 22:17:23
@okiさん

こんばんは。

>日本では「美術」としての陶芸という地点から出発

正直なところ、池田の立体作品は今ひとつ響くものがなかったのですが、どちらかというと現代彫刻よりも陶芸的な趣きが感じられるように思います。
また日本の工芸、陶芸、そして現代彫刻の間におけるそれぞれのせめぎ合い、または葛藤は、竹橋の近美での「日本彫刻の近代」の展示、特に近代彫刻の黎明期の作品でも感じられました。池田は何に立脚してどこを目指していたのでしょうね。


@pandaさん

こんばんは。TBありがとうございます。

>「佛画陶板」など陶芸を評価

彼の立体作品では素直にこれが一番良いなと思いました。
奇を衒わない、素朴な風情が良いです。
 
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