ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

古い物の整理

2020-01-10 12:12:45 | 断捨離
     
                 こんにちは~♪

昨日は小春日和のような暖かさでしたが 今朝の寒さは平年並み。
それでも日中は気温が上がり,暖冬の有難みを享受しています。

ところで
両親の介護の為に夫と私の実家に移り住み、
住民票も移さないまま最後の父を看取ってから もう三年近くになりました。
月日の経つのは早いですね~

そろそろ今後を考えて

夫の実家は家ごと全て近所に住む親戚に譲渡して片付きましたが
この家の後継者であるべき弟は経費の掛かる古家は要らないと 寄り付きもしません。
築100年以上のこの家は 二回の部分リホームを経て現在に至っていますが
水回りなどは 既に傷みが来ています。
空き家として放置すれば痛みは進み,末は朽ち果てることに。

家を解体して更地のままにする事を考えましたが
昔の宿場町の町並みの中にあって,今は家前の桜並木が観光の売りになっています。 
この家並みに今以上にポツポツと空き地が増えるのは困ると地元自治体の申し出が。
両親の思いや生まれ育った所でもあるので,再度リホームを考えましたが
色々と検討すれば,新築しても費用に大差はないとのことでした。 
親族の夏の避暑地にでもなるかと 体の元気な今の内に建て替えることにし,
半年程前から暇々に少しづつ整理を続けています。

和服を除き、両親の衣類,靴やバック等の小物類など身の回りの物はほゞ片付き
必要の無くなった沢山の座布団や寝具類、
大量の食器や漆塗り膳等も処分用に一カ所に纏め置きし、
残る多量の本や書類,写真の整理を済ませれば、時間のかかる仕分け作業はほゞ終わり。

ですが,いろいろな思いもあって なかなか一気には片付けられません。
小説等の本類は以前から少しづつ収集日に出したり、興味のある方にあげたりして
残っていた不用本は ↓ 廃品回収に出せてホッとしています。




これでもまだ処分を決めかねている全集物の書籍があります。
仕事がら頼まれて講演や物書きをする事の多かった父なので 
医科学書を除けば あらゆるジャンルの本がありました。
また母は 若い頃から日本画や水墨画を描き、和紙ちぎり絵等の参考にと
美術誌や植物、野鳥・昆虫図鑑集などもあり,読書好きでもあって
内田康夫のサスペンス物などは地図帳を開きながら読んでいましたからね。
開けて見た様子の無い硬いブックケース入りのお堅いシリーズ物や全集物等は
リサイクルショップで売れるかもと残していますが・・・どうかしらね?










物置を整理していると探していた 
藤で編んだアートフラワーのアネモネなどが出て来ました。
季節的に今の時期の物ではありませんが
折角なので これも編んだ藤の籠に入れてみました~~




出しっ放しの藤の座卓は
自作品ではありませんよ~~当然だけれどね。




全て細い藤で編んでいます。





雄しべも染めた藤で。






暇な時には少しづつ 終活も兼ねた断捨離を心がけていますが
ひとつひとつ手に取って眺めていると、
ついつい残す物の方が多くなってしまいます。
その残した物を また集めて再度選別作業をする羽目に。
こうして 色々な思いをふるいにかけて残した物も
自分の亡き後には また要らない物となってしまうのにね。

こういう片付けは
気力ばかりではなく 結構体力も要って心身ともに疲れます。
物も人も古くなると 後に残された者にとっては 
悲しいけれど お荷物になるだけだものね。 

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