ミーシャのひとりごと

数あるブログの中 訪問してくれてありがとう。
蒜山高原や大山などの風景写真を撮りながら
田舎暮らしを楽しんでいます。

寂しい現実

2018-05-02 06:57:53 | フラワーパーク・公園
     
               こんにちは~♪

前回からの続き・・・
平福宿や播州平福しゃくなげの里、大茅の芝桜と寄り道をしながら目的地の
東粟倉村「愛の村パーク」へ到着。

エッ! こんな所だったかしら~?って、あまりにも変貌していて驚いてしまいました。
二十有余年というより、もっと以前の事 オープンして間のない頃だったか
多くの人が訪れ、レストラン前の傾斜した広場にはハーブや草花が咲き乱れ、素敵な雰囲気でした。
後ろの山林の中には素敵な建物のおもちゃ館があり、ヨーロッパ等の木製の玩具を沢山展示していました。
クラシックなデスクオルゴールも多く展示してあって、素晴らしい音色に魅了されたのを思い出します。
でも、今は昔の面影はどこへやら ひと気もなく寂れた姿が悲しい。。。




当時の景色が忘れられず、
後ろの名倉山の中腹にあるベルピール自然公園へ上がってみる。




駐車場がこの位置だから高い所で素晴らしい眺望です。





ここへ上がって来た時は晩秋に近い頃で
周りを山に囲まれ、すり鉢状の底に広がる稲田は
実った稲穂が黄金色に輝いて素晴らしく、感動の景色でした。

中心に所々 いつの間にか木々は大きく成長して緑濃くなって。。。
長い月日が経過したんだなぁ~~と 改めて感じる。




一段と上に立つ鐘楼
日本一大きなベル「愛の鐘リュバンベール」は健在でした。
リュバンベールはフランス語で「緑のリボン」を表わすそうです。
直径2メートルで重さは6トンあります。




この愛の鐘は東粟倉のシンボル的存在で
ひと頃のような華やかさはありませんが
今でもウエディングセレモニーが利用出来るようです。
このベルの音色が村中に響き渡るのです。。。









当時は多くの観光客が押しかけ、
あの扉を開けて階段を上がり、順番に並んで鐘を鳴らしたものです。






















かっての入園口の料金所
建物は奇麗に塗り直されていますが、壊れて外れたドアが侘しさを物語っている。
当時はここへ上がって来るまでは長い渋滞でしたが。。。

何にしても 今は昔!
バブル期のふるさと創生政策で、日本の津々浦々まで色々な箱物が建てられましたが
バブルが弾け、少子化も伴って至る所でこんな状態に・・・
寂しい現実ですね。





お出かけドライブも楽しい日ばかりではありません。
今回のように気持ちの沈む日もあって、この日は随分と疲れた一日でした。



石楠花の里では 人がやっと通れる位な狭くて急な山道に 
手入れ不足の樹形は悪く、お花はピークを過ぎていて傷みが目立ち
やれやれ・・・と駐車場に降りて来ると、
入園料1人600円いただきます・・・って! 
最初から知ってたら 目の前の山を見てパスしていたのに。。。

夫とブツブツ言いながら 
奈義山麓に広がる田園地帯の菜の花風景を見て帰路に。




そろそろ菜の花も終わりかけ。










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