学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

Driving Force

2015年06月13日 | 英語学習
NHKラジオ「入門ビジネス英語」の Lesson 19(6月8日放送)の「今日のフレーズ」で取り上げられているのは「driving force」という表現です。
「driving force」とは「原動力、推進力、けん引役」という意味で、スキットの中では次のように使われています。

It looks like the Asia-Pasific region will be a driving force for Taito Electric.
(アジア太平洋地域は、台東電器を引っ張っていく存在になりそうですね)

僕の場合、ちょっと気になる表現や「いいな」と思った表現に出会ったときは、必ず数種類の辞書を引き、できるだけ多くの例文をチェックするようにしています。
和英辞典の「原動力、推進力」で調べてみると、「driving force」を使った例文がいろいろと出てきました。

* You were the driving force behind our victory.
  (優勝の原動力は君だ)

* Bill was the driving force behind the project.
  (ビルがそのプロジェクトのけん引役だった)

* The people's enthusiasm was the driving force of the peace movement.
  (民衆の熱意が平和運動の推進力である)

* The lifetime employment system has been a driving force for the economic growth.
  (終身雇用は経済成長の原動力のひとつであった)

物事を力強く前進させるために、先頭に立ってグイグイ引っ張ったり、ブルドーザーのように後ろからグイグイ押したりするイメージですね。
こうしてさまざな例文に触れることで、その言葉がより立体的に感じられるようになります。
言葉に命が吹き込まれ、生き生きと輝き始めるのです。
そして仕上げは自己表現練習です。

「僕にとって外国語学習の推進力は何だろうか?」
 → What's the driving force of learning foreign languages?

「未知の世界を探求したいという欲求? できる限り多くの人とコミュニケーションを取りたいという欲求? それともただ楽しいから?」
 → The desire to explore the unknown world? The desire to communicate with as many people as possible? Or just for pleasure?

当ブログのタイトルである「学ぶ喜びを生きる力に」を「driving force」を使って表現してみると、こんな感じになるのでしょうか。

「学ぶ喜びが毎日一歩一歩前進していくための原動力だ。」
 → The joy of learning is the driving force for going forward step by step every day.

皆さんにとって、外国語学習の「driving force」は何ですか?
また、毎日一歩一歩前進していくための「driving force」は何ですか? (^^)
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弾きやすくなったかな?

2015年06月10日 | アコースティック・ギター講座
ギター講座で学んでいるМさんのギターの弦を、「エクストラライト・ゲージ」というやや細めの弦に張り替えました。
「ちょっと練習するとすぐに指が痛くなってしまう」という今の状況を少しでも改善できるといいのですが…。



ギターの弦には、太い弦から細い弦までいくつかの種類があって、購入時には中くらいの太さの「ライトゲージ」という弦が張ってあるのが普通です。
太い弦を張れば、音量も大きく、しっかりした音が出ますが、指で押さえるのに力が要ります。
逆に細い弦にすると、音量はやや控えめになりますが、弦が柔らかいので、初心者や女性にも比較的抑えやすいという利点があります。

弦を張り替えたこのギターを手にした瞬間、課題だった「Fコード」も難なくクリアーし、嬉しそうにガンガン弾きまくっているМさん。
そんなМさんの姿を想像しながら、運指が滑らかになるように、指板には潤滑剤を塗り、ボディーの部分もピカピカに磨き上げました。(^O^)/
購入してから一度も弦を張り替えてない状態だったので、新しい弦に変えたことで、音も確実に良くなったと思います。

5月13日の記事「Fの壁に立ち向かうのはやめよう!」で書いた通り、現在、『乾杯』と『青葉城恋唄』を練習していますが、一昨日の練習で、新たにキャンディーズの『春一番』を加えました。
『春一番』もバレーコードなし(使用コード: Am, C, G, Dm, E7)で演奏できるんですよ!
「♪ 雪がとけて(Am) / 川になって(C) / 流れて行きます(G) / (Am) ♪」のように、サビ以外は殆どが「Am→C→G→Am」です。

生まれ変わった(←ちょっと大げさですが)Мさんのギター。
少しは弾きやすくなったかな?
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どんなにつらくても

2015年06月08日 | 韓国・韓国語
前回の記事で、韓国語で書いた詩を発表しましたが、今回は「시조(シジョ)〔時調〕」の形式で書いたものを発表します!

「シジョ」とは、高麗時代の終わりごろに生まれた韓国・朝鮮固有の定型詩です。
初章・中章・終章の3章から成り、それぞれの章の音節数(文字数)が、初章・中章は「3・4・3・4」、終章は「3・5・4・3」と決められています。
ただし、多少の音節数の変更は可能で、3章で40~45音節程度となっているようです。

タイトルは「아무리 힘들어도(どんなにつらくても)」です。
実はこの詩は、僕が何年も前に日本語で書いた短い詩が土台になっています。

「どんなに傷ついても倖せ だって喜びも悲しみもみんな かけがえのない宝物になるんだから」

この詩の言葉をもとにして、シジョの形式に合うように表現を変えたり、言葉を加えたりしながら完成させました。


아무리 힘들어도

아무리 힘들어도 그것은 행복이다
왜냐면 기쁨이나 슬픔이나 모든 것이
나중에 아름답고 귀한 보물이 될 테니까

(日本語直訳:
どんなにつらくても それは幸せだ
なぜならば 喜びや悲しみや すべてのものが
あとで 美しく大切な宝物になるはずだから)


この詩を、花のペーパークラフトと組み合わせ、はがきサイズのカードに仕上げてみました。


ご希望の方に差し上げます!
応募者多数の場合も抽選になることはありません。(^^)
頑張って人数分作りますよ~!

お問い合わせは y.okuda363@gmail.com までお願いします。
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あじさい(수국・水菊)

2015年06月03日 | 韓国・韓国語
前回に引き続き、今回のテーマもあじさいです。
韓国語ではあじさいのことを「수국」といいます。
(これは「水菊」という漢字語ですが、「紫陽花」をハングル読みした「자양화」もよく知られているようです。)

今日は、僕が韓国語で書いた「수국(あじさい)」という詩を発表します! (^^)/
ネイティブのチェックを受けていないので、表現が不自然な部分もあると思いますが、
その点はどうか大目にみてください。

*   *   *   *   *

수국 (あじさい)

장마철이다.
長雨の季節だ。

비가 내리거나 흐린 날씨가 계속되면
내 마음까지 좀 우울해질 것 같은데
나는 이 계절에 피는 수국을 아주 좋아한다.
雨が降ったり曇りの日が続くと
心まで憂うつになりそうだが
僕はこの季節に咲くあじさいが大好きだ。

그 이유가 세 가지 있다.
その理由は三つある。

첫번째.
수국이라는 이름대로
비에 젖으면 한층 더 아름다워진다.
一つ目。
水菊という名のとおり
雨に濡れるといっそう美しさを増す。

두번째.
그다지 강하게 자기 주장을 하지 않고
주위 풍경에 자연스럽게 융화되어가는 연한 색깔을 보면
어쩐지 마음이 안정된다.
二つ目。
それほど強く自己主張をせず
周りの風景に自然に溶け込む淡い色を見ていると
何となく心が穏やかになる。

세번째.
작은 꽃이 많이 모여 피어 있는 모습이
마치 덧없는 존재인 인간들이 서로 도와주면서
힘을 합쳐 살아 있는 모습과 비슷해서
왠지 응원하고 싶어진다.
三つ目。
小さな花がたくさん集まって咲いている姿は
まるで儚い存在の人間が互いに助け合いながら
力を合わせて生きている姿と似ていて
何となく応援したくなる。

만약에 당신을 다시 만나게 된다면...
もしも君にもう一度会えたなら…

지금 이 계절에 만날 수 있다면...
今この季節に会えたなら…

수국 한 송이를 선물하려고 한다.
あじさいを一輪贈ろうと思う。

차분하고 연한 보라색이 당신에게 잘 어울릴 것이다.
落ち着いた薄紫色が君によく似合うはずだ。

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あじさい(紫陽花)

2015年06月02日 | 日々の雑感
あじさい(紫陽花)が美しい季節になりました。

近所に「あじさい博士」と呼んでもいいくらいアジサイに詳しく、自らも数多くの種類のアジサイを育てている奥さんがいます。
先日、朝のウォーキングの途中で通りかかったとき、「あじさいガーデン」(僕が勝手に命名しました)の垣根越しに、
「うわ~、ホントに綺麗ですね~」
と声をかけると、
「『なばなの里』よりも、ウチのほうが種類は多いわよ!」
と、さすが余裕のコメント。
「もし良かったら、これ持って行って」
と鉢ごとアジサイをいただきました。
それがこれ、カシワバ(柏葉)アジサイです。
葉っぱの形がカシワの葉に似ています。


そして今朝、今度は散歩に出かけた母が、薄紫、ピンク、白のアジサイをたくさんもらって帰ってきました。
今回いただいたのは一般によく見られるアジサイです。
気前の良い「あじさい博士」の奥さんに感謝、感謝、感謝。(^O^)/
さっそく塾の教室にも飾りました。


「人は皆こうして、肩を寄せ合って生きていくんだ。」
アジサイを見ていると、ふとそんな気持ちになります。
愛らしい小さな花は、僕たちにそのことを伝えたくて咲いているんじゃないかな…。
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