学ぶ喜びを生きる力に☆奥田塾

三重県桑名市にある小さな英語塾・奥田塾のブログです。テーマは、学ぶ!楽しむ!分かち合う!

ソウルの焼肉屋さんで大ピンチ!

2015年12月27日 | 韓国・韓国語
韓国滞在初日の夜は、ソウル市内の地下鉄・ホンデイプク(弘大入口)駅近くの「Meat-ing」という焼肉屋さんで食事をしました。



テーブルの向かい側に座るのは、LさんとK君。
Lさんは、9月に日本で知り合った北京在住の中国人女性、そしてK君は、彼女の友人の中国系シンガポール人男性です。

Lさんとメールを交わす中で、彼女が友人と初めて韓国を旅行すると聞き、「僕は何度か韓国を旅行したことがあって、ずっと韓国語の勉強もしている」と伝えると、何となく「韓国で会うのも面白そう」という話になって…。

「ボーイフレンドとの旅行なのに、僕が邪魔するわけにはいかない」
「ボーイフレンドじゃなくて、ただの友だち」
そんなやり取りもありましたが、「まあ、とりあえず行ってみるか!」ということで決めた今回の韓国行きです。

問題は僕の中国語。
勉強中とはいえ、会話はほんの赤ちゃん程度。
ただ、「シンガポール人がいれば英語で意志の疎通ができる」という安心感もありました。

ところが悲しいことに、この「安心感」は、彼と出会って数分後には「危機感」に変わってしまいます。(T_T)

駅で待ち合わせをして、店に移動。
席に着き、お互いに持ってきた手土産を交換したあと、しばらくして気づきました。
「?????」



彼の話す英語がほとんど分からないのです。
例えば、「What kind of job do you do?」(どんな仕事をしているんですか)と尋ねると、「Accounting.」(経理です)という答えが返ってきます。
そこまではいいのですが、そのあとに続けて彼が話す内容がさっぱり聞き取れません。

大、大、大ピンチ!
何度聞き返してみてもダメです。

「Sorry. I'm not used to listening to English spoken by people in Singapore.」(申し訳ない、シンガポール人の話す英語に慣れてなくて)
などと言い訳をしながら、耳が慣れるのを待ちましたが、残念ながら道のりは険しく、結局ギブアップ。

1人13,900ウォン(約1,400円)で食べ放題の焼き肉は本当に美味しかったし、明るくてやや気の強い中国人女性と、彼女の言いなりのようにも見えるシンガポール人男性の絶妙な掛け合いを見ているのも楽しかった。
しかし、意思疎通不能ストレスには耐えられず、その後は行動をともにすることを断念。
店を出て地下鉄の駅に戻り、「Have a nice trip!」(楽しい旅行を!)と告げて、そのまま二人とは別れました。

K君は礼儀正しく優しい好青年で、それだけに余計に申し訳なくて…。

ちょっぴりほろ苦い思い出ですが、これもまた旅の楽しみかな。(*^^*)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする