かっくんの車座ブログ

ハーモニカをふきながら旅をしています。

映画「一陽来復」を観て、繋がっている

2018-04-22 07:32:47 | 演奏会
映画「一陽来復」という、震災復興のために

いったい何が必要なのか、考えさせられました。

やはり、風化です。

幸い、小諸には、硯石があります。



誰が作ったのか、

ナスの作りかけです。

この方は、作っている途中で、

逃げる事が出来たのか、

流されたかは、判りません。

現場にいた方が作っていたのは間違いありません。

そんな貴重な物が、何と遠く離れた小諸にあるのです。



触ってみると、冷たいです。石ですから、

でも、繋がっています。

触ることで、繋がる、これが、いつまでも

ここにあるという、奇跡!

風化を防ぐためと我々がこの活動を続けてきた証と

ただの石ではないのです。

意思を繋いでいく、石です。


震災現場では、終わりはありません。

心の傷はそう簡単には治りません。

でも、この音色が少しでも役に立つのならば

お届けに行きます。待っていてください。