【クリダケ by 高野幸雄】
サッカーの攻撃で、選手間の「イメージの共有」が必要、なんて言われる。流れるような連係プレーが現れ、観ている方もその心地よさが伝わってくる。
いちいち説明を要さないイメージの共有があると最高に楽しい時間が流れることは間違いない。
普段の会話やお付き合いの中でもこういう感覚はとっても嬉しいし、気持ちいい。
以前、ある患者さんがふと目に止まって手に入れたという光るキノコのランプ。その話を聞いた瞬間に頭の中でイメージが湧き上がっていた。山奥深く入り込み、苔むす倒木の下などにポツンポツンと生えるキノコ。雨が上がり射し込んできた一条の陽がキノコを照らす、、、そんな場面に出くわて心が沸き立った、その時の光景が蘇っていた。
さっそくネットで調べてみたらまさに描いていたとおり、イメージ通りのキノコのランプがそこにあって感激した(作者のサイト)。すぐに手に入れたかったのだけど、これがなかなか入手困難だと判明し、いったん想いを凍結していた。
そのキノコのランプが我が家にやってきた。(2013年青梅市内の多摩川河川敷で拾ったという流木にキノコLED)
気に入って手には入れて飾ってはみたけれど、自宅マンションにも職場にもどうにももう一つピンとこない。あなたの所に飾ってもらった方が似合うし作者も嬉しいでしょ。今度木の家も出来るって言うし、、、なんておっしゃられてプレゼントされてしまったのだ。
ちょうど10歳年長のこの患者さんとは普段会話の中で「イメージの共有」が度々ある。今回もそんなイメージの共有をしていたので、それこそワーワーキャーキャーもののプレゼントだったのです。
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