ナースうさぎのあーちゃん

動物病院「ナゴヤはりもぐペットクリニック」の元ナースうさぎ婦長のあーちゃんのブログです。

「椎間板ヘルニア」手術するほうがいい場合は??

2015年03月06日 | Weblog
あーちゃんパパの治療では、特にミニチュアダックスやコーギーの椎間板ヘルニアの治療がほとんどです。

ほとんどが1回~数回の鍼灸・レーザー・低周波・つぼマッサージで治りますが、次のような場合は手術をお薦めします。

「肺尿が自力で出来ない」場合;いつも飼い主さんが尿を絞らなければならず、放っておくと尿毒症で命が危ういです。

「痛みが続く」場合:ペットがかわいそうですから・・・

ただし、椎間板ヘルニア手術は全身麻酔ですので、10歳以上の高齢ペットの場合は、十分な注意が必要です。

また、椎間板ヘルニア手術の成功率は、どこでも50%位と言われていますので、術後麻痺が残っていたら、再手術か鍼灸治療がいいかと思いますよ。(麻痺が残っていても、排尿や痛みはとれることが多いようですから・・)