あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

水曜会

2022-04-20 22:39:00 | ブログ
こんにちは。今日は、本当に気持ちの良い1日でしたね🙂
毎日、こんな過ごしやすい日が続けばいいのに❣️
と思いますが、明日はまたお天気が崩れるようですね😢

今日は、水曜会でした。
水曜会とは、経絡治療の治療家を目指す鍼灸師のたまご🥚さんや
ひよこ先生🐣と一緒に、経絡治療を学ぶ勉強会です😊

当院では、治療中の治療の見学は原則、お断りしています。
精神神経疾患を抱えておられたり、内科疾患の方
小さなお子さまなど、治療中にスタッフ以外の見学が
ご負担になる方がいらっしゃることと、治療中に
リラックスして治療を受けていただきたいために、
治療中の見学はお受けいたしておりません。

見学ができないなら、勉強会を開いてもらえないか?
という要望をいただいてから、早20年以上が経過いたしましたが、
経絡治療を学びたいという先生方に支えられながら
現在も続けています(スタッフは全員参加していますが、
他にも10名ほどの先生が参加されています)

今日は、経絡治療家にとってのバイブルともいえる
難経(なんぎょう)の勉強と実技をいたしました。
この本は、2000年近く前に書かれた古典ですが、
現在も治療の基本的な指針として、活用されている書籍です。
古典のため、さまざまな解釈書が出ています。
解釈書が発行された時期も様々で、いろんな解釈書を紐解くことで
古代の先生方が、どういう意図で書かれたのかと
思いを馳せながら、実技で検証をしながら
現代に生かせる治療にしていくために、水曜会で学びあっています。

今日も、鍼灸師を目指す先生から、思いがけない
質問をいただき、初心にかえることができました😊
慣れてくる頃に、当たり前になってくると
初心の頃に気になったことが見えなくなってきます。
それが良い面でもあり、残念なことでもあるのですが
こうして、一緒に学ぶことで再び気づきをいただくのですね。

今日も、次回までの宿題ができました。
こうして、水曜会を今後も続けて行きたいと思います😊


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『カラダびっくり』

2022-04-19 21:20:00 | 健康・病気
こんにちは、スタッフの福山です。

先週は寒暖差に『カラダびっくり』の1週間でしたね😳
今週は雨降りや夏日になる日もあるそうで、外出時の服装に気を付けるなど、
対策して『カラダびっくり』しないようにお過ごしください🍀😃🍀

カラダびっくり‼️といえば、寒暖差で起きやすい症状は
「血圧の変動」「自律神経の失調」「痛みの疾患の悪化」
「めまいや耳鳴り」「呼吸器系統のトラブル」など多岐にわたります。

私たち人間も、大自然の中で生かされていることに変わりありません。
本来は、天候や気温をはじめとする自然界からのエネルギーは、
私たちを養うエネルギーとなっていますが、これらの変化が激しいと
養うエネルギーとして受け止める以上に、過剰となってしまい
調節機能がオーバヒートしてしまうことがあるのです。

毎日の適量な食事が、身体を養うことは周知の通りですが、
食べすぎ飲み過ぎは、身体を壊す原因となってしまうのと同じです。
私たちは、自然に生かされているというのが東洋医学の基本理念となっています。

現在、自然の産物ではない新型コロナとワクチンの後遺症で、大変な思いをされている方がいます。
コロナ後遺症外来が設置されたり、愛知県では新型コロナワクチン副反応等見舞金についての発表もあり、
医療機関にかかっている方々が多いことが伺えます😢
症状によって、病院で検査や治療が必要なこともあります。
検査をして異常がみつからなかった場合、症状に対する薬が処方されますが、症状が長引くこともあり病院を転々とされる方もいるそうです。

経絡治療は、四診法(望診・聞診・問診・切診)によって病の本体を明らかにして、
必要な穴(ツボのこと)に、虚していれば(弱っている)補い、実していれば(強い、滞りがある)瀉す(取り除く)鍼治療が行われます。
新型コロナとワクチンの後遺症にお悩みの方で、病院での対応に行き詰まった方がもしもいらっしゃったら、
ぜひ脈診流経絡治療の鍼灸を受けられることをオススメしたいと思います✨😃✨
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当院の往診対応について

2022-04-18 22:10:00 | ブログ
こんにちは😃今日は、一日中雨が降ったり止んだりと
早い梅雨⁉️と思ってしまうほどでしたね😜
今日は、足元の悪い中治療にお越しいただいた患者さまには
感謝申し上げます😊

当院は、往診専門のスタッフが常駐している治療院ではございません。
中には、往診専門でやっておられる先生方もおられますが、
当院は、初診の方の往診は基本的にお引き受け致しておりません。

では、どのような患者様に往診対応しているかと申しますと、
継続して治療を受けておられた患者さまで、通院が困難になってしまった患者さま
(がん治療を続けておられて、副反応などで通院困難な患者さま。
高齢化に伴って、お一人での通院が困難な患者さま。
身体的な障がいのために、通院のできない患者さまなど)
に、往診に出かけられるスタッフのいる時間にかぎり
往診対応をさせていただいています。
ですから、曜日や時間の固定された往診などは
残念ながら、お受けできないのが現状です。

もちろん、患者さまと当院スタッフとのお話し合いで、
往診対応は可能です。ただし、治療院までご自分で通院できる方は
申し訳ございませんが、お断りさせていただいています。

当院では、脈診流経絡治療をおこなっております。
当院では、往診対応ができない患者さまでも、
経絡治療を行なっている先生をご紹介することは可能です。

当院では、できる限り治療の機会がいただければ
経絡治療に触れていただきたいと思っています。
往診に限らず、何かお困りのこと、ご不安なことなどございましたら、
いつでもお気軽にご相談くださいね😊
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言霊と陰陽 その1

2022-04-17 20:58:00 | うんちく・小ネタ
こんにちは。今日はあいにくの雨☔️
昨日、家内が実家に帰省した際に偶然見られた虹🌈をトップ画像にしました😊
毎週、日曜日は院長の自伝を書かせていただいています。

言霊と言うとなんだか怪しさを感じるのは私だけであろうか? 以前私が失明
宣告を受けたときに新興宗教の教祖様が電話で「気」を送って治すと言うのを信
じなかったと書いた。実は今、私がそれに似たようなことを行っている。
ただしそれは東洋医学に興味を持っている患者さんの治療を行っている時に限る。
少し付け加えると東洋医学と言うよりも東洋哲学、東洋思想、あるいは自然哲学に興味
を持っている患者さんと言うのが正しいであろう。
その時はことさら大きな声で説明する。他のベットに寝ている患者さんに聞かせ
る為だ。特に病院で自律神経失調症と言われ精神不安定な患者さんは本人に直接
話を行ってもなかなか素直には受け止めない。しかし、他の患者さんに言ってい
ることであれば少し余裕を持って聞いていただけるのだ。
「あのね、精神って一言で言うでしょ。東洋医学では、精は腎に蔵され、神は心
が蔵しているんだよ」。更にね、腎は水を主り、心は火が主っているのです」。
「そしてね、東洋医学では病気を大きく陰と陽に別けて、腎・水は陰性で冷えや
すく、心・火は陽性で熱っしやすいんです。」
この辺まで話すと、他のベットの患者さんも静かに聞いている。
更に続ける。精神って一言で言うけどね、健康な時には、精は下腹、皆さんも良
く知っている「丹田」に納まっているんです。
そして、心に納まっていなければならない神が不安定なときは腎・水が助けに行きバランスを取っているのです」
「判ったでしょ。火が燃えすぎた時は水で火の燃え上がるのを調節して、精神のバランスを整えているんです。」
つまり、精神の精は下焦(下腹部の丹田)に納まり、腎に蔵されて水の性格を持つ。
神は、上焦(胸部)に納まり心に蔵され火の性格を持っていますので、双方のバランスを整える鍼を行うことで精神は安定するのです。
更に続ける。「私が脈を診て最初に鍼を行うのは必ず手足でしょ。」
「ここはね。五臓六腑の病を治す出張所なんですよ。」
「これを脉診流・経絡治療では本治法といいます。根本治療ですね。」
「例えばね。樹木に水を与えずに枯れたり、水を与えすぎて腐ったりしたら枝葉も枯れるでしょ。」
脉診流・経絡治療はここを一番大切にしているのです。
残念なことに鍼灸治療の多くが、明治維新による漢方撲滅運動と第二次世界大戦による敗戦時の
GHQのマッカーサーによる鍼灸医学廃絶運動という二度にわたる暴挙により、
西洋医学に基づく鍼灸を科学的だと称して東洋医学理論に基づく鍼灸を廃絶しようとしたために
真の東洋医学を行う鍼灸院がほとんど無いのが現状です。
これには鍼灸の国家試験のあり方にも言及しなければなりませんが、ここでは省略します。

次週に続く

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ツボのお話〜天枢〜

2022-04-16 20:43:00 | 健康・病気
こんにちは!
スタッフの籔本です🥸

木曜日から雨で乾燥気味だった気候も
梅雨のような湿気と気温差で体調を崩された方も多かったのではないでしょうか?
寒かったり暑かったりで着るものが困りますね💧
さて、今日はツボのお話です💫
ご紹介するのはお臍のすぐそばにある天枢(てんすう)です!
お臍の指3本分外側にとります。

天枢は大腸の募穴であり、
大腸の反応や調子が反映されるツボです☝️
下痢や便秘、ガス溜まりによるお腹の張り、
消化器の症状にもよく使用されるツボなのです!
特に便秘に悩まされている方はとても多く、年齢層も幅広く感じます。
便秘薬を使われる方もいらっしゃいますが、
なるべく薬に頼らず自然な流れで排出したいものですよね。
漢方はり治療では、体に備わった機能を活動的、同時に保つ働きがあります。
大腸ならば胃腸から送られた食べ物のカスを大腸の蠕動運動で自然なお通じを促す働きをします☺️
最近では「腸活」などと目にしますね✨
それほど身体の健康には腸の働きが重要なのです!
ぜひお腹の不調ご相談くださいね♫
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