あまの鍼灸院ブログ

鍼灸院での毎日の様子をアップしています。
鍼灸院ってどんなところ?と知っていただけたらうれしいです。

治療を受けられる時!

2019-05-08 22:27:00 | 健康・病気
こんにちは。今日もよく晴れていいお天気でしたね。
 
初診の予約を取られる時に、よくあるご質問に「どんな服装で行けば良いですか?」と言われる方がしばしばあります。
 
当院では「肘から先と膝から先とお腹が出るような格好でお願いしています。」とお答えしているのですが、「腰痛ですけど?」「肩こりですが?」とおっしゃる方が多いのも事実です。
何故、肘から先と膝から先とお腹が出ていないといけないのか?ということですが、当院の治療は脈診・腹診などから先ず五臓六腑の様子を拝見します(脈やお腹からだけではなく、全身の様子も加味して総合的に診断をしています)。そこで先ず五臓六腑の変動をふまえた上で「本治法」を行います。この一番最初の治療が最もメインとなる免疫力アップであり、デトックスであり原因治療に繋がっています。
この「本治法」で使うツボは総て肘から先、もしくは膝から先にしかありません。「五行穴」と言って、鍼灸師ならば誰でも知っている基本中の基本のツボになります。こちらのツボを使って、元気のもとにはたらきかけて治療を行っています。この後に、個別の病状に合わせた治療を行っています。こちらは「標治法」と言って、目的や手法が違ってきます。
ですから、どなたでも肘から先と膝から先を出していただかないと治療ができないのです。
 
ここまで読んでくださると、勘の良い方はお分かりになると思いますが、肩の病症の方は肩が出るような格好で、腰の痛い方は腰が出ている格好でということになります。ご理解いただけるでしょうか?もちろんこの限りではありません。腰が原因の足の痛みがあったり、首の凝りが原因の頭痛などもあります。一概には申し上げられないのですが、目安としてお考えいただければと思います。
 
当院では、患者さまが最もリラックスできる状態で治療を受けていただけるように、特に治療着は用意しておりません。治療時は下着だけで受けていただくことが一番良いのですが、気になられる方はショートパンツやキャミソールなどをお持ちください。
 
全身治療をしている都合上、腰だけ鍼治療をしたり肩だけしか触らないということはございません。漢方鍼治療は身体を丸ごと診ていく治療です。ですから、肩凝りからくる頭痛など、どちらもいっぺんに快方に向かわせることができるのです。
 
特に初めて鍼治療を受けられる方は、いろんなご不安がおありかと思います。どんな些細なことでも結構です。お気軽にお電話やメールでお問い合わせくださいね。
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