よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

風流-京都市東山区:石塀小路

2015年02月28日 | 京都市(左京区、東山区)
Ishibei-Kouji Alley, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、京都市東山区の散策を続けるワタクシでありますが、高台寺を出て西に向かうとすぐに
ちょっと入り組んだ、そしてとても風情のある裏道があるんですよ


石塀小路と名づけられた裏道は、ワタクシが好きな裏道の一つで、このブログでも何度か紹介いたしました。
http://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/c6955187c19f6b64434462d4e7473504
http://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/cfc41f6999e31b051a0e81c4fd78f3ff


由緒ありそうな石塀小路なんですが、出来たのは比較的最近のことで、大正時代の初期の頃なんです
石塀小路の土地は、当初は高徳時の塔頭である圓徳院のの所有地でしたが、明治時代になって税金を納める必要が出てきたため、
圓徳院庭園の一部を取り崩して、通り抜けの道を造ったのが石塀小路の始まりだそうです


京都は日本で一番最初に市電が走った街なんですが、市電が廃止されるようになって、市電に使われていた石畳をここに敷いたことにより
この美しい石畳の道が完成したんですよ。市電の廃止は残念ですが、石畳が再利用されたのは素敵なことですね


この雰囲気ある石畳の道で映画やテレビのロケが行われるようになり、映画やテレビの関係者を目当てとした飲食店や旅館が次々と出来て
現在のような石塀小路の景観が出来上がったそうなんですよ。今ではこの雰囲気をもとめて、観光客がやって来るんです


ワタクシは京都で学生時代を過ごしたのですが、その時にはもう市電が全面廃止されておりました。
でも、年配の人などは「そこをまっすぐ行ったら電車道に出るから」「そのお店やったら市電の停留場の前やで」というように
市電の存在が人々の生活の中にまだ残っていたのを感じたことを覚えています


石塀小路を訪れる人が、石畳を踏みしめる時にそんな歴史があったことを覚えてくれていたら嬉しいなぁ


そして石塀小路から北に少し向かうと、かつては祇園社と呼ばれた八坂神社があるんですよ。
このあたりはいつも、どんな時でも観光客でいっぱいですよね


ワタクシは観光客の雑踏を避けるように、狭い裏道へと足を進めていくのでありました

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


私が京都で学生時代を過ごしたのは、30年少し前のことでしたが、その頃と比べて「良くなったなぁ」と思うのは
タバコの吸い殻を道端でほとんど見ることがなくなったことなんですよ。
時代の流れで禁煙が当たり前になったことが最大の理由だとは思いますが、タバコだけではなくゴミのポイ捨ても減ったように思います。
さすがの中国人観光客も、この環境では唾や痰を吐くのははばかられるようですね



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なのにあなたは京都に行くの-京都市東山区:高台寺

2015年02月27日 | 京都市(左京区、東山区)
Koudaiji Temple, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、ワタクシは京都市東山区にある大好きな高台寺を参拝しておりました


偃月池の上にかかる橋の向こうにある建物は開山堂、そして写真ではわかりにくいのではありますが
橋の中ほどに観月台があるんです。ここに座って、夜空の月を愛でたのでしょうな


ワタクシは冷気漂う高台寺の境内を、静かに、ゆっくりと散策しておりました。
ワタクシ、こういう状況になった時に、よく発生する現象があるんですよ


それは何かと言いますと、なぜか突然、頭の中に普段は思い出すこともないような昔聴いたことがある曲が鳴り響くんですよね。
一人で静かな環境に身を置き気に入った風景を眺めていたり、黙々と登山道を歩いている時などにこの現象が起こるんです


この日、突然頭の中に「なのにあなたは京都に行くの 京都の町がそれほどいいの この私の愛よりも~」というフレーズが
頭の中で何度も何度も鳴り響いたんですよ。出だしの歌詞もメロディーも覚えていません。このサビの部分しか記憶には無いのです。
確かチェリッシュという男女(確か夫婦だったはず)のデュオが歌っていた歌なのですが、なぜか頭の中でこのフレーズが渦巻いておりました


気になったので家に帰ってから歌詞を調べてみました。

私の髪に 口づけをして 「かわいいやつ」と 私に言った
なのにあなたは 京都へ行くの京都の町は それほどいいの この私の 愛よりも

静かによりそい やさしく見つめ「愛する人」と 私を呼んだ
なのにあなたは 京都へ行くの 京都の町は それほどいいの この私の 愛よりも

燃える腕で だきしめて「永遠の愛」を 私に誓った
なのにあなたは 京都へ行くの 京都の町は それほどいいの この私の 愛よりも



この歌が流行ったのはワタクシが小学生の時でしたので、歌詞なんて全く理解していなかったのですが
今こうして見てみると、いろんな解釈が出来る歌ですね


純粋に考えたら田舎の町で恋人同士だった高校生がいて、彼女は地元の大学に進学、もしくは地元で就職するのに
彼の方は京都大学、同志社大学、立命館大学などがある京都へ進学してしまったと読み取れます


五十路にもなったオジサンは純粋ではありません。この歌詞の男女は不倫関係にあって、男の家庭は京都にあると考えれば
不倫相手に「京都に帰らないで」と迫る女性の姿を想像できます
まぁ、解釈は人それぞれでありますが、こういう歌詞だったんだと改めて知ったワタクシでありました。


着物姿のお嬢さん達はこんな歌を知る由もなく、「そうだ京都行こう」と京都にやって来たのでありましょう

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


普段は歴史や地理の講釈が多いワタシのブログですが
今日はくだらぬことをダラダラと書いてしまいました。
ちょっと反省…どうか笑って許してやってくださいませ



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ねねと秀吉-京都市東山区:高台寺

2015年02月26日 | 京都市(左京区、東山区)
Koudaiji Temple, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、ワタクシは京都市東山区をカメラ片手に歩いていたのでありますが
二寧坂から北へ向かって歩いていくとワタクシの大好きな高台寺があるんです


高台寺は以前にもこのブログで紹介したことがありますが、ワタクシはこのお寺がすごく好きなんですよねぇ。
冬のこの季節は訪れる人も少ないお寺なので、ゆっくりと散策することが出来るだろうとワタクシは参拝することにいたしました


高台寺は豊臣秀吉の死後、その菩提を弔うために秀吉夫人のねね(北政所)が慶長11年(1606)に開創したお寺です。
高台寺は臨済宗建仁寺派の禅寺であり、秀吉と北政所を祀るお寺なんですよね。
なお、秀吉の正室「ねね」なんですが、「ねね」「おね」「ね」「ねぇ」など呼び方がいろいろあるのですが
ここでは一般的に流布している「ねね」を使わせていただきますね


ねねが秀吉を弔うために高台寺を建てた時、豊臣家は大阪城を拠点に西日本ではまだまだ絶大な力を持っていました。
徳川家康は豊臣氏を慕う大名たちの反発を避けるため、高台寺の建立に際してはねねを手厚く支援したんです


方丈の前に広がる方丈庭園、そして方丈庭園の向こうには朝廷からの勅使を迎える勅使門があります。
大好きな高台寺の中でも、ワタクシはこの場所が一番好きなんですよ


誰もいない方丈で、ワタクシは贅沢にも方丈庭園の眺めを独り占めしていたのでありますな


この方丈庭園の真っ白な砂なんですが、この砂の中には石英がたくさん含まれているんですよ。
満月の夜には月の明かりが石英を含む白い砂に反射し、方丈は明るく月明かりに照らされるんです。
なんという素敵な感性なんでしょう。月明かりに浮かび上がるような方丈を見てみたいものです


秀吉という人物は、彼の出生というか育ちにも由来しているのでしょうが、どうも成金趣味なんですよねぇ。
およそ千利休が言う「侘びさび」を理解していたとは思えない人物です


それに比べ、ねねという女性には品の良さ、豊かな教養を感じることが出来るんですよ。
この高台寺が持つ美しさ、気品のある佇まいはねねの人柄のような気がします


ではでは、素敵な高台寺を巡ってみるとしましょうかね。人も少ないので、静かに散策が楽しめそうです

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


ねねと秀吉…様々なドラマで描かれてきたこの夫婦には、人それぞれの思い入れがあることでしょう。
不勉強な私ごときが、ねねや秀吉に言及するのは失礼なことだと感じます。
ただ、ねねあっての秀吉、秀吉あってのねねだと私は感じずにはいられないのです



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素敵な言い伝え-京都市東山区:二寧坂(二年坂)

2015年02月25日 | 京都市(左京区、東山区)
Nineizaka, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、ワタクシは早朝から京都市東山区を散策しているのですが、この界隈は歩くたびに素敵な光景に出会います


瓦屋根の民家の向こうに見える、冬の青空に聳える八坂の塔…いい光景ですよねぇ


八坂の塔からさらに東に進んでいきます。この場所から右(南)に行くと産寧坂、左(北)に行くと二寧坂(二年坂)なんですよね


ワタクシは北に進み二寧坂を下って行くことにいたしました。清水寺から北に進む坂道を「三年坂」という言い方をしますが
あれは正式には「産寧坂」なんですよ。というのも秀吉の正室「ねね」が子供の誕生を念じて坂をあがり清水寺にお参りしていたことから
ついた名前が産寧坂なんです。そして、ここは産寧坂の下なので二寧坂で呼ぶようになったという説があるんですよね


結婚記念に着物で撮影しているお二人がおりました。プロのカメラマンが「ああだ、こうだ」とポーズなどをつけております。
ワタクシなどは、ちょっと恥ずかしくてこういうことは出来ないですが、今の若い人たちは平気なんでしょうねえ


こんな立札がありました。間違って路地に入り込んでしまう観光客がいるからでしょうね


ところで、産寧坂から二寧坂にかけて、ちょっと面白い言い伝えがあるんですよ。
それは「産寧坂で転ぶと三年以内に、二寧坂で転ぶと二年以内に死んでしまう」というものなんですよね


これはすぐに石段を走って転んでしまう子供たちに対して、「石段や坂道は気をつけなさいよ」という警句だったようで
そんな警句というか言い伝えが、今も残っていることがとても素敵だと思うんですよねぇ


観光客が多い産寧坂から二寧坂にかけて、ゆっくり落ち着いて写真を撮れるのは早朝だけだと思います。
ワタクシはこのあたりの佇まいが大好きです

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


先ほどの着物を着たカップルなんですが、外国人観光客にとって着物というのは魅力的なのでしょう。
たくさんの観光客がお二人にカメラのレンズやスマホを向けて写真を撮っておられました。
私などが外国に行って民族衣装を着ている人を見ると、写真を撮りたくなるのと同じなんでしょうね



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最高のロケーションにある珈琲店-京都市東山区:「アラビカ京都 (%ARABICA)」

2015年02月24日 | 京都市(左京区、東山区)
Coffee Shop“%ARABICA”, Higashiyama Ward, Kyoto City

さてさて、京都市東山区を散策するワタクシでありますが、祇園から東に向かい東大路を渡ると素敵な光景が現れます


真正面に美しい五重塔が見えるんですよ。この塔は法観寺というお寺の五重塔ですが、「八坂の塔」という名前で知られています。
八坂の塔を背景にして僧侶が歩いてくるなんて、何て素敵な光景なんでしょうね。
こんな素敵な場所に、新しい珈琲店がオープンしたんですよ


昨年の9月に「アラビカ京都 (%ARABICA)」というお店が京都東山にオープンいたしました。
世界60か国を旅したオーナーさんが、「世界に通用する日本発のコーヒーブランドを創りたい」という想いから開店した
フラッグシップストアがこのお店だそうなんですよ


そんなお店が出来たことを情報誌で知ったワタクシは、ここを訪れるのも今回の楽しみの一つだったんですよ。
ではでは、お店の中に入るといたしましょうかね


開放感のある明るい店内は、まだシンプルで清潔感に溢れておりました。
オーナーさんと外国人のスタッフの2人でお店を切り盛りされておりましたが、この2人が男のワタクシから見てもイケメンなんですよ。
「これは女子受けするやろなぁ」とイケメンではないワタクシは思うのでありました


お店で飲む人も多いのですが、コーヒーを持ち帰るお客さんも多かったです。やっぱり若い女性客が多いようですね


ワタクシは大好きなカフェラテを注文いたしました。バリスタであるオーナーさんがカフェラテを淹れてくれました


ちょっと飲むのがもったいないような…でも、とても美味しいカフェラテでした。香りがよかったなぁ
そうそう、このお店のオーナーさんはラテアートのコンテストで世界一になったこともあるバリスタだそうですよ

ワタクシのすぐ近くに親子連れの外国人旅行客がいたのですが、その子供がしきりにワタクシの方を見てくるんですよ。
ワタクシ、手を振ったりアッカンべーをしたりするとキャッキャ笑うんですよね。
そんなご縁でご両親としばし会話をすることになりました。アメリカのカリフォルニアから旅行に来ているとのこと。
男性はワタクシ達がイメージする「アメリカ西海岸の人」という感じでしたが、女性は憂いを秘めた東欧系の方に見えました。
ワタクシ、あまりに子供さんが可愛いので「可愛い坊やを写真に撮っていいですか?」と訊いてみました


「どうぞどうぞ。撮ってあげてね」と言われましたので、素敵な笑顔を撮らせていただきました。
屈託のない子供の笑顔の可愛さって、万国共通ですよね。ささやかな国際交流でしたが、とても楽しい時間でありました


お店を後にして、八坂の塔の東側に回ってみました。ああ、「This is 京都」という光景ですね

アラビカ 京都…京都市東山区星野町87-5

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


海外旅行に行ったり、あるいは今回のように日本に来ている外国人の方と話すたびに、「もっと語学が堪能だったらなぁ」と思うんですよ。
ある程度の会話は出来ますが、ちょっと込み入った会話になると単語を知らなかったり、相手が早口だと聞き取りが出来なかったりします。
退職したらやりたいことはいっぱいあるのですが、その中の一つが語学の勉強なんですよ。
英語をもっと勉強するか、まったく話せないスペイン語を一から勉強するか…どちらかはやってみたいのです



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