里山を眺めながら-和歌山県かつらぎ町：「思季 うらら」

Bakery&Cafe“Shiki Urara”, Katsuragi Town, Wakayama Pref.

さてさて、和歌山県かつらぎ町の丹生都比売神社を訪ねたワタクシですが、
境内の周囲にあるカエデの木は、紅葉が見頃になっていました。


このあたりは標高が450mくらいありますので、大阪よりは一週間ほど紅葉が早いようですね。


紅葉狩りという風習は平安時代から始まったそうです。平安貴族が始めた風習が1000年以上過ぎても、
現在の日本人に定着しているというのはすごいですよねぇ。
ワタクシ達のDNAの中には、秋になると紅葉を愛でるという感覚が刷り込まれているのかもしれません。


気がつけば時刻は11時前。この日、天野の里に訪ねたいお店があったんです。
ワタクシは11時の開店時間に合わせて、そのお店に向かいました。


ワタクシが訪ねたかったのは「思季　うらら」というカフェでした。ここは天然酵母のパンを焼いておられまして、
パンを買いに来る人もいるようでした。ワタクシは以前に『人生の楽園』という番組でこのお店を知り、
一度訪ねたいと思っていたんですよ。やっとその思いが実現することとなりました。


実はこのお店、定休日が月曜～土曜で営業日が日曜、祝日だけなんです。以前、土曜日に訪れたのですが定休日だったんですよ。
日祝日だけの営業なんて、なんだか羨ましいというか、どんなお店なのかなぁと思ってしまいます。


清潔でウッディな店内には、美味しそうなパンの匂いが漂っておりました。
ワタクシ以外にもお客さんがけっこうやって来ていました。皆さん、御存知なんですねぇ。


ワタクシは大きな窓の前の座席を選びました。窓の外は田んぼが広がっています。
田植えの時期や稲穂が実る時期は、美しい眺めを楽しむことが出来るでしょうね。


どーですか。ワタクシは「しめじとトマトソースのピザ」をいただきました。
ピザを食べるのはずいぶん久しぶりな気がします。


なかなかボリュームがあり、味も十分に美味しいピザでした。
「日曜日と祝日だけの営業なんですねぇ」とワタクシが言うと、「そうなんですよ。でもね、正月三が日は
丹生都比売神社にたくさんの人が初詣に来るんで、営業するんですよ」とのことでした。

ワタクシは美味しいピザに満足し、帰路についたのでありました。

思季うらら…和歌山県伊都郡かつらぎ町大字下天野394-12

使用したカメラ：1枚目はFUJIFILM X-Pro2、他はFUJIFILM X-T1


今日は11月23日、勤労感謝の日ですね。ハッピーマンデー法が制定されようが、
勤労感謝の日のように、皇室に由来する祝日は月曜日に動かされることはありません。
ただ、成人の日や敬老の日、体育の日なども本来の日に戻してほしいと私は思うのですがねぇ。


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