秋の風に吹かれて-奈良県曽爾村：曽爾高原

さてさて、我が家から車で一時間半ほどのところに奈良県曽爾村の曽爾高原(そにこうげん)という高原があるのです。
奈良県とはいっても、三重県との県境に位置しておりまして、関西では珍しい「高原」気分を味わえる場所なのですが
ここはススキの名所として関西人にはよく知られた場所でもあるのです。

ワタクシは家人とともに、先日、秋の曽爾高原を訪れてみました。


秋晴れの曽爾高原。そろそろススキも見頃になっておりました。
向こうに見えるのは倶留尊山(くろそやま)という山なんです。


この日、ワタクシ達は朝6時半に自宅を出発し、8時に曽爾高原に到着しました。
ワタクシのせいで、家人も朝早い行動には慣れてくれています。ありがたいことです。


朝の日差しにススキの穂が輝いていました。
私にとって9月は彼岸花、10月はススキ、11月は紅葉が秋の主役のような気がします。


高原を吹く風は冷たく、深まる秋を実感します。
それにしても今日もいい天気。ワタクシ、最近は本当に天候に恵まれておるのです。


逆光の中のススキはキラキラと輝き、得も言えぬ美しさなんですよねぇ。


深まる秋…季節の移ろいを目で見て肌で感じて、そういう瞬間がとても幸せな気がします。


ちょっと標高の高いところに行こうかと、坂道を登って行きました。


この天気ですから、素晴らしい眺望が楽しめますよね。
ではでは、もうちょっと上まで歩いていきましょう。

使用したカメラ：Canon EOS7D


穏やかな秋の日…朝は肌寒さを感じますが、昼間はちょっと汗ばむくらいの気候でした。
そんな穏やかな気候の日が、年々少なくなっているように感じます。
四季のある日本の国なのに、最近は夏と冬がどんどん長くなり
春の秋の過ごしやすい日が減っていると思われてなりません。
気のせいなのかなぁ…

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