よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

朝焼けの光の中で-長野県諏訪市:霧ヶ峰

2022年07月02日 | 信州(南信)
Mt.Kirigamine, Suwa City, Nagano Pref.

さてさて、2年前の夏なのですが、この年はコロナウイルス感染防止のため、山小屋の大半は営業を休止したり、
宿泊者の数を大幅に制限していました。ワタクシは山で泊まるのは難しくとも、日帰り登山なら可能だろうと考え
相棒の「今では晴れ男さん」と信州に向かうことにしたんですよ

8月5日の夜、ワタクシは相棒の「今では晴れ男さん」と大阪を出発し、
8月6日の深夜1時に長野県諏訪市の霧ヶ峰に到着し、車山の肩にある駐車場で仮眠を取り、
夜明け前に駐車場を出発しました。霧ヶ峰の最高峰である車山の山頂で御来光を拝もうと、
暗闇の中を山頂に向かいましたが、山の上はガスが出ており、御来光を見ることは出来ませんでした


「これでは仕方ないなぁ」と思い、山頂で記念写真でも撮って下山しようと思っていたんです


すると朝靄の中から朝日が姿を見せてくれました。神秘的な瞬間を迎えることが出来ました


車山の山頂は標高1925m。朝の気温は16℃でした。山頂には小さな車山神社があり、山は朝焼けに染まり始めました


登山をするようになって、40年という歳月が流れました。
若い時はザックにテントや寝袋を詰め込んで、重い荷物を背負って山を歩いたりしたものです。
歳を重ね、若い頃のような登山は厳しくなってきましたが、
北アルプスや八ヶ岳の山小屋に泊まったり、関西の山で日帰り登山を楽しんだりしています。
あと何年、山に登ることが出来るのかわかりませんが、少しでも長く登山を楽しみたいです。
そのためには、普段から足腰を鍛え、心肺機能を高めておかないといけませんね


車山山頂には、車山神社という小さな神社がありました。諏訪大社と同じように、四本の御柱が立てられています。
その御柱の間に、朝の太陽が上ってきました。なんと神々しい、素晴らしい瞬間なのでしょう。
信心深くないワタクシですが、思わず神社と太陽に向かって手を合わせました


霧ヶ峰の最高峰である車山は、周囲を遮るものが無く、中部山岳地帯のど真ん中に位置しているので、
天候に恵まれれば北アルプス、中央アルプス、南アルプスから富士山まで見渡すことが出来るんです。
しかし、この日は湿度が高く、空気が靄っていたので、あまり展望には恵まれませんでした。
正面の左側に見える富士山のような円錐形の山が蓼科山、そこから右側に連なる山並みが、八ヶ岳の峰々なんです。
「好きな山は?」と訊かれると、いくつかの山が頭に浮かぶのですが、その中に八ヶ岳の名前はすぐに頭に浮かんでくるんですよ


これまで何度、山の上で朝を迎えたことでしょう。
夜明け前から刻一刻と空の色が変わり、朝日が登ってくる時の光景は、何度見ても感動を覚えます


山の上で朝を迎えるためであれば、ワタクシはどんなに朝早く起きるのも、少しも苦にならないのです

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


ブログを中断していた2年間は、コロナウイルスに翻弄された2年間でした。
外出もままならず、旅行や登山もなかなか行くことが出来ませんでした。
今年の夏は、ちょっとは夏の休暇をエンジョイ出来そうですね。



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