やっと桜に出会えました-奈良県葛城市：當麻寺

Taimadera Temple, Katsuragi City, Nara Pref.

さてさて、ワタクシは3月から4月にかけて、どうにもこうにも仕事が山積みでありまして、なかなか自由な時間がありません。
4月に入って各地から「桜が見頃」「桜が満開」という知らせを聞くのですが、出向いていくことが出来ません。
昨日の土曜日も、朝から仕事が入っていたのですが、午後1時過ぎに仕事が片付きました。
この日の天気予報は「曇りのち雨」ということですので、雨が降る前に桜を見に行こうと決断したワタクシは
家人と一緒に奈良県葛城市にある當麻寺へと車を飛ばしたのでありました。
同じ奈良県の宇陀松山の写真はちょっと後に回して、撮れたての當麻寺の桜を紹介させてくださいね。


仁王門に到着いたしますと、満開の桜がワタクシ達を出迎えてくれました。
曇天なのは残念ですが、雨が降っていないだけで「ヨシ」としましょう。


當麻寺は、奈良県葛城市にある7世紀創建の寺院でありまして、奈良盆地の西端、大阪府に接する位置にあるんですよ。
なにせ奈良には名だたる大寺院が数多くありますので、関西以外では知名度はあまり高くないかもしれませんが、なかなか立派なお寺なんですよ。


ここ當麻寺は、特別に桜が有名なお寺というわけではないのですが、境内にはけっこうな桜があるんです。
ついでに言えば、ここは紅葉も見ごたえのあるお寺でありまして、そういう意味では穴場かもしれないですね。
なにせ奈良の中心部からは離れた場所にありますので、外国人の観光客の騒がしい声に悩まされることもありません。


ワタクシはどこに行くのも、早朝に出発するのが通常ですので、この日のように昼過ぎに自宅を出発するのは、どうにも違和感がありました。
ただ、到着してみると思いのほか、混雑していなかったのがありがたかったです。天気予報が悪かったのも幸いしたのかな。


この3月から4月にかけては本当に忙しくって、ゆっくり桜を愛でることも出来ませんでした。
新しい職場には立派な桜の古木が一本ありまして、その桜の木を眺めては「ああ、桜を撮りに行きたい」と思う日々でした。


やっと念願かなって、桜を見に来ることが出来ました。


ではでは、當麻寺の桜を愛でに行くとしましょうか。このお寺は境内も広いんですよねぇ。

使用したカメラ：FUJIFILM X-T1


一本の桜の木に、いったいどれだけの数の桜の花が咲くのでしょう。
ゆっくりと桜を眺めていると、花の数の多さにあらためて驚きました。
たかが桜、されど桜。やっぱり桜を愛でないと、春が来た気がしないですね。


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