प्रज्ञापारमिता

𝔇𝔥𝔞𝔯𝔪𝔞 𝔗𝔞𝔩𝔨, 𝔅𝔲𝔡𝔡𝔥𝔦𝔰𝔪, 𝔗𝔥𝔦𝔫𝔨𝔦𝔫𝔤, 𝔞𝔫𝔡 𝔱𝔥𝔢 𝔚𝔬𝔯𝔡

心に距離はない

2020年10月08日 | 法話関係
法力遠近なし
千里すなわち咫尺なり

(高野雑筆三十)


法力に距離はない。千里は掌の上である。

…………………………

Go toキャンペーンとやらで、徐々に人々も外出をするようになって来たというニュースが見られるようになりましたが、コロナの方は相変わらず収束しそうで収束しない、という状況がダラダラ続いています。
私もこの秋冬は大人しくしていようかと思ってはいますが、それにしてもパッとしない年末年始になりそうです。しかし心はなるべく前向きに明るくありたいものです。

さて、遊びでどこにも行けないのは我慢できるとしても、冠婚葬祭については悩まれる方も多いかも知れません。特に結婚式とお葬式については、どうしても行きたい、行かなくてはならないと思いつつ、結局行けなかった、という話もたくさん聞きました。それで気に病む人もおられるかと思います。

でも、気に病むことはありません。
もちろん実際に行ってあげられればそれがベストなのですが、行けないなら行けないなりのことをすれば良いのです。

そもそも結婚式やお葬式の参列の最大の目的とは、二人の門出を祝い幸せを願うこと、あるいは生前を偲び菩提を祈ること、に尽きます。これ自体はその場にいなくても十分に出来ることです。祈りの心、思い遣る心は、どこにいても通じます。心には物理的な距離はまったく関係ありません。仏の世界、仏の慈悲、浄土というものはあらゆる場所に同時にあるのですから、私たちの体が仮に離れていても、心を仏様に繋げて祈れば、その距離は関係がなくなります。

結婚式なら、仏様のご加護・加持を祈りましょう。ふたりの末永い幸せを願いましょう。
お葬式なら、仏様のご加護・加持を祈りましょう。故人の安らかな菩提を願いましょう。

そうして、心のこもったお手紙のひとつでも出し、気持ちを伝え、いずれ安心して行けるようになれば、訪ねて行かれればどうでしょうか。
いずれにせよ、もっとも大切なことは、人の心・祈りや願いは距離などまったく関係なく、仏様の心、つまり思い遣りを持てば完璧に相手に通じるということです。それがあれば距離など関係ないし、それがなければ、たとえ近くに行ったとしても心は遠く離れているのと同じことでしょう。

こういう状況ですが、心だけは変わらずに思い遣りを忘れずに、お互いに健康に留意して過ごして参りましょう。
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