源氏物語と共に

源氏物語関連

古典文学植物誌 

2008-01-28 10:05:22 | 関連本
先日、本屋さんで「知っ得 古典文学植物誌」学燈社 
という本を見つけたので購入しました。


源氏物語の用例は少ないのですが、万葉集等の用例もあり参考にしたいと思います^^


源氏物語に関する植物の本は少ないようです。


松田修「源氏物語の花」は植物図があるので、図書館で借りています。
この本は見つからないので、いつかは手に入れたいと思っています。


1000年も昔の植物は今の姿と違うかもしれません。
それでも名前が残っていると当時がしのばれて嬉しいです\(~o~)/


来年は源氏物語1000年紀という事で色々講座も開かれます。
(1008年11月という表記があるそうです)
自分の出来る範囲で参加したいと思っています。
千年紀実行委員会http://www.2008genji.jp/



芸術新潮

2008-01-28 08:58:02 | 関連本

イメージ 1


芸術新潮2月号に源氏物語絵巻全56面一挙掲載という広告を見て早速購入してみた。
http://www.shinchosha.co.jp/geishin/
源氏物語千年紀という事で三田村雅子氏の詳しい解説つき。


国宝絵巻の説明という事も非常に感慨深い。
絵師が源氏物語の内容にそって、その場面の構図や風景・几帳など、
細部にわたってその心を表しているという点が面白い。


また、その後の鎌倉時代、南北朝時代、江戸時代に如何に源氏物語が愛され、
画帖、屏風などが作られたという解説もとても良かった。


伝狩野派の絵や江戸時代の白描源氏物語絵巻、江戸時代の大名嫁入り道具としての
源氏物語が見られるのも見事である。


源氏物語を好きになると様々な本が欲しくなる。
漫画から解説書など、高価なものから手頃のものまで、
本当にきりがなくて困ってしまう。
それが難点ゆえ、ほどほどにしたい。


漫画の「あさきゆめみし」は原文と解釈が違っているものの、
わかりやすくて、感動する内容。


(芸術新潮より掲載)
京都細見美術館では春季特別展で源氏絵が展示される。
http://www.emuseum.or.jp/exhibition/index.html


五島美術館では、春の優品展特に4月29日~5月6日まで国宝の鈴虫・夕霧・御法の絵・詞書を展示。
http://www.gotoh-museum.or.jp/tenrankai/index.html


また徳川美術館でも
国宝の橋姫・宿木が11月22日~30日まで展示されるようだ(今は休館中)