映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

4380-イボバッタ

2024年08月06日 | 30秒の心象風景

 イボバッタに出会ったのは、何年前でしょうか。初めて出会ったときにはカワラバッタだと思い込んでいました。子供の頃、よく遊んでいた場所が市川の河原で、夏には川で泳ぐことが普通の遊びでした。体が冷えてくると水から上がって河原の石で体を温めるということを繰り返していたのを思い出します。丸くなった石がごろごろと、一面石ころだらけの河原でした。草は生えておらず、水辺まで石ころだけの河原が続いていました。そこで、出会ったのがカワラバッタです。河原で出会うからカワラバッタ、そのままです。体は灰色で石ころの色が保護色のような感じでした。気づかずに近づくことが多く、飛び立ってから「あっ いたのか。」という記憶のバッタです。そんな河原に行くこともなくなり、出会わなくなったバッタですが、道端で灰色のバッタを見たときには、昔の記憶からカワラバッタだと思い込んでいたのです。よく見るとやや小型で何か様子が違うのです。そして図鑑で調べるとイボバッタという種であることを知ったのです。

 


30秒の心象風景28450・地面が保護色~イボバッタ~
https://youtu.be/_sdKMak8YP4


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