井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

中国の北朝鮮化を羨む安倍首相

2018年03月21日 | 日記


中国では全人代で国家主席の任期撤廃を決め、習近平礼賛の動きが急加速しているという。
権力を集中して個人崇拝に傾く、北朝鮮の「将軍様」に似てきている。
それを羨ましそうに見ている安倍首相、自民党総裁の任期を「3期9年」まで伸ばしたものの、それ以上の事は中国並みにはういかない。
北朝鮮、中国のようにはならなくても、御用新聞の読売新聞により力を与え、TV局の読売新聞版を作りたいと考えて、放送法の改正を検討しているという。
テレビ、ラジオ番組の政治的公平を求めた放送法の条文を撤廃して、「党派色強い局」を可能にするというのだ。
読売新聞のTV版は今のままでは出来ないから、放送法を変えて「政権礼賛」を可能にしようという。政権に批判的なTV局にはお灸をすえるという法的根拠もなくなるが、その点に関しては何かやり方があるだろう、そう考えているらしい。



政権を批判するメディアには規制をかける、場合によっては免許取り消しもあり得ると高市総務相はのたまう、というような事から、「日本の報道の自由度ランク」は72位、前年の61位から更に後退している。国連人権委員会から「報道の自由度」について勧告があったが日本政府は拒否した。

放送法改正で「安倍礼賛」「政権礼賛」を可能にしようというのだが、成功するだろうか。
森友学園への国有地異常廉価売却と公文書の改ざん、安倍首相は「自分も昭恵夫人も一切関係していない」と否定するが、国民の多くは信用していない。

「安倍礼賛」を望んでいるようだが、国民は安倍晋三の正体を既に見破っている。ただ、読売新聞にだまされる人間もいるから安心はできない。
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