セイタカアワダチソウの葉。キク科アキノキリンソウ属。
セイタカアワダチソウの葉は線状長楕円形、茎と同じように短毛が密生してざらつく。
セイタカアワダチソウの花序。
多数の花をつけ大型の円錐花序をつくる。
以前、セイタカアワダチソウが花粉症の原因植物と言われたことがあったが、セイタカアワダチソウは虫媒花で花粉を飛ばすことは少なく、花粉症の原因にはならない。急激な増殖からくる悪者イメージで「濡れ衣」を着せられたものだろう。
急激な増殖は、秋の花の少ない時期に開花するので、養蜂業者が蜜源植物として広めようとしたことが原因の一つになったと言われる。セイタカアワダチソウの蜂蜜、欧米では人気がるというが日本人には香りがきつすぎるという。
セイタカアワダチソウの果実。
アキノキリンソウ(別名:泡立ち草)の仲間で、痩果につく冠毛が多く、冠毛が盛り上がる様子が、酒醗酵の泡立ちに似る。
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