井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

星置緑地の春・エゾニリュウキンカ

2018年04月15日 | 日記


エゾニリュウキンカの芽出し。キンポウゲ科リュウキンカ属。
エゾニリュウキンカの芽出し、雪融け直後に蕾を葉がくるむようにして芽出しする。



エゾニリュウキンカ。
花弁状の萼片が5~6個、雄しべ多数で雌しべは数個~20個ほど。
湿地に生え、葉がフキに似ているところから「谷地ぶき」の別名があり、葉柄、花茎が山菜として食べられる。
本州のリュウキンカと比べてエゾニリュウキンカは全体に大型で1変種とされる。



近縁のエンコウソウ(星置緑地にはない)。
近縁種にエンコウソウ(猿猴草)がある。リュウキンカの1変種で花茎が地面を這い。横に伸びる。その姿を手長猿に見立てて猿猴草と名付けたという。
リュウキンカは「立金花」と書き、金色の花で花茎が直立するところから立金花と名付けられた。
コメント
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