井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北大キャンパスの春一番

2018年04月03日 | 日記


マンサク満開。マンサク科マンサク属。
春一番に咲くところから「先ず咲く」から「マンサク」になった、マンサクの語源説の一つである。
花弁は黄色でリボン状が4枚、ぐるぐる巻きに折り畳まれていたものを拡げるようにして開花する。
基部の萼片も4枚で暗紫色(4数性)。



アカバナマンサク。マンサク科マンサク属。
マンサクの1変種で花弁芽黄色ではなく赤色。
こちらは北大キャンパスではなく手稲区の住宅の庭。3月23日に満開状態になっていた。
札幌で一番早く開花する花、きちんとしたデータはないが、マンサク春一番の候補と言える。



サンシュユの花芽、開花直前。ミズキ科ミズキ属。
サンシュユの冬芽、葉芽は細長く花芽は丸い。
丸い花芽の芽鱗が割れて開花寸前の状態。2個の花芽の間に見えている柄は全年の果柄の残骸である。
コメント
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