転倒時は受け身を

自転車で買い物に出かけた帰り道。
かぶっていた帽子が風にあおられて後方に飛んでしまったので、
引き返そうとした際にスカートの裾がペダルに引っかかった。
ハンドルをＵターン方向に切り返していたので、不安定な体制で
ロックがかかり、そのまま横へ傾いて転倒してしまった。

こういうとき、無理に倒れまいと抵抗することでかえって落ちる勢いが増幅し、
強く打ち付けてケガが大きくなるので、力のベクトルに逆らわず
受け身をとることにしている。
残念ながら、左膝と左肘の擦過傷は免れませんでしたが。
打撲や内出血の程度は最小限に済んだのではないかと思う。
（帰宅後もしっかり冷やしました。）

小さい子どもが転んでも軽傷なのに、大人が転ぶとケガの程度が重いのは
体格の差 （身長の高さで落下距離が伸びる、体重の重さで重力が大きい） だと思ってましたが。
転ぶ様子を見ていると、素直に転んでるほうがふんわり着地しているのに気づき、
以来、倒れるのが確実なときは潔く踏みとどまらないようにしている。

「転ぶのを見られて恥ずかしい」という精神的ダメージはありますが、
身体的ダメージのほうが現実的に辛いし、一過性ではない痛みが続くので
これが正解と思うことにしよう。
っていうか、大人になってもよく転ぶことが問題なんだけどね・・・