YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

マンサクの花が見分け困難な件

2016-01-26 07:56:54 | お出かけ情報
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日曜日の光が丘公園(練馬区)、なんとマンサクが咲いていました。



クレープペーパー(ペーパーフラワーの材料になる紙)のような質感の細い花びら。繊細で頼りなさそうに見えて、冬の青空にほわっと温かみを添えてくれるビタミンカラー。



1つの花は4枚の花弁を持っています。暗紫色の部分は萼。4つの丸い雄しべの先も見えています。

さて、このマンサク。枯葉の中に咲いていました。





珍しいなあと思ってSNSで紹介したところ、友人から「シナマンサク」とのコメント。調べてみると、シナマンサクはマンサクより早く開花し、枯葉をつけたまま咲くのが特徴とのこと。

花期は1~3月らしいので、今咲いていてもなんの不思議もなかったわけです(^^;;

去年、サザンカとツバキの違いについて偽情報を流した反省が全く生かされていないっていう…(^^;;

そこで、今回は図鑑を引きずり出してきました。母が残してくれたものがほとんどですが、マンサクについて書かれている本だけでこれだけありました。



というのも、この枯葉の中のマンサクの隣に、葉をすっかり落とした木もあり、そこにもマンサクの花が開花していたのです。



で、マンサクとシナマンサクの違いを調べてみたんですが…

全くダメでした。図鑑以外にネットでもずいぶん見たのですがけっきょく識別ポイントが分かりません。葉っぱが展開すればはっきりしそうですが、現段階では区別が分からず…。

しかも、マンサクとシナマンサクの交雑種も増えているとの記述を発見し、もう面倒になりました(笑)

シナマンサクもマンサクも、それからマルバマンサクやアカバナマンサクも….ぜ~んぶひっくるめてとりあえず”マンサク”ってことで!!

とい結論でいいでしょうか?
今後ともこのいい加減なYNWC的日常をよろしくお願いします。

ちなみに去年も似たこと書いてました(^^;;
マンサクいろいろ、色の話



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観察の達人と虫探し

2016-01-25 07:25:11 | お出かけ情報
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さすがに寒い朝ですが、我が家の花氷は未だに凍ってくれません。今朝も凍る気配すらなく、ただの水。

寒いとは感じても例年に比べるとまだまだなんでしょうか?来月、北海道へ行く予定なのですが耐えられるのか心配になってきました(^^;;

さて、今朝は公園で虫探しのお話。
西表でお世話になっているガイドさん(今ではすっかりお友達)からの紹介で観察の達人と練馬にある光が丘公園を散策してきました。



日当たりの悪い場所にはまだ雪がたくさん!!でもこんな真冬の公園にも生き物たちが…。あ、今日はちょっと気持ち悪い系の虫が多いですので、苦手な方は気をつけてください!!

では、剥がれた木の皮の裏を観察です



分かりますか?ここですよ、ここ!!



よーく見るとサシガメが集団で越冬中



小さすぎてうまく撮れません(^^;;

そうなんです。いつもなかなか虫が見つけられないと思っていたのですが、探すサイズを間違えていました。自分が探していたサイズのさらに下でした。



こちらのキイロテントウムシだって、”点”サイズです。



こちらのテントウムシはちょっと大きい(普段見るナナホシテントウの半分くらい)ですが、実は左の方にもっと小さなやつらが写っています。

クモだってこんなに小さいのです。



指のサイズから想像してください。カニグモの仲間だそうです。

ちょっと大きなものも、木とうまく同化していて、未熟者の私としては、見落としてしまうことの方が多いです。

教えていただき、あっと気づく…(^^;;



ハラビロカマキリの卵。樹上で生活するハラビロカマキリはこんな風に木の幹にペタッと卵嚢を作ります。

ヤツデの葉っぱの裏にはヨコバイの仲間



よく見ると、とっても綺麗!!



ちょっと変わったデザインでお尻のあたりに、目のような黒点が2つあります。
だからこの写真のヨコバイは上向きに見るのが正解。

切り株をめくると…



さて、何がいるのかな?



見つかりましたか?





そうです!正解はヒキガエルでした。



三年目くらいの大きさらしいです。
まだ寝てるのに無理やり掴まれて薄眼を開けているところ。ちょ、ちょっと怖い…(^^;;

この後は同じ場所にそっと戻してやりました。がまくん、ありがとね。

達人によると冬の虫探しはめくったり、持ち上げたりするのが基本だそうです。



樹木プレートを見つけると必ずやめくって確かめる達人。太陽の当たる南側には成虫で冬越しする虫たち、温度変化の少ない北側には卵や幼虫と、場所によって、見られる虫に違いがあるようです。なるほどなぁ…。

ちなみに達人のFacebookには生き物情報満載で、集っている方もそうそうたるメンバー。そんな方々が以前書かれていたコメントによると「自然観察は警官から職務質問されたら一人前」なんだそうです。確かにめくったり、持ち上げたりって、ただの不審者ですよね(笑)

そんな達人、奥山英治さんのFacebookはこちら。友達申請ウェルカム。目指せ5000人とおっしゃっていましたので、ぜひ覗いてみてください。今はダンゴウオの話が熱いです。ダンゴウオってなんだ?と思う方はぜひ!!

奥山さんのFacebookはこちら




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ウニのなる木~真冬の植物園~

2016-01-24 08:11:34 | お出かけ情報
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おはようございます(*^_^*)

ウニのなる木を発見しました!!!



冬枯れのモミジバフウですが、いい感じにウニですよね(笑)

叔母の家に行ったついでに大船フラワーセンターに寄りました。大寒の植物園の様子は…











パンジー・ビオラを始め、シャクナゲ、タイワンツバキ、ユキヤナギ…。真冬とは思えない花の多さにびっくりです。

もちろん園内の一角にすぎないですけどね。多くはこんな風景。







色あせたヤマノイモの実、春を待つキブシの蕾、枯れ枝に残るフジの鞘。

写真を撮っているとパァーンという乾いた破裂音。決して大きな音ではないですが、何かが弾ける音が間を空けて、繰り返し聞こえてきます。

そうなんです。フジの鞘が今まさに弾けて種を飛び散らせているところだったんです。一度目の前で弾けました。

というか、音に驚いたときには、すでに鞘が落ちていく姿しか見えませんでした。一瞬のできごと。





フジの実が飛び散る仕組みについては、こちらの記事を参照ください。
すごいぞ!フジの実

真冬の午後。静かな植物園内に響くなんとも言えない音。しばし耳を傾けていたのですが、閉園時間間際だったため退散。

得難い体験でした(*^_^*)

叔母に勧められた日本庭園の垂れエンジュ↓


そして、雪つりを施された松が浮かぶ池↓


真冬の大船フラワーセンターもなかなか見応えありますよ。大船駅よりバス。または徒歩15分。入園料360円






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冬芽探しと最近のあれこれ

2016-01-23 10:26:17 | 日々のお話
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おはようございます。すっかり寝坊した土曜日の朝です。寒いし…(¬_¬)

ベッドを出てリビングに行くと、小人さんが朝ごはんを用意してくれていました。



一気にテンションアップ!!!

昨日は週末恒例の叔母の家への訪問日だったのですが、夕飯はなんと叔父の手料理でした。しかもフルコース!!!



最近恵まれた食生活を送っています。

ちなみに叔父は最近料理を始めたらしいのですが、月1で作るうちにその腕前をどんどんと上げているとのこと。鯛の蕪蒸しや混ぜご飯、品数豊富なオードブル…。どれも美味しくいただきました。

ごちそうさまでしたヾ(@⌒ー⌒@)ノ

さて、本日は冬芽のお話。



すっかり葉を落とした木々ですが、枯れているわけではなく、春のために着々と準備を進めています。枝葉を落とし、消費エネルギーを最小限にした状態で、春に展開する葉や花を「芽」という形でしっかりと守っています。

上の写真は何枚もの鱗片で覆うことで寒さを防いでいますが、他にもネコヤナギのように毛皮のコートを来たり、トチのように粘液で隙間を密閉して寒さを凌ぐ芽もあります。そういう冬の間の「芽」を総称して「冬芽」と呼んだりします。







木に咲く花が様々な色形をしているように、冬芽もまたそれぞれに個性的です。
そして、冬芽の下に去年の葉の落ちた痕「葉痕(ようこん)」が残っているものもあります。

こんなやつ↓



よく見ると導管や師管といった維管束の痕もしっかりと見て取れます。

中にはそれが顔に見えるものも…







分かりますか?

一見して何もない冬の森で、出会う様々な表情の顔たち。かわいい子に出会えると嬉しくなってしまいます。

ただ、けっこう小さいものが多くてiPhoneカメラではなかなか撮影が難しく…。

しかも葉を落とした樹木の名前はほとんどわからなかったり…。

そんなわけで、ブログ村自然観察部門でわたしが勝手に師と仰いでいるブログをこれまた勝手に紹介します。

かわ遊び・山遊び雑記

こちらでは200を超える冬芽と葉痕が詳しく解説されています。興味のある方はぜひリンクへ飛んでみてください(*^_^*)

最後になりましたが、昨日は叔母からさらにたくさんの折り紙ボックスをいただきました。



その数なんと50近く!!!
1日がかりで折ってくれたそうです。

中にはミニプレゼントが入っているものも!!



必ずや有効活用させていただきます!!
もちろんこれはわたしのものです↓



ペーパーウェイトにしますよ
(((o(*゜▽゜*)o)))

いつも本当にありがとうございます!!


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センダンの実は星の形

2016-01-22 07:16:59 | 身近な自然情報
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おはようございます(*^_^*)
この週末は40年ぶりの大寒波到来。九州、中国を中心に西日本で災害級の降雪が予報されているようです。沖縄には100年寒波到来とのニュースも!!
皆様、どうぞお気をつけてお過ごしください。

さて、今朝は昨日のセンダンのお話の続き。



毒があるというセンダンの実。人間の場合6~7個が致死量らしいので、本当に注意が必要。って、書くとすごく怖く感じますが、身の回りにはけっこうこの毒のある植物が溢れています。

さて、この実をよく観察してみることに。





何やらでこぼことした形をしています。
地味だけど、なんだか可愛い色合い。

不思議なデコボコの謎(?)を解くため皮をむいてみることに。皮の下にはベタベタする実(果肉)が張り付くようについています。けして厚くはない果肉を水洗いしながら、爪でギューギューとこすり落としてみると、なかから白っぽいお星様が現れます。



え?星じゃないじゃん…
な~んて言わないでください。ほらほら角度を変えるとご覧の通り↓



なんてかわいいお星様。

センダンは万葉集にも登場する古来からの植物。当時は「アウチ(あふち)」と呼ばれ、「愛する人に逢う」という意味でも使われていたそうです。アウチは今ではオウチ(楝)と発音を変えていますが、センダンのまたの名として知られています。

で、このお星様なんですが、と~っても硬いのですが種ではありません。種はさらにこの中に入っているのです。

あまりにも硬くてカッターでは歯(刃?)が立たず、ペンチで潰してしまいました。



それでも硬くて、力任せに潰したところ、種も砕けちゃって…(^^;;



うまく輪切りにできれば、星型の実の中は5室に分かれていて、そこに一つ一つ、1.5mmほどの種子が入っているようです。

センダンの実は、核果(石果)と言って硬い殻で守られているんですね。さらにその外側には果肉をつけています。

これってつまり、鳥に食べてもらうことを狙った種子散布。果肉に毒が含まれているのも、若いうちに食べられないようにという戦略なのかもしれません。硬い殻に守られているのも、鳥の胃の中で消化されないため。

毒性は乾燥すると和らぐそうなので、その頃には種子もしっかり熟しているっていう計算なのかな…。



しかも大寒の頃に鳥が集まることから、寒い餌のない時期を狙っているのではないかとすら思えてしまう(あくまで個人の見解)。

さて、この星型の果実。数珠にするとの記載をよく見かけるのですが、実際に「センダン 数珠 通販」で検索すると、センダンの木部を加工したものばかりで実を使ったものはありません。昔は使っていたってことなのかなぁ…

作ってみたいと思いつつ、なかなか面倒そうだなぁと、なかなか着手できずにいます。

センダンの実の数珠情報、どなたかご存知でしたら教えてください(*^_^*)



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