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使徒の働き27章

2021年05月05日 07時05分41秒 | 使徒の働き
使徒の働き27章 ローマへの旅
1.難船したパウロの一行(27:1-20)
パウロは、カイサルに上訴したので、ローマへ護送されることになりました。ローマの百卒長ユリアスの率いる護衛に守られ、パウロは、海路2700キロ、陸路180キロにおよぶ長旅に出発しました。主の約束であり、個人的願いでもあったローマ行きは、こうして不思議な形で実現したのです。ただイタリアへの直行便がなかったため、それは沿岸船を乗り継いでの旅となりました。D写本によると、15日間でミラに到着したとあります。ミラはエジプトとローマの直接航路にある要港で、彼らはようやくここからイタリア行きのアレキサンドリアの穀物船に乗り換えることができました。一般にその船の大きさは、長さ55メートル、排水1200トンほどであったと言います。富山県の射水市に大型練習帆船海王丸が保存されていますが、その大きさの約半分くらいと考えたらよいのでしょう。海王丸は、定員168名、パウロの一向が乗った船は、276名乗り込んだとされ、定員の約3倍、かなり無理な乗船だったようです。おまけに、地中海を航海するには難しい時期に差し掛かっていました。地中海は、冬季の嵐のため、11月になると航海は翌3月まで完全に停止され、その前後は、不要不急の航海は避けられたのです。実際、パウロの一行は強い向かい風に妨げられて、イタリアまでの中間地点にあたるクレテ島の「良い港」に到着したのは、約25日後、すでに10月上旬の断食の日を過ぎていました(使徒27:9)。もうこれ以上の航行は無理と思われる状況でしたが、船長たちは、海上が封鎖される前に、もう少し冬を過ごし易い場所へ移動したいと考え、ちょうど良い風が吹いてきたこともあって、同じ島の西側にあるピニクス港を目指して出帆したのでした。しかし翌日には到着するはずが、なんとまもなく暴風に襲われ、14日間も漂流し、約900キロ先のマルタ島に流されてしまうのです。
2.神に守られた一行(27:21-44)
ルカはその漂流の旅を記録しています。それは15節「流されるまま」、船の積荷も船具も捨て(18節)、20節「太陽も星も見えない日が何日も続き、暴風が激しく吹き荒れ…助かる望みも今や完全に断たれようとしていた」状況でした。21節、もう食事をする気にもなれない長い時であったようですね。一語一句が象徴的です。というのも、私たちの人生にも、そんなことばで綴られる日々があるものでしょう。人も組織も信用できない世の荒波にもみくちゃにされて、何も手元には残っておらず、進むべき方角もわからず、落胆する他何もなし、ということがあるものでしょう。しかしそのような状況にあってパウロは、同乗者に語り掛けるのです24節「恐れることはありません」、25節「元気を出しなさい」パウロは、何時も最善にことを勧めてくださる神を信頼していました。実に、十字架を見上げ、神の愛に守られていることを悟った人生は、恐れを知らないのです。イエスの私たちに対する十字架の愛をしっかり受け止めるならば、乗り越えられない苦難はありません
こうして、14日目、舟はどこかの陸地へと近づきました。まだ陸が見えたわけではありませんでしたが、35節、腹が減っては戦は出来ぬ、パウロは、皆に食事をするように促しました。そして彼らは全員無事に陸にあがったのです。
神は実に荒っぽいことをされましたが、不思議にもパウロは特急便でローマの目と鼻の先まで到着したのです。何もこんな方法でなくても、と思うところですが、神のご計画の真意は、天の御国で後日談に耳を傾けるまでにはわからない部分もあることでしょう。ともあれ神の愛に信頼して人生に大胆さを持っていくのがキリスト者です。そしてその大胆さを支え、驚くことをなしてくださるのが、聖書の神なのです。では今日もよき一日となりますように祈ります。
クイズコーナーです。最初に昨日のクイズですが、「アグリッパ王と一緒に現れたベルニケは、アグリッパ王とどのような関係にあったでしょうか?」答えは、③妹でした。では、今日の聖書クイズを一つ。地中海は、旧約聖書では、なんと呼ばれているでしょうか?①西の海、②エーゲ海、③東の海、答えはまた明日!よき一日となりますように祈ります。
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