ちいさんの指名馬はこちら
この文章は春になると『ちい』の脳内で行われるPOG指名馬選定会議の一部を抜粋して編集したものである。
全て脳内の妄想と寂しい独身男の一人遊びなので
「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」
と寛大な心と茶番劇を生暖かい目で読んでね!(苦手な人は飛ばして指名馬一覧だけでOK)。
ちい(略称・ち)「今年もやってきました楽燕カップドラフト!この場所でお二人にお会いするのも一年ぶりですね」
イマジナリーあ○かつさん(略称・あ)
「おおホンマや1年ぶりやな!楽燕カップはどないやった?無事に一部に昇格できたんか?
馬体を見て勧めたリンクスティップは1勝馬だが重賞で善戦しとるしオークスへも出走を決めとるな」
ちい「残念ながら奮闘したのですが・・・今期もまたもや昇格を逃してしまいました。
なので今年こそ昇格したくその為にお二人のお力を又お借りしたいなと思いまして」
イマジナリー岡○○雄氏(略称・岡)
「僕が社台ファームの復権の兆しと推してたマスカレードボールは共同通信杯に勝利したし、
母の父との配合妙味から下位で勧めてたカムニャックはフローラステークス勝利で、
それぞれダービーとオークス出走を決めて貢献出来て嬉しい限り。今年も自分の意見が相乗り馬の参考になればと思ってるよ」
ちい「お二人の慧眼には頭が下がります。それでは今年もお二人のお力をお借りしつつ脳内POG会議を始めたいと思います」
1位相乗り指名会議中(母シャトーブランシュ・相乗りレイチェルさん)
ち「それでは一位指名から始めますね。このリストになります」
岡「これはいい馬が揃ってて悩ましいラインナップだね。
この中の馬から未来のダービー馬やオークス馬が出ても全く驚かないよ」
あ「クラシックディスタンスからマイルぽい快速馬タイプもおるのが指名者の戦略が見えておもろいな。
ほんでどの馬の何に悩んでるねん?」
ち「評判のいい母リリーノーブル(父キズナ)と母ノームコア(父キズナ)と
馬体の美しさで母ファディラー(父キタサンブラック)と母シャトーブランシュ(父キタサンブラック)のともに
同じ父のキズナとキタサンブラックを父に持つ四頭ですね」
あ「悩みまくりやないかい!どらどら・・・(写真を見る)母リリーノーブルは馬体のバランスが素晴らしいなこりゃ走りそうや」
岡「母ノームコアもキズナ産駒にありがちな走って一本調子になるのを、
母系の血統からスピードを補強する持続力を得たら相当な素質が開花しそうだ」
ち「母ファディラーと母シャトーブランシュはどうでしょう?」
あ「母ファディラー(写真を見る)う~んこの脚の感じとかシュッとした可動域の広そうな馬体の感じはキタサンブラック産駒って感じやな」
岡「母系も母父モンズーンって聞くと重たく感じるけども写真で見る限りはそれは無いし、
母父モンズーンの子も日本の芝も適応してる子も多い。それにキタサン産駒はこれくらいの重さがある方がいいまであるね。」
あ「で残ったんは・・・最後にこの写真を見せるちゅーことは悩んでるふりをして本命は母シャトーブランシュに傾いてるとちゃうか?
しかしこれもキタサン産駒らしい伸びやかで大物感ある馬体しとるのぉ」
ち「流石はあ○かつさんです!全てお見通しでしたか。母の産駒の安定感。あのイクイノックスの全妹で厩舎も同じ木村哲也調教師で
この素晴らしい1位指名の馬の中でも指名する時にマイナス部分要素の少ない子ですね」
岡「もう血統は言わずもがなの偉大な母だし。僕としてはこの母に流れる母父キングヘイローや母母父のトニービンの
もっと大切にして欲しかった血統だから思い入れもあるね。
しいて言うなら・・・気になるのは母も父も成長が遅めなとこだね。
でももし成長が間に合えば確実に春の大きな舞台に立ってそうな感じはするよ」
2位相乗り指名会議中(母アメージングムーン・相乗りコロすけさん) 馬名スワーヴマルス(牡)
ち「この順位はもし1部で昇格してたら1位と2位で指名したかった馬が同順位で指名されてしまい悶絶してた順位でした
その二頭は母アメージングムーン(父キタサンブラック)と母サラーブ(父キタサンブラック)の二頭ですね」
あ「また悩んでるのはキタサンブラック産たちかいな!」
岡「この母サラーブの馬体は流麗で素晴らしいなこれ・・・まだ成長途中の緩さがかなり残ってるのに、
この馬体とかノーザンはどれだけ素晴らしい馬を抱えてるのよ!
普通はこんな美麗な馬体の馬とか、普通の牧場だと年に1頭出るか出ないかなのに・・・もう嫉妬すら追いつかないよ」
あ「しかし祖母はシャケトラの母やろ?この母系はかなり奥手な家系やから身が入るまで時間がかかりそうやな。
POG期間をと考えるとアレやが、それ差し引いても指名したくなる美しい馬やな」
岡「で、もう一頭が母アメージングムーンか。この母系の産駒もかなりの成長が遅めだよね?
当歳馬のセレクトセールはイクイノックス効果もあって全体的に高値だったけど
それでも日高産の馬で1億9000万円は凄い評価されたね。これは日高としても励みになるし嬉しい限りだね」
あ「当歳馬のセレクトセールの動画みてるがこれも可動域の広い感じといい骨格の感じといい
大きい舞台が似合いそうな良い馬に成長しそうだな厩舎はどこ予定なん?」
ち「美浦の田中博康厩舎で馬主はスワーヴのNICKSさんですね」
岡「で相乗り候補はどうするんや?悩んでるならこの三人で脳内ジャンケンとか脳内アミダでもするか?
なんならこの順位で光る母ブルーミングアレーでも交えて」
ち「いえ・・・ここは想いの強さでとりあえずもし初手で相乗りを取られたらどっちが悔しいかで決めます」
3位相乗り指名会議中(母ティールグリーン・ローマエさん)
ち「母ダンスアミーガ(父キズナ)は追補で取れますよーに!神様お願いします。」
あ「なんやいきなり太陽に向かってお祈りし始めて?ここしばらく馬の写真の見過ぎでおかしくなったんとちゃうか?」
ち「ああっすみません。この順位は母ティールグリーン(父リアルスティール)の馬体が好み過ぎてすんなり決まったんですけど、
でも去年の楽燕カップで頑張ってくれたカムニャックの母が指名されててやっぱ相乗りしたいっ!てなってしまい急に悩みまして」
あ「二頭追うものは一頭も得ずやで?(母ティールグリーンの23の写真を見る)これはええ馬体の筋肉してるのぉムチムチやな」
岡「馬格も申し分ないし将来はダートの大きなところで活躍しそうな期待を抱かせる馬だね」
ち「ところが○雄さん6月の阪神開幕週の芝1600の川田騎手でで出走が予定されてまして・・・厩舎は栗東の高野調教師ですね」
あ「馬体はダートぽいのに芝で下すんわ期待の表れか一度は芝で試してみたいんか?どっちやろな?」
岡「いまは地方のダート重賞の整備や賞金も上がってるし相乗りの選択はいいんじゃないかな?。
でもこの4位の順位は母ピクシーホロウや母インヘリットデールも良い馬だし、母ミュージアムヒルとか母セレスタと面白そうな馬がいるね」
ち「むむむっ・・・」
あ「何が『むむむっ!』や何頭追うつもりや」
4位相乗り指名会議中(母レディオブキャメロット・相乗りキャリコさん)
あ「なんやここはすんなり母レディオブキャメロット(父コントレイル)に決まったのぉ」
ち「当歳の馬体に惚れてネット競馬で早々にお気に入りしてたくらいですからここは一択でした」
岡「コントレイル産駒は硬質感があるキズナ産駒と違って、シルエットや身軽く可動域の深そうなどこか祖父のディープインパクトぽさが出てるのが特徴だね。
ただ祖父に先祖帰りしたのは良いけども全体に小ぶりになる傾向も出てきそうで馬格や体重とか気になるとこだね。
あとコントレイル自体が母系に北米系の血統をいれてるから、母系の配合での初年度の展開は注視したいね」
ち「血統も母父のモンジューが目を引きますが、その下にはミスプロやストームキャットが入ってる母なので程よい重厚感とスピードや柔らかさが出ればなと」
あ「ちいが言うんのも判るくらいの綺麗な馬体やの厩舎も矢作先生のところだしこれは期待してもええかもな」
ち「そうなってくれると嬉しいです」
5位相乗り指名会議中(母ルシェルドール・相乗り浮草さん)
岡「偉大な種牡馬だったディープインパクトやキングカメハメハが亡き後に残された課題は、
如何にこの種牡馬の良さや系譜を残しつつ血を薄めるか?その中でもベンバトルは私としても推したい種牡馬だよ」
ち「シェーロドラートは坂路の動きやタイムなど絶賛されてますね。
ただ欧州では種牡馬として確固たる地位を築いてるDubawiですが日本での成功例が少し不安材料ですね」
岡「ベンバトルは日本の芝と親和性の高いドバイターフに出走して日本馬を一蹴し勝利してるし
母父のセルカークの産駒は向こうでマイル戦と得意としてるスピードがあるし
なので日本の馬場やスピードにも対応出来ると思う。調教師も若き俊英の加藤士津八先生だから期待したいね」
あ「その辺は血統の潮流が変わればレースの展開や流れも変わるもんやからなぁ
ディープ産駒時代に母父に欧州系とか重くてかなわんと言われアカンかったやろ?
でも今は一瞬の瞬発力より持続力を背景にしたスピードが求められる傾向があるのは、
日本の血統の傾向が変化しレースも騎手がそれに対応してるからやろな」
6位相乗り指名会議中(母マゲバ・相乗りM-GALEさん)
ち「母ヨカヨカでジャンケンで負けてしまった・・・ああっ次の相乗りはどうしようか」
岡「どれどれ。ふむ6位は面白い馬が揃ってて残った馬もこどれもいい雰囲気があってどれも目移りするね」
あ「当歳馬の映像を見とるが母マゲバ(父ジャスタウェイ)の子がええんとちゃうかな?
ハーツ系ぽい可動域が広そうな動きや、適度に緩すぎないジャスタウェイ産駒ぽい全体のシルエットがええな」
ち「母マゲバですか?ふむふむ。ジャスタウェイ産駒に9000万円と中々の取引価格といい
媒体でスピードがあると言及されたり、社台ファームとのタッグで藤原厩舎。
そして早期デビューとか中々こう走りそうな匂いが・・・いける」
岡「まぁその辺の推理もPOG的な楽しみの一つではあるね」
7位相乗り指名会議中(母リリーオブザヴァレー・相乗りマクベインさん)
岡「ここもすんなり悩む事なく母リリーオブザヴァレー(父ロードカナロア)で相乗り候補が決まったね」
ち「これはセレクトセールでお気に入りにしてた馬で、この首から背中のラインに『ぷりっ』とした尻に惹かれて決めました!」
調教師の先生も馬主さんとの黄金ラインの栗東・上村調教師のとこですし」
あ「まぁ馬体なんちゅーもんは好みやしな走る時は走るしその逆もしかりや。
でもこのセレクトの映像を見ると確かに馬体からええ雰囲気を感じるな」
岡「母父ガリレオがカナロア産駒のスピードを活かして持久力や距離の融通とかの方向にいけば面白いかもしれないね」
8位相乗り指名会議中(母ラビットラン・相乗りスワロウテイルさん)
ち「ああっ・・・またジャンケン負けて連敗だぁ」
あ「やかましいわ!で・・・なんの馬で負けたん?」
ち「母バイバイベイビーです・・・」
岡「どれどれ?これはサイズ感のいいコントレイル産駒だね。厩舎も矢作先生のとこだとかなりの期待馬だね。
でも、逆に考えたら似た血統の方向性は母レディオブキャメロットで相乗りしてるし、
新種牡馬なんだからここは違うタイプも狙ってみるとか?」
ち「例えば・・・?」
岡「この母ラビットラン(父コントレイル)なんでどうかな?。全体の馬格は小ぶりな感じに見える気もするけど、
母系に散りばめた北米の血統といいディープ産駒時代ならそれこそスピードとキレのある瞬発力を兼備えたって言われれたんじゃないかな?」
ち「母系は結構いろんな血統のクロスを重ねてますね」
あ「小ぶりったって今の時期で体重が450キロあれば十分やな。デカすぎても瞬発力に影響あるしな。
これから調教積んでデビューする頃には程よい馬格に良い筋肉をまとう感じになるやろ」
岡「まぁ怖いのは高額馬だからこその鍛える時に鍛えず出るべきときに出ないレースで可能性を潰してしまう事くらいじゃないかな?
でも、預託先が藤原先生なら育成力はトップクラスの先生だしその辺は心配ないと思う」
9位相乗り指名会議中(母ザクイーン・相乗りマサキサマさん)
岡「ここもすんなり決まったね」
ち「母ザクイーン(父スワーヴリチャード)の初子のネロコルヴィーノも追補で指名してたのでここは石の上にも三年ですね」
あ「この母はずっと同じ馬主の父を種付けられてるんやな。しかし一つ上の兄は期間内デビューは間に合わなかったやろ?」
ち「今回は育成が順調なのかJRA-VANの二歳馬牧場カタログで走る姿を確認できますね」
岡「その種付けは馬主さんの期待馬なのか?この子の預託が栗東から美浦の木村先生のところになったり、
もうすでに入厩してたりと上の兄とは違う感じはするね」
あ「おっ!いま気がついたんやが馬名はモンラッシェかいな・・・ちい!お前さんには縁のない酒やな」
ち「やかましいわ!」
10位相乗り指名会議中(母ソシアルクラブ・相乗り謎の厩舎さん)
あ「ここで父フィエールマン産駒で相乗りとか思い切ったなぁ種牡馬成績でちょい苦戦しとるやろ?」
岡「晩成傾向と長距離適正があるフィエールマン産駒だと2歳戦はやはり苦労するね。
でも手塚先生の話だと夏の新潟あたりで下したいとか早めのデビューが出来そうだ」
ち「牧場ではリリーノーブルと同じくらい動いてて評価が高いと言ってますね」
あ「写真で見るとまた緩さがあるように見えるし、馬体で見ると距離はやはり長いほうがエエように見えるな」
岡「どこか堅さを感じるキングカメハメハ産駒の牝馬の子が多いけども、
この母は祖母のブエナビスタに流れるスペシャルウィークの血なのか?柔らかみがあってそこまでじゃない気もするね。
でも成長は早めではなさそうではあるし、本格化するまでそこは長い目でみたら楽しめそうな馬かもしれないね」
11位相乗り指名会議中(母コスモチェーロ・相乗りPIROさん)
ち「ここも母コスモチェーロで決めてました・・・お母さんはこの子を産んですぐに亡くなったそうです」
岡「ウィンマリリンを産んだ偉大な母だね。父はエピファネイアか」
あ「母が高齢馬だから馬格とか心配やったけど写真を見る限りその辺の心配はなさそうやな」
ち「牧場でもう500キロ近くあるそうですよ。厩舎も姉のマリリンを管理してた手塚先生ですしその辺は安心ですね」
岡「エピファネイア産駒らしい豊富な筋肉を活かす母父のフサイチペガサスのスピードのイメージだね」
あ「しかし馬体を見てもこう桜花賞ちゅーよりオークス向きとは感じるわな」
ち「2部であっても心意気は1部です。ダービーとオークスはポイント付かなくても別格なんです!」
あ「それで昇格を逃してるお前さんが言うと、なんや?こうイマイチ説得力ないわなぁ」
12位相乗り指名会議中(母オールフォーラヴ・相乗りmaribooさん)
ち「よし!ワンフォーローズの子孫の子が出た」
あ「なんや急に藪から棒に騒ぎよって」
ち「いやぁこのワンフォーローズから産まれた娘たちが好きなんでPOGでも度外視で指名したくなるんですよ」
岡「ケイアイファームを支えてる偉大な母系だね。産駒のレディアルバローザにキャトルフィーユとエンジェルフェイスは、
G1には手が一歩届かなかったけど、それでも産駒たちはどれも重賞勝ちしてるね」
ち「レディアルバローザの子のオールフォーラヴとエンジェルフェイスは牧場でも評価高めだったので、
どちらかの指名が出たら必ず相乗りしようと待ってたんですよ」
岡「500キロを超えてる大型馬なんだけども重苦しさは感じないね。
エピファネイア産駒のいい筋肉を纏い胴が長めでいかにも春のクラッシックでオークス向きを感じるね」
あ「がもう少し成長して馬体がシャンとしてトモに実が伴いパンとすればええ馬になりそうやな」
ち「厩舎も中内田先生で夏の小倉デビュー予定みたいですね。
最近の小倉デビューはドウデュース筆頭に大物とか出てますし、それに続くような活躍を期待したいですね」
13位相乗り指名会議中(母コンテスティッド・相乗りマクベインさん)
あ「ここは二転三転してたのぉ」
ち「母コンテスティッド23は良い馬だと思うんですけど、相乗りでロードカナロア産駒が多いのに気がついて」
岡「それでバランスを取って違う馬へと・・・それでジャンケン負けでは世話ないな。
あそこまで負けた割にはギベオンの半弟の母。いい相乗りが出来たじゃないか。
それに厩舎は友道先生のとこだから文句なしだし。そこに馬主さんが預託するのは期待の表れだからね」
あ「当歳の時に2億で買われ次の年の1歳でまた上場されて今の馬主さんに至るんやな」
ち「なにがあったは知らないですが媒体でのコメントは成長待ちだけど楽しみだそうです」
岡「当歳の時と1歳の時の映像みてるけど形の崩れもないし良い成長の仕方をしてるんじゃないかな?」
ち「2歳の時の資料がないので何とも言えないですが良い成長してると嬉しいですね」
14位相乗り指名会議中(母ザガールインザットソング・相乗りM-GALEさん)
あ「(また負けとるな)ちい!敢えて言わんでおいたが・・・お前さんじゃんけん弱いのぉ?」
ち「はぁ・・・なんか序盤で運を使い果たしたかのように5連敗してます」
あ「ほんでジャンケン負けで選んだ馬は母ザガールインザットソング。父はブリックスアンドモルタルか」
岡「父と母ともにアメリカの馬で馬体からも感じるスピード感がある雰囲気がいいね」
あ「この胸の筋肉といいトモといい背中も含めた形がええな期待できるとちゃうか?」
岡「毛の色といい流星といい全体のシルエットといい父のブリックスアンドモルタルぽさがあるし、
これはかかなり良い相乗りじゃないかな?」
15位相乗り指名会議中(母ゲットリッドオブワットアイレスユー・相乗りローマエさん)
岡「母の馬名は『Get rid of what ails you(アナタの苦悩を解消してさしあげましょう)』か・・・
(ふふっ)すまない少し笑ってしまったよ」
ち「まぁ正直に言うと名前で選んだとこもあるので・・・」
岡「でも母系に散りばめられてる血統がディープ時代に相性がよかったデピュティミニスター系やエーピーインディ系で
しかも5代血統に父や母共にクロスがないのが良いね。しかも預託先は矢作厩舎と期待されてるのかも」
あ「生まれたての時の写真を見とるが母は栗毛やのに産まれたんは黒鹿毛で雰囲気が父のコントレイルぽいのぉ」
岡「新種牡馬のコントレイル産駒は何が正解か判らない未知数な分、この選んだ3頭ともに少し血統の方向性を変えてるは良いと思うよ」
16位追補リスト会議(母ラヴァリーノ・自指名)
ち「ジャックドールの全弟でジャックドールを管理してた藤岡調教師が同じくらいに自信があるとの媒体での記事で選でみたのですが」
岡「ただ父モーリス産駒は母系にモガミにモンタヴァルと血脈に眠る狂気の血が騒ぐのか?
どうしても一度は精神面で崩れてしまうのが産駒に多くて立て直しに時間がかかるのが悩ましい問題だね」
あ「若いときはグレてやんちゃすんの居てもしゃーない。しかしそこでそのまま燻ってるか?立ち上がれるか?
ほんでどう歩むかで地金が出るのは人も馬も変わらへんな」
ち「深い言葉・・・とても痛み入ります」
17位追補リスト会議(母デイアウトオブジオフィス・自指名)
ち「去年も社台ファームで当りを掴んだので選んでみたのですが、牝馬ならスキアかこの母の子が好みでした」
岡「ただ父のロードカナロアに対して母のストームキャットだと硬質感が出てダート寄りになりそうでもあるな。
牝馬でダート寄りになる事を考えると少し悩みどこだね」
あ「しかしこの胸や背中のラインとトモの形とこのプリっとした尻はええな」
ち「この下のキタサンブラック産駒も期待したいので初子の縁というのもPOGの面白さかなと」
岡「この北米系の母系を購入するあたり社台復活を感じるこれまた一つの要因だね」
18位追補リスト会議(母カレンブーケドール・相乗りdskさん)
ち「ここは痛恨の母スキアのジャンケン負け・・・スキアの子はデビューすれば確実に重賞クラスと感じてただけにここでの負けは痛すぎる」
あ「ちい!もうお前さんはじゃんけんしたらアカン。もう次は自指名にしとき」
岡「で選んだのがカレンブーケドールと。初子だけども1歳馬のセール映像だと胸の筋肉から背中に特にトモや尻が素晴らしいね」
ち「下の子も同じ父のエピファネイアにしたのを見るとこの馬の出来が良かったんでしょうね」
19位追補リスト会議(母キャトルフィーユ・自指名)
ち「母キャトルフィーユの産駒は成長が遅めで身体とか小さ目になりやすいのと脚部の不安もあって難しいんだけども
でも母の派手な勝ち方はないしG1には手が届かなかったけども健気に頑張る走りが好きだったから…(ブツブツ)」
あ「なにブツブツ言ってるんや?・・・しかしお前さんロードカナロア産駒が多すぎとちゃうか?」
岡「確かに4頭は少し多い印象だね。メインストリームを狙うならキズナ産駒とかキタサンブラック産駒やエピファネイア産駒もあるし
産駒のリスクヘッジを考えたら追補はもう少し分散するのもありだったかもしれないね?まだ相乗りされてない良い馬が多いからね」
ち「でもこの子はどうしても指名したかったんで(鋼の意思)」
20位追補リスト会議(母カレンオプシス・自指名)
ち「去年は狙い過ぎで未デビューのペナルティ。今年は避けたい・・・1部の人が指名出来ない父の血統登録50前後で、
社台かノーザンファームの大きなとこで個人馬主が母を預託してて、そのまま所有してデビューさせそうな子とか居ないかな?」
岡「サトノクラウンなんか面白いんじゃないかな?年々種付けが減ってたのにタスティエーラの23年ダービー勝利で種付け跳ねたんだ
ちょうど選ぶ22年の年が種付け数が底で谷間になってるんだよ」
ち「じゃ少し探してみますね(しばらく経過)あっこれなんて面白そう『母カレンオプシス!』しかもコメントが1だ助かったぁ」
あ「生産牧場がノーザンファームとか最高やないか?。ほんで産まれた子の殆どがカレンの鈴木氏所有で中央デビューさせてるんやな」
岡「生まれたのは牝馬だし父と母で血統もクロスないし母のサンデーサイレンスの血が4代目に下げられるから、
繁殖の自由が増すのも含めてきっと次を考えて馬主さんがこのまま保有して走らすんじゃないかな?」
ち「おっ終わったぁ~~~お二人とも今年もご協力感謝です。助かりましたありがとうございます。」
岡「自分の意見が役に立てて良かったよ。この選んだ馬達が来年の君の昇格の助けになれば幸いだ」
あ「で・・・今年はな最後に言いたい事があるんやが」
ち「なんです?」
岡「実は・・・な」
と言うと霧のような白い靄がかかり辺りを包み込み・・・そしてしばらくして消えた
ち「あっ霧が晴れて思い出した岡○さんとおもってたら・・・・・・・ああっアナタは!
昔、某ウィンズ近くでラジオ日本の競馬中継を聞きながら、
酎ハイ飲みながら酔うと決まってサクラスターオーの有馬に想いを馳せてしんみりしてたオジ
(馬券はメジロデュレンも好きで同期のユーワジェームスのお陰で枠を抑えて当たってた)
そして翌年のサクラチヨノオ―も応援しててスターオーの忘れ物のダービー勝利で涙を流し
スターオーと同じく母を亡くした境遇のスペシャルウィークもオジは好きでしたね」
オジ「ふふっ思い出してくれたのかい?」
ち「そして貴方は!あ○○つさんと思ってたけど・・・
仕事先で知り合った競馬好きで、好きな騎手は『あの不器用さがええんや』って言うてた村本善之氏で、
いつも『馬なんて何考えてるか判らんのに命の次に大切な金を大枚叩いて賭けるとかアホのすることや、
特にお前は人間の気持ちすら判らんのやからな!賭けるなら盆暮れの大きなレースだけにしとき』と自分を諫めてた割には、
自分は平馬場のレースもぶっとい金額を平気な顔して買ってて、
なんで?と聞くと『当たり前やお前のは予想は予想やないコネくりまわしたただの屁理屈や』と言ってたおじ!」
おじ「ちゃんと言った通り競馬は自制して賭けとるか?」
ち「どうして・・・ずっと忘れてたんだろう競馬に夢中だった時はちょいちょい会ってたのに・・・
違う事で忙しくなったり仕事が変わったりと段々と疎遠になっていつの間にか」
おじ「後悔しとるんか?まぁゆうて人との出会いと別れなんてそんなもんや。
そして残るのはやった後悔とやらなかった後悔が滓のように重なるだけや」
オジ「でもこうやって記憶の海の中で忘却の霧の中で包まれ忘れたとしても、
こうやって切っ掛けがあれば思い出として蘇る。そう確かに心の中に残ってんるだ」
おじ「人も馬も同じや過去の想いを糸にして今という刻を紡ぎ未来へ繋ぐんや」
オジ「競馬もそうだね。血統表の名前のある馬の一つ一つに携わった人たちや馬たちの物語。
栄光を掴んだものも掴めなかったものも等しく誰かの記憶に残ってる限り永遠なんだよ」
そう言うと段々とまた霧が濃くなっていく・・・
おじ「おっそろそろ時間やな・・・また記憶の海の淵のどこかで会えるとええな」
オジ「POGという切っ掛けでまた出会えたんだ・・・また何かの切っ掛けで会えるさ」
万馬券が当たった時のような笑顔で二人が僕に向けて手をあげた
ふたり「じゃあ・・・元気でな」
ち「おふたりとも・・・ありがとう。そしてまたいつか」
少しばかりウトウトしてたようだ・・・とても懐かしい人たちの夢を見てたような
腕を伸ばし伸びをして寝ぼけた身体をほぐす
隣の部屋からつけっぱなしのTVの音が聞こえる
「(~♪)第三回阪神競馬場・第5レースは2歳新馬メイクデビュー阪神です。2025年今年のデビューを迎える若駒たち最初のレース・・・・」
おわり
(回顧提出日:6/11)
細かいミスは目をつぶっていただいてくれたら幸いですが少し見逃せないミスを見つけたので
訂正です
18位追補リスト会議の母カレンブーケドールで
ち「下の子も同じ父のエピファネイアにしたのを見るとこの馬の出来が良かったんでしょうね」
とありますが正しくは下の子はブリックスアンドモルタルです。
訂正した文章にしたつもりがしてなかったですね。なんの母と勘違いしたのかは不明です申し訳ないです。
あとは・・・読みにくい判りにくいと細かいミスは笑って許してね。
では失礼します。
職場でニヤニヤしながら拝見しました。
あんかつさんのファディラーのところで、"う〜んこ"の、を空目してドキドキしてしまいました。
またじゃんけんに負けとるな〜ってあんかつさんに言われてますが、そのちいさんとの唯一したじゃんけんに負けたのはわたしです。
牧雄さんもベンバトルには注目してるはずですし、このお馬さんは地元でも指名してますので、走るはずです。
傑作をありがとうございました。
一年間よろしくお願いします。
これはちいさんの気持ちが籠った素晴らしい大作ですね!!
岡◯◯雄氏のコメントは青本のコメントが乗り移ったかのようなストーリーに感じましたよ(笑)
カレイジャスビートは出資者としての目線も含めてお伝えすると、仰る通りダートが本線なので芝のデビュー戦は目を瞑っていただいて大丈夫だと思います。
良い筋肉してると私も思いますし、高野先生のコメントからも次走は秋のダートでしょうね。
ちいさん・ローマエさんと一緒に喜びたいなと強く思ってます!!
今期も宜しくお願いいたします。
ライトオブジアースはかなり注目していました。
母デイアウトオブジオフィスは現役時代ものすごい成績でしたし社台Fが命運を賭けて、というのは言い過ぎかもしれないですけど285万ドルで落札したみたいなので…社台的には走ってもらわないと!という感じでしょうね。
キャトルフィーユの仔も毎年気になりますが、なんでどの仔もデビュー遅くなるのかな〜と思います。
今年もよろしくお願いします。
ものすごく楽しく読ませていただきました♪
ドラフト前の悩みまくってた頃を思い出しましたww
お二人の顔がホントに浮かぶような文面で凄すぎです。
そして母コスモチェーロ、相乗りありがとうございます!
手塚先生もマリリンと比較したコメントもしていただいてますし、
母へ捧ぐような活躍を期待したいですね♪
母リリーオブザヴァレー、母ラビットラン、母オールフォーラヴは狙っていた(他で指名)ので、
個人的に注目しています!
今年もよろしくお願いします♪
あらためましてスワーヴマルスの相乗り有難う御座います〜&昨日は無事に家に辿り着きましたかね?^^;
母スキアは残念でしたが〜マルスで丸儲けしましょう(笑)
千葉市カルテットは永久に不滅です(^^)/
雑誌 競馬の天才(旧 競馬最強の法則)とかでありそうなPOG企画を読んでるかのようで、とても楽しい回顧でした!
内容は決して奇異では無く、ちいさんの血統などの知識が随所に散りばめられて読み応えありました。
ジャンケン負けてしまった、母ルシェルドール。デビューは頓挫しましたが復帰後は活躍間違いないと思います。
初参加で至らない点もありますが、これからよろしくお願いいたします。
イマジナリーパパかつさん
『ラヴァリーノの仔は気になるわよ!気性も激しそうだし、気持ちが噛み合えばいけるか…w』
イマジナリー岡田幸男さん
『エクシードはイクイノックスの全妹だし関東の名門木村厩舎で期待しかないね!何より牝馬なのに牡馬みたいな馬名がいいよねw』
2部でバチりましょう!
楽しく拝見させて頂きました。
イマジナリーあ○かつさん、イマジナリー岡○○雄氏、ドラフト前にリアルでも二人のようなアドバイスを授けてくれる方が私も欲しいです♪(特に順位選定)
他POG指名馬として注目しているのは、ルシェルドール、そしてやはりアメージングムーンです。
昨季、姉ハナビを指名しましたので、リベンジ枠を兼ねて有馬ルールPOGですが指名しました。
2頭ともデビューが楽しみな仔ですので、一緒に応援していきます!!!
その他注目では、コスモチェーロ、マゲバ、キャロっ仔からダートで本領発揮のティールグリーンでしょうか。
2部の皆さん指名馬が多種多彩で、どこから活躍馬が出現するのかワクワクしますし、1年間競い合えるのが楽しみです。
まずは2部で1年間、どうぞ宜しくお願い致します・
そして、JRA馬事文化賞受賞!
おめでとうございます💐
そんな先生の受賞作を拝見出来るなんて、とても幸せでした!
さてさて。大物ブレーンからもお墨付き!?をいただけた相乗り2頭。
ジャスタウェイの復権!プリモルの真価!
それぞれ、見せて欲しいでっす!
それでは今季もよろしくお願いしまっす!