マクベインさんの指名馬はこちら。
○ 自己紹介
本格的に競馬を見始めたのは07年からです。
大分出身福岡在住。
気ままな一人暮らしを続けております。
楽燕カップには第一回のいの一番に申し込んで以降
毎回続けさせていただいております。
○ 指名コンセプト
基本に忠実にクラシック重視のラインナップを目指しました。
保険として、層が薄く賞金を稼ぎやすいマイル路線にも多少色気を出しています。
今年は覚悟を決めて速攻系に基本背を向け、大駒系を中心に狙いました。
○ 指名馬について
1位 フォイヤーヴェルク(ディープインパクト×ナイトマジック)
ディープインパクト牡馬の超大物は、実は今までの成功パターンに
当てはまらないところから出るのではないか、と考えていました。
私の(超怪しい)仮説では、母系に父には少々重い欧州血統を抱えつつ、
馬自身は父を思わせる素軽く柔らかい動きをするような馬こそが
その候補であり、本馬はまさにその条件に一致する馬でした。
今年の目玉と言われている馬の中では、初仔、小柄ということで
警戒する人も出るので、実はそんなに競合しないだろうという計算もありました。
…その結果が単独指名だったことに喜んでいいのか、不安になるべきなのかは、
判断に悩むところです。
2位 名前未定(ディープインパクト×ムーンレディ)
エイシンフラッシュ以降毎回人気になりながら・・・の悩ましい母の仔。
体質が弱く6歳にして7戦しか出来ていない全兄ダノンムーンが
それでも3勝していることを考えると、馬格にも恵まれた弟には
それ以上を計算できるはずだと考え指名しました。
千葉サラブレッドセールを来年以降盛り上げたい社台ファームとしても、
出来がいいからこそここに出してきたはず・・・という願望じみた読みもあります。
3位 ダノンスパーク(ヴィクトワールピサ×スターアイル)
半兄ミッキーアイルがG1勝ちを果たした後ということで高額落札された馬。
馬格があり、血統的にもパワーに恵まれていると思うので、
それを生かした、優れた先行馬になってくれることを期待します。
奥様の馬とは何故か異常に相性がいいのですが、旦那さんの馬はどうなるでしょう?
4位 ルールブリタニア(ディープインパクト×ミュージカルウェイ)
ミッキークイーンがオークスを勝つ直前に指名した全妹。その上の兄姉から
2勝、3勝、そしてG1勝ちと成績が右肩上がりな点に好感が持てます。
基本的にゆっくり目始動ということで地味な評価になっているディープインパクト
産駒は「買い」だと思っています。(ゆっくりといっても限度はありますが)
秋東京の王道デビューで、妹は桜花賞に間に合って欲しいと思っています。
5位 タイムレスメロディ(ディープインパクト×アコースティクス)
ロジユニヴァースの下でありながら、ここまで残っていました。
やはり、他の兄弟に目立つ活躍馬がいないことも原因でしょうか。
母系にディープインパクトと相性のいい血が詰まっていることに期待。
ここに来て馬体も増えてきているようです。
6位 ファンタサイズ(ハーツクライ×ファンジカ)
矢作師の評価が高いらしい一頭。
父ハーツクライでハイアーゲームの下ということで、
距離はこなすタイプなのかと思いきや、マイラーっぽいそうですね。
7位 名前未定(ハーツクライ×ピラミマ)
ハーツクライは基本牡馬を狙うべきなのは分かっているのですが、
それでも指名してしまったバンドワゴン半妹。
じわじわと評価は上がってきているようですが、その割りに名前も
決まっていないのはちょっと寂しいですね。
8位 ジュールポレール(ディープインパクト×サマーナイトシティ)
サダムパテックの半妹。それ以外の兄弟はイマイチなものの、サンデー系は
サダムパテックしかいないというところに期待したいです。
ゆっくり目の始動になりそうですが、桜花賞に間に合ってくれればそれでいいです。
9位 バティスティーニ(キングカメハメハ×バプティスタ)
松田国師の高評価に乗っかりの指名。
本馬の母はミスタープロスペクター系に相性がいいことにも期待です。
兄デウスウルトのように去勢の心配もないようですし、順調であって欲しいです。
10位 ジュエラー(ヴィクトワールピサ×バルドウィナ)
本馬の上は牝馬だと全て三勝以上、逆に牡馬だとパッとしないという
分かりやすい傾向が出ています。
じわじわと評価を上げており、姉越えも期待しています。
11位 フォーアライター(ハービンジャー×デグラーティア)
早くから動けそうなハービンジャーということで、本馬を選びました。
まだ分からないことの多いハービンジャーですが、この母でも、
何とか中山の2000mまではこなしてくれないかという願望があります。
12位 ジーブレイズ(Tapit×Miss mambo)
これ以降は三振覚悟のフルスイングと決めていたので、
この辺りで着実なポイントゲッターも欲しいと思い外国産馬を狙うことに。
ここでタピット産駒に飛びつくあたり、私はやはりミーハーなのでしょう。
13位 カフジプリンス(ハーツクライ×ギンザフローラル)
矢作厩舎のハーツクライ二頭目の指名。
個人的に狙いたいと思っている夏の北海道デビューにも好感。
着実に力をつけて中距離の重賞戦線で活躍してほしいところです。
14位 サトノジャスティス(ハーツクライ×スーア)
母はいわゆる大物こそ出していないものの、勝ち上がり率は高く、
そろそろ爆発もあるのではないかと期待して指名。
せめて11月にはデビューして欲しいところです。
15位 グレンダロッホ(ディープインパクト×ララア)
米G1馬を母にもつ大型馬。
上が結果を出していない(というか一つ上の全兄は行方がわかりません)とはいえ
チャレンジの価値ありとみました。
16位 ワイエムデマクール(ヨハネスブルグ×バクシンスクリーン)
流石にこの縛りでクラシック候補を見つける自信はなく、
優先出走権狙いに徹することにしました。
上二頭は中央で勝ちあがっており、自身もゲート合格済みと、
結構堅実だと思います。
○ 最後に
第一回から参加させていただき、早いものでもう第五回です。
今までは、これは外さないだろうという馬を上位に固め安定志向で
指名していましたが、今年は、リスクはあるが上手くいけば超大物…という
馬を上位に持ってきました。
やはりダービーを勝たねば優勝は難しいという考えの下、下位指名に距離が伸びて強い
ハーツクライ産駒を多めに入れてみたのも今年の試みのひとつです。
何かを変えなければ優勝はできない、と自分に言い聞かせ
臨んだ今回の指名馬には期待も不安も一杯です。