横浜心理カウンセリング ブログ

心理カウンセラーが教える体験談、心に響く言葉、心理学健康法等24年に亘り各種心理療法を学んだこと

セックス依存は父に対する罪悪感だった(その一)・ゲシュタルト療法

2017-08-20 22:36:49 | 生きづらさ・体験談
こんにちは。横浜で心理カウンセリングをしているハッピーライフ・トータルセラピーの堀井です。

横浜心理カウンセリングにいらした20代女性の験談は、『セックス依存は父に対する罪悪感だった(その一)』です。

私には今、真剣に結婚したほどの彼氏がいます。しかし、寂しさのあまり、つい彼に当たってしまい、上手に付き合うことができません。
彼と付き合うまでは、風俗、キャバクラで働き、セックス依存症のような感じでした。常に年上の人を求め、大して好きでもない人とセックスをしてしまう日々が続いていました。また、リストカットをしたこともあります。自分ではどうしてこのような行動をとってしまったのか、また今も大好きな彼に八つ当たりをしてしまうのかがよくわかりません。
そんな時、ホームページで堀井さんのことを知り、ゲシュタルト療法を体験してみたいと思いました。

以下、エンプティ・チェア技法を用いてセッションを行う。

セラピスト堀井(以下・堀)  彼に見立てたクッションを置いてみて、彼に対して思うことを言ってみてください

私は、彼のクッションを置いて、彼に向かって言いました。

私  あなたにわがままを言っちゃう。でも、私の事を一番に考えて欲しい
堀  私の事を一番に考えてくれないと、どう思ってしまうのですか
私  あなたと喋りたいのに、仕事とばっかりで寂しいし、悲しい・・・
堀  彼として、それを聞いてどうですか

私は、彼に見立てたクッションに座りました。

私  朝から晩まで、仕事がある。あなたに合わせると、寝不足で仕事にならない
堀  彼が、相手にしてくれないとどうなるのですか

私は、自分のクッションに戻りました。

私  一人で泣き叫ぶ。寂しい気持は止められない
堀  悲しい気持ちはどこに感じますか
私  顔に感じます
堀  顔にある寂しい感覚に向かって「あなたはいるんだね」と言ってみてください
私  あなたはいるんだね
堀  寂しい感覚になって、答えてみてください

私は、寂しい感覚を具現化したクッションの上に座り、答えました

私  いるよ
堀  いつから居ますか。
私  幼稚園の頃からいます
堀  だって幼稚園児のころの私は・・・言葉を続けてみてください
私  お父さんは仕事で帰ってくるのが遅いし、お母さんは夜、仕事に行っちゃう。お姉ちゃん達は喧嘩ばかりしているし、誰も構ってくれない(泣く)
堀  何歳の時ですか。いつもどうしますか
私  五歳の私で、いつも玄関で体育座りしてウサギのぬいぐるみと喋っています(泣く)。誰もかまってくれない。寝る時も、ウサギと寝ていた。とても寂しかった(泣く)
堀  「だから、今でも構ってくれないとも、私は寂しさに耐えきられずに泣き叫けんじゃうんだ」と言ってみてください
私  だから、今でも構ってくれないとも、私は寂しさに耐えきられずに泣き叫けんじゃうんだ。本当にそうです。

堀  五歳で一番構ってほしかったのは、誰ですか
私  お父さんとお母さん
堀  五歳のご自身になって、お父さんとお母さんに言いたいことを言ってみてください
私  あなたたちは、私を構ってくれてないよね。お姉ちゃんの時には、一緒に居てくれていたのに・・。なんでお母さんは、私の時はいないの・・
堀  お母さんになって答えてみてください

私は、お母さんに見立てたクッションに座り、答えました

私  お父さん借金をしてきたから、私は夜の仕事で働いている。私だって本当は家にいたい
堀  「私がこの家庭を守っていたんだよ。私が頑張らないとやっていけない」と言ってみてください
私  私がこの家庭を守っていたんだよ。私が頑張らないとやっていけない(泣く)
堀  もし、五歳の悲しい気持ちを受け止めたなら、どうなると想像しますか
私  どうしたらいいかわからない
堀  お父さんさえ借金しなかったら、どうしていたんですか
私  夜の仕事なんか行かず、家族といたかった
堀  それを聞いてご自身はどうですか

私は、自分のクッションに戻って答えました

私  嫌だった。少しでも私との時間を取ってほしかった
堀  「寂しい気持ちが埋まらないので、他の人に求めちゃう」と言ってみてください
私  寂しい気持ちが埋まらないので、他の人に求めちゃう。(泣く) わっているけど、しょうがない
堀  「今の自分はわかるけど、五歳の自分はわからない」と言ってみてください
私  今の自分はわかるけど、五歳の自分はわからない。その通りです
堀  五歳の自分になって、不満に思っていることを伝えてみてください

私は、五歳の自分に見立てたクッションを置き、そこに座りました。

私  何で他の家は、みんな一緒なのに、うちだけ私一人なの。お姉ちゃん達の写真はいっぱいあるのに、何で私の小さい時の写真もないの。どこにも連れてってもらった記憶もない。(泣く)
堀  言ってみて、どんな気持ちですか
私  怒りが、湧いてきました。お母さんもお姉ちゃんも、お父さんを嫌っていた。お父さんのことを「臭い」とか「汚い」とじゃ、「じゃまだ」とか、文句ばっかり言う
堀  その事を聞くと私は・・・言葉を続けてみてください
私  ひどいと思っていた
堀  この家族の中で一番つながっていたのは、誰ですか
私  お父さん
堀  「この家族では、私はお父さんと悲しさでつながっていたよ」と言ってみてください
私  この家族では、私はお父さんと悲しみでつながっていたよ(泣く)
堀  「だって、お互いに寂しかったから」と言ってみてください
私  だって、お互いに寂しかったから。寂しかった・・
堀  お父さんとして、それを聞いてどうですか

私は、お父さんに見立てたクッションを置きそこに座って答えました

私  家にいても、楽しくない。ついパチンコに行ってしまう
堀  俺が借金を作ったのは、なぜですか
私  パチンコで使いすぎたから
堀  「俺の居場所はパチンコ屋しかなかった」と言ってみてください
私  俺の居場所はパチンコ屋しかなかった
堀  それを聞いて、どう感じますか

私は、自分のクッションに戻りました。

私  ごめんなさい(号泣)私も、仲間外れになると思ったから、お父さんのことを「臭い」とか「汚い」とか言っていた(泣く)
堀  それを聞いてお父さんとしてどうですか

私はまた、お父さんに見立てたクッションに座りました。

私  悲しい。一番かわいがっていたのに悲しい
堀  もし、家族かに優しくされていれば俺は・・・言葉を続けみてください
私  借金なんてしなかった
堀  それを聞いて自分はどうですか

私は、自分のクッションに戻りました。

私  ごめんなさい(泣く)
堀  もし、お父さんは臭くないと発言していたら、どうなると想像しますか
私  お姉ちゃん達は怒る
堀  「私の居場所もなくなっちゃう」と言ってみてください
私  私の居場所もなくなっちゃう
堀  「だから、本当はお父さんのことが好きなのに、偽わらなければいらなかった」と言ってみてください
私  だから、本当はお父さんのことが好きなのに、偽わらなければいけなかった。ごめんなさい(泣く)
堀  「そのことが、今でも罪悪感として残っている」と言ってみてください
私  そのことが、今でも罪悪感として残っている。確かに残っていると思います。
堀  甘えらず満たされなかった気持ちと、罪悪感として自分を責めているから、男の人を求めてしまうのかもしれませんね
私  そうですね。セックス依存も、お父さんに対する感情のような気がします





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