横浜心理カウンセリング ブログ

心理カウンセラーが教える体験談、心に響く言葉、心理学健康法等24年に亘り各種心理療法を学んだこと

「恋人との付き合いが長続きせずに自己嫌悪になるは 自分が両親の声を取込んでいたから」・ゲシュタルトセラピー体験談

2016-10-03 19:22:36 | 生きづらさ・体験談

「恋人との付き合いが長続きせずに自己嫌悪になるは、自分が両親の声を取込んでいたから」・30代女性ゲシュタルト療法

 

私は「付き合い出した彼が怖い」と思い、堀井さんに相談しました。

 

セラピスト・堀井(以下堀)「彼をクッションに見立てて、の前に置いてみてください。彼を置いて、何を感じますか」

私「ニコニコして安心」

しかし、何故か私は涙を流していました。

堀「涙に口があってしゃべれるとしたら何と言っていますか」

私「隠しておきたい」

堀「涙はそのことを教えているんですね。身体はどんな感じがしますか」

私「喉が固められているようで、詰まってスース―します」

堀「クッションを喉だと思って固めてみてください」

 私はクッションを三角に折りました。

堀「折っている力は何と言っていますか」

私「黙れ、口に出すと嫌われるぞ」

堀「固められるものになってみてください。そう言われてどう感じますか」

私「私は悲しい、つらい」

堀「『私は悲しくて、つらくても言ってはいけないの』と繰り返し言ってみてください」

 私はその言葉を繰り返しているうちに嫌悪感を覚えました。

私「この存在を追い出したい」

堀「『あなたの声に従っているから〇〇だ』と続けて言ってみてください」

私「嫌悪感がする。楽しめない。愛せない。人を見下す」

堀「この声を埋め込んだのは誰ですか?」

私「父親です」

堀「それでは父親に見立てたクッションを置いてみて、したいようにしてください」

私「怖かった、脅された」

 私は自然と泣きながら、クッションを叩いていました。すると、怒りのエネルギーが発散できた気がしました。

 

父に対する怒りを発散させても、私を脅かす声は消えなかった

 

堀「それでは、このクッションをどうしたいですか」

私「放り投げて捨てたい」

堀「では、放り投げてください」

私「楽になりました」

堀「声が消えた状態になりましたね。お父さんに特に言いたかった体験は何ですか」

私「小学校の時、勉強をみてくれているとき、『お前は馬鹿だから』と言われたことを忘れられないでいる」

堀「今、その時に戻ったらなんと言いたいですか」

私「教え方が悪いんじゃないの」

堀「今度はお父さんの立場になってみましょう」

 私は父に見立てたクッションの上に座りました。

私「お前に言われると立つ瀬がない」

堀「そういう風にお父さんに言われて、どう思いますか」

私「あなたの自己満足のために存在してきたわけではない」

 私は腹が立って、そう繰り返し言いました。30年間言えなかったことを口にできて、涙が止まりませんでした。

 

無意識のうちに、母親のことも恐れていたことに気がついた

 

 私は無自覚のうちに身体を揺らしていました。

堀「なぜか身体が揺れていますけれど、その動きは何と言っていますか」

私「そんなことをお父さんに言ったら、かわいそうでしょう。お父さんはあなたを愛しているんだから」

 という言葉が私の口から出てきました。

堀「今のは誰の言葉ですか」

私「母です」

 私はその瞬間、背筋が凍るような悪寒を覚え、『ゾワゾワ』を背中に感じました。

堀「あなたは、お母さんの声も内側に取り込んでいたんですね。その『ゾワゾワ』は何て言っていますか」

私「『かまって、かまって』と言っています」

堀「その『ゾワゾワ』に向かって、何て言いたいですか」

私「近寄るな。叩いてやりたい。あんたのせいで、父を同情するようになった。本音を言えなくなった。行動を制限された」

次々と怒りの言葉が出てきました。

堀「お母さんをどうしたいですか」

私「燃やして、川に流したい」

堀「それでは、お母さんに見立てたクッションをイメージの中で燃やし、川に流してください」

私「わかりました」

 私はイメージの中で母親を燃やして川に流し、「さようなら」と言いました。

堀「今はどういう気分ですか」

私「とてもスッキリしました」

堀「お母さんの声もなくなり、まだお父さんにいいたことはありますか」

私「もう関係ない」

堀「では、次にお父さんに見立てたクッションの上に座って、お父さんとして答えてください」

私「悲しい。お前しか、かまってくれる人がいないのに」

堀「お父さんの声を聞いてみて、どう感じますか」

私「父は友だちもいないし、私しか、かまってくれる人がいなかったことがわかりました」

 私はそう言うと、可笑しくてお腹を抱えて笑い出しました。

 

ワークを終えてみて、私のないあの両親のイメージがガラッと変わりました。父は「怖い存在」から「変なおじさん」、母は「大きな存在」から「小さな母」になりました。もう、私の中で私を脅す声はなくなりました。


 

▲「自分を脅す内なる声はなくなりました」との感想を頂きました。

 

 ゲシュタルト療法とは?

 

心理療法を中心とした統合セラピー横浜
TEL 080-5483-2162
横浜心理カウンセリング・再体験療法 無料相談申込メール

『癒し』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« 心は本来わがままな存在です | トップ | 30代女性のテーブル・ゲシュ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

生きづらさ・体験談」カテゴリの最新記事