日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

自然が大きな地域資産

2008-09-29 22:24:57 | アラカルト
世間的には、既に総選挙モードなのかも知れない。
少なくとも、衆議院の議員さんなどは10月3日解散か?はたまた11月解散か?と、ソワソワしているようだ。
生活者としては、選挙云々よりも与野党がシッカリと政策論議を尽くし、国民生活が安心できれば選挙などは二の次三の次なのだが・・・(少なくとも私は)。

今日のお天気は、1ヶ月ほど進んだような寒さを感じさせる1日だった。
1週間ほど前までは、「残暑の中にも秋の気配」という感じだったのだが・・・今年は、どんな秋となるのだろう?
そんな気がしながらWEB広告等を見ていると、なかなか素敵な広告を見かけた。
JR東海が行っている高山本線・中央本線沿線の広告だ。
「Shupo」というキャンペーンようだ。

JR東海の広告といえば「そうだ、京都いこう」が有名だが、こちらのキャンペーンもなかなか魅力的な風景が使われている。
むしろ京都や奈良のキャンペーンとはチョッと違う視点で作られているのが、魅力的なのかも知れない。
京都や奈良などは、文化資産とも言うべき内容が中心となっている。
ポスターを見るだけで、「行ってみようか!」という気分にさせられる。

それに対して、今回の「Shupo」は、高山本線・中央本線沿線にある自然の豊かさをPRしている。
秋の空に映える紅葉した北アルプス。
湖面に映る周囲の山々と紅葉など、名古屋にいながら見落としている「近場の行楽地」の魅力を改めて感じている次第だ。

もちろんこのキャンペーンの背景には、この夏開通した「東海北陸自動車道」に対抗するというコトがある。
高速道路の開通で、名古屋~高山方面の時間がグッと短縮されたからだ。
この夏は、ガソリンの高騰などで電車の利用が増えたようだが、そのガソリンは少しづつ値下がりはじめている。
元々、名古屋はクルマで移動する人が多い都市でもある。
夏、電車を利用した人たちを繋ぎ止めておくためにも、このようなキャンペーンは重要なのだ。
今回の「Shupo」以前から、高山本線を中心としたキャンペーンは行われていた。
それをバージョンアップ(というのか?)させ、周辺自治体も巻き込んだ内容となっているのだ。

注目したいのは、上述したとおり「自然の豊かさ」のPRだ。
正に「そこに行かなくては見られない、瞬間の美」をPRの中心としている。
このキャンペーンなどを見てみると、「自然」というのはその地域にとっての大きな資産だということが良く分かる。
何もアミューズメントパークを作るコトが、観光誘致ではないのだ。
むしろ、これからは「自然の豊かさ」こそが大きな地域資産となっていく可能性が高いのではないか?
そんな事を感じさせるキャンペーンだ。

それにしても、JR東海は宣伝が上手い!企業だ。





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