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「課題」と「問題」の違い

2018-04-07 21:48:13 | ビジネス

拙ブログで、時折紹介をさせていただく日経新聞のコラム「COMEMO」。
昨年だったか?チョッとした話題になった「挨拶をしないようにしよう」→「近所づきあいをしないようにしよう」というテーマで、「課題」と「問題」の違いの説明をされている。
日経新聞COMEMO:「近所づきあいをしないようにしよう」と声をかけるまち。

コラムにあるように「挨拶をしないようにしよう」という考えの始まりは、「見知らぬ人に声をかけられても、相手がどのような人かわからないので、挨拶はしないようにしよう」ということだったような記憶がある。
この話を初めて聞いたとき、「逆に近所の人に自分の存在を知ってもらう為に、挨拶は積極的にしたほうが良いのでは?」という気がした。
確かに、最近は「何を考えているのだろう?」という雰囲気のある人が、以前より多くなったよな気がしない訳ではないが、「何をする人かわからないから」と身構えていると、相手も必要以上に身構えて「ネガティブなオーラ」を出すような気がする。
「近所づきあいをしないようにしよう」というのは、その「挨拶をしない」の発展形のようだ。

「挨拶をしない」にしても「近所づきあいをしない」にしても、トラブルが降りかからない為の防御策ということのようだ。
トラブルという問題は、その場その場で解決をしていく必要があるモノ・ゴトで、「対処療法的」と言われればそうだろう。
ただ「対処療法」だけでは、次から次へとおきる「問題」を無くす、あるいは減らすことにはならない。
問題を解決すると同時に、その問題の根本を解決しなくては同じことの繰り返しとなるからだ。
それが「課題」ということになる。

コラム中に、「問題」と「課題」について丁寧な説明がされているが、まさにこの「問題」と「課題」の違いの認識が、ビジネスにおいては重要なコトだと思っている。
おそらく多くの社会人なら「同じミスは、二度と繰り返さないように気を付ける」ということを、職場の上司から言われた経験があると思う。
この「同じミスを繰り返さない」ために必要なことが、「課題を見つける」ということに、繋がっているからだ。

「対処療法的解決策」で十分なこともあるが、「スキルアップをする」為には「課題を見つけ、解決する方法を模索する」ということを繰り返し行う必要があるからだ。
「対処療法的解決」が分かり易いHow toであるなら、「課題を見つけて解決する」というのは「思考力や想像力、論理的な組み立て」という、自分自身で考える力が必要になってくる。

「挨拶をしないようにしよう」とか「近所づきあいをしないようにしよう」という、自分の身に降りかかりそうな問題ばかりにフォーカスしていると、「挨拶や近所づきあいの効用」が見えなくなってしまう。
それはビジネスの場面においても、同じなのではないだろうか?



ジャンル:
経済
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