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マーケターに必要なのは、感性?

2018-04-20 17:05:26 | マーケティング

定期的にチェックをしているVOUGE JapanのWEBサイト。
VOUGEが、ファッション誌ということもあり、自分とは関係が無い!と思われている方も多いかもしれない。
そのような「思い込み」は、実にもったいないと思うのだ。
これから先、AIなどが当たり前になり、数字から未来を予測することがある程度できるようになると、尚更だ。
実は、今週のWEBサイトに興味深いコラムがあった。

VOUGE Japan:ビッグトレンドなき時代に、売れるものをどう見極める?MD、バイヤー必読、マーケティングセンスの磨き方

ここで取り上げられているMD(マーチャンダイジング)やバイヤーというのは、ファッション関係ということになる。
しかし「ビッグトレンドなき時代」という点では、ファッションだけに限ったコトではないはずだ。
バブル経済崩壊、その後のリーマンショックなど、世界の経済は明るい話題がほとんどなかった。
「景気が回復しつつある」というニュースがあっても、景気実感がない人のほうが多いのでは?
このような社会状況では「ビッグトレンド」などは、生まれにくい社会状況だと考えても良いと思う。
だからこそ、様々な雑誌やメディアで「最新トレンド」を探るような記事が取り上げられるのだ(と、思っている)。
現実には、そのように取り上げられた「トレンド(=流行)」は、瞬間的で一部の人に限られてしまう、という傾向にあると言っても過言ではないような気がする。
だからこそMDやバイヤーは、必死になって「トレンド」となるモノを探し出そうとしているのだ。

おそらくAIの普及によって、売り上げから「ヒット傾向」を分析することは、とても簡単になるだろう。
それどころか、売り上げからある程度の予測も可能になるかもしれない。
何故なら、AIの中心となるのはビッグデータと呼ばれる、事細かく分析をした膨大な顧客+生活者データだからだ。
だが、それだけで「トレンド」が生まれるわけではない(と信じている)。
むしろAIが苦手とされる、「感性」という部分がトレンドを生み出すのでは?という気がするからだ。

AIが苦手とするのは、「疑問に思い考える」という「思考」だと言われている。
何故ならAIは与えられた情報を基に分析し予測することが、得意だからだ。
そこには「疑問に思う」ということはない。
それと同じように、肌で感じること、見て感じること、味わうこと、匂いを感じることなど、五感で感じる事柄から想像することはAIではできない。
このような五感を豊かにするためには、様々な経験が重要になってくる。
それは子供の頃の遊びの経験であったり、思春期から大人になってからも様々な文学や美術や音楽に触れることだったりするのでは?恋愛や失恋という経験もプラスとなるだろう。
そのような「経験の蓄積」が、多角的な視点を持つ基礎となるのではないだろうか?
その「経験の蓄積」に「やさしさ」というエッセンスを加えることができる、MDやバイヤーが新しいマーケットを創ることができるような気がする。
 

ジャンル:
経済
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