日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

テレビとインターネット、一緒になるとどうなるの?

2010-05-21 17:44:57 | ビジネス
Yahooのトピックスだけではなく、日経新聞のWEBサイトなどにも取り上げられている「グーグルとソニー、テレビを共同開発」という内容。
日頃、ネットもテレビもある程度普通に接しているつもりで、技術的なコトがほとんど分らないの私としては、「で、ネットとテレビが一緒になると、どうなるの?どんなメリットが生活者にあるの?」という単純な疑問がでてきた。

例えば、ネット上で様々映像が見られるサービスとして、Yahooの「Gayo!」(元々はUSENが展開していた事業で今でも一部継続中)がある。
これは、テレビ番組やオリジナルコンテンツなどの様々な映像がネットを通してPCで見られるというサービスだ。
NTTの「ひかりTV」もある。
どちらも、インターネット回線や光回線を利用して、映像などが楽しめる。
私の知識がこの程度なので「グーグルとソニー、インテルが共同でテレビを開発する」という記事を読んでも、ピン!とこないのだ。
マーケターとして、恥ずかしいのでは?と、指摘されれば言い返す言葉も無く・・・。

元々グーグルは、Yahooと同じポータルサイトの事業が中心だったはずだ。
「検索をする=グーグる」というコトバもあったほどだ。
それが、昨年あたりから「グーグル電話」と呼ばれるような、スマートフォンを展開するようになってきた。
その延長として、今回の「グーグルテレビ」があるのだというのは、一連の流れから分る。
同じ様な流れとしては、Appleの「iPhone⇒iPad」というコトになるのかも知れない。
だが、iPadはあくまでも、PCとiPhoneの融合的位置付けのような気がする。
いくら「電子書籍端末」と言っても、その機能は「電子書籍」だけでは無いようだし、むしろ他の機能があることで、アマゾンの「キンドル」とは違う方向性を感じる。

共同開発するソニーとしては、元気の無いテレビ市場の新たな付加価値作りという感じなのだが、現在ソニーが力を入れている3Dテレビと、何らかの関係があるのだろうか?
例えば、ネット上で見ることができる映像が3Dで見られるとか・・・。
だが、ネットで3D映像が見られることで、どれだけ私たちの生活にプラスとなるのだろう?というコトを考えると、今の私には思い浮かぶことが無い。

「グーグルがソニーと(インテルと)一緒になって、テレビを作る」コトで、一体何がどう私たちの生活に変化を起こすのか?
私のような生活者が、そのイメージが湧かないコトをどれだけ知っているのだろう?
それとも、私が時代の波に乗り切れていないだけなのだろうか?




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