日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

一服、一杯の価値観

2014-05-05 20:02:04 | アラカルト

先日、友人とランチをした後「星乃珈琲店」でお茶をした。
私も友人も「星乃珈琲店」で、お茶をするのが初めてで前を通る度に行列が出来ていたので、過剰な期待をしていた様だった。
頂いたコーヒーは不味い訳では無いが、とびきり美味しいと言う程ではなかった。

余り知られていないかも知れないのだが、実は名古屋は喫茶店が多い。
有名なトコロでは「コメダ珈琲店」があり、こちらは関東だけではなく関西にも最近では進出している。
「コメダ珈琲店」とは別に、大須に本店を持つ「松屋コーヒー」という、創業100年を超す専門店も愛知県下で喫茶店のチェーンを展開している。 
こちらの「松屋コーヒー」は、「松屋式コーヒードリップ」という独特のドリップでコーヒーを提供している。
もちろん、古くからの地元に愛されている「喫茶店」が数多くある。
その中で、「スターバックス」や「タリーズ」といったシアトル系カフェや「星乃珈琲店」や「上島珈琲」などの「喫茶店」が、しのぎを削っているのが名古屋のカフェ・喫茶事情というコトになる。

「星乃珈琲店」のコーヒー(拙ブログに来て下さる方は、コーヒーよりも紅茶好きと言うことはご存じだと思うが、やはりトレンド!?のお店では、その顔となるものをいただくのが当然だと思い、今回はコーヒーをいただくコトにしたのだった)は、とびきり美味しい訳では無いがゆったりと過ごせる、と言うお店のつくり。
私も友人も長居をしてしまった。
そう考えると、「星乃珈琲店」の 一杯の価値はコーヒーの味+居住空間と言うことになるのだろう。
同様に、「スターバックス」なども長居をするお客様が多いということを聞く。
しかし、「スターバックス」と「星乃珈琲店」の「長居ができる」というニュアンスが、チョット違うように感じる。
「スターバックス」はあくまでもカフェ、「星乃珈琲店」はどちらかというと「喫茶店」に近いように感じるのだ。
とすれば「長居が出来る」というコトには変わらないが、そのお店の雰囲気などに引かれる人・引かれない人によって、その「お店に行きたい」 と言う気持ちにも大きな違いがある様な気がする。

もう一つ考えたことは、実家の菩提寺がある島根県のコーヒー事情だ。
実は島根はお茶だけではなく、独特の珈琲文化というものを持っている。
石見銀山近くにある「カフェカリアーリ」は、イタリアの名門「カフェカリアーリ」の日本唯一のお店であり、豆の販売をしている。
他にも日本でのバリスタコンテストに優勝し、本場イタリアでの大会でも準優勝をしたバリスタもいる。
そして驚くコトに、このバリスタのお父様も弟さんも、珈琲専門店を持っている。
そして、田舎だからなのか?「スターバックス」や「星乃珈琲店」と変わらない値段で、美味しい一杯が頂ける。
いくら「SNSなどが情報の中心になっている」と言われても、やはり「情報の地域格差」としてのマスメディアの強さということも感じる。

「コーヒー一杯の価値観」と言うのは、その人の「一服の価値観」に大きく左右され、それに「メディア」という情報が加わるのか?と、考えた一時だった。 


 

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