二頭のサラブレッドの幸福を願い奮闘する日々

スピ君とプーちゃんの様子について、またウマを取り巻く環境、時事問題などもつぶやいています。
#引退馬

2023-12-5 も馬場運動をしました

2023-12-06 19:01:12 | スピ君のお部屋
少し肌寒い陽気でした。
運動前、馬場に入るなり、いきなり、砂浴びをしたがったのですが、新厩舎建築工事車両が馬場の横を走り抜けるため、フリーにすると危ないので、小さな回転常歩からすぐに運動に誘導しました。

しかしセメントの流し込みが気になって、なかなか集中してもらえませんでした。

左周りから始めて、「いやいや」、したり、工事を見に行こうとするのと戦いながら左腕がパンパンになりました。

それでも落ち着いてきて、右回りに変わった最後の頃になって、バッチリ両肩の間に首が降りる状態になり、「スーパースピくん!」を絶叫しました。これが何度が繰り返し訪れ、スピくんも「あれ?これでいいの?」とわかってきたように感じました。

右回りは、右肩が悪いため、左荷重をしようと頭を左に向けてしまいます。これはなかなか治らないのですが、体がほぐれてきたのか、首がおりてくれました。

この感覚を大事にしよう!

撮影できないのが残念です。なにぶんにも、短い鞭と音声で運動させていますので、内側に刺さってきた時は、鞭をぺんぺん、振って見せて、外、外、と誘導しますので、忙しくて😭

それでも苦手な右回りで、真直性が出てきたのはいい証。

言葉ではないコミュニケーションが通じた瞬間は、涙が出るほど嬉しい瞬間です。

運動後、フリーにしましたが。。。

落ち着きすぎて。。。

走る?いいや。

ゴロン?いいや。

2023-12-5 a

2023-12-5 b


良い子だったので、ご褒美に黒糖をひとかけら。
2023-12-5 おいちぃ〜

リール動画にしました。



なんだかんだ言って、17年半、一緒に生きてきました。

人間の子供なら、
オギャーと生まれてから
大学受験を迎える頃。

2006年、暑い夏でした。
獣医師さんと装蹄師さんを連れて競馬場へ健康診断に行き、
馬運車の手配をして、私の元にやってきたスピくん。

当初は、当時私が通っていた乗馬クラブに寄贈するために、
1〜2年かけて新馬調教を施し
良い乗馬に育てて、多くの人に愛される馬として
生きてもらう予定でした。

埼玉、茨城で調教を進めていましたが、右肩がどうにも体重を支えきれないことを認めざるを得なくなりました。上手なトレーナーが騎乗すると目立たないのですが、下手くそな自分がまたがると、カックンカックンするのを見て、これは一般乗馬として生きるのは無理だなぁ、と諦めなければならなくなりました。そんな時に幸運に恵まれ、地元神奈川に移動し、自馬として迎える覚悟ができました。

競馬引退後、低負荷の運動を中心に6年間、乗馬クラブで過ごした後、北海道に移動し、ほとんど隠居生活。😆

11年間まともに運動していませんでしたが、来年、22歳になりますが、鞍づけをして、またがってお散歩しようと思っています。

できるかな。

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