半蔵門インテリジェンス総研S3

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「ウイルス兵器説」の真偽を追う(1)過失か?DSのテロか?

2020-02-24 21:09:18 | インテリジェンス
当総研は、これまで継続的に「ディープステート(DS)vs 反ディープステート」
の「熱い激闘」について、諜報(インテリジェンス)の見地から、
世界情勢を読み解いて来ました。

今回の新型コロナウイルス「COVID-19」の感染拡大についても、
「ディープステート(DS)vs 反ディープステート」
の構図で、読み解くことができるでしょうか?

これまでの経緯を含めて、チェックポイントを検討して行きます。

■「COVID-19」ウイルス流出の発生源はどこか?

これは、各種の報道を見ると
武漢にある「ウイルス研究室」(武漢病毒研究所)からの流出が指摘されています。
発生源は、この「中国科学院 武漢 病毒(=ウイルス)研究所」と見て、恐らく間違いないでしょう。
但し、もう一つの可能性としては、
「アメリカ・DSがチャイナに持ち込んだ説」があります。
桜井春彦氏が触れているものです。
・・・引用<
「この会合にコロナウィルスによる病気と関係の深い中国人は招かれなかったが、アメリカ軍の幹部やネオコンが参加した。会合の翌日、軍事演習に参加するために300名のアメリカ軍将兵が武漢に到着、その2週間後にコロナウィルスの最初の感染が見つかる。新型コロナウィルスの潜伏期間は14日だ。」
・・・>
という表現になっています。

しかし、当総研では、「武漢病毒研究所」からの流出であろう、
と見ます。

もう少し詳しく言うと、そこに付属する「P4実験室」です。
ここで注意すべきことが、2点あります。
1)武漢病毒研究所は1978年に、「中国科学院」の管轄になっていることです。
   中国科学院は、江沢民派と深い関係があります。後述します。
2)この研究所の「付属施設」として
「武漢P4ラボ」または地元では単に「P4ラボ」とも呼ばれる、
武漢市政府と共同で建設された「P4(バイオセーフティレベル4:BSL-4)研究所」としての
「中国科学院 武漢国家生物安全実験室」
(中国語: 中国科学院武汉国家生物安全实验室、英語: National Biosafety Laboratory(NBL), Wuhan[6])
がある。
この「P4ラボ」が、新型コロナウイルス流出の発生源と見られることです。

(参考)ウィキ

ここで、取り扱っているウイルスが、「過失か、故意か」どちらかにより、
「外部に流出したもの」と見てよいでしょう。
このP4研究所は、「バイオ・セーフティー・レベル4」という国家的・世界的に「最高レベルの安全性」が要求される「最も危険なウイルス等々」を研究・実験している施設です。

Pは「Physical containment」の頭文字で、「物理的な厳密隔離」が厳格に定められているものを意味する、とのこと。(伊東乾 准教授)
(昨今は「Pathogen(病原体)」「Protection level」などと紛らわしいのでバイオセイフティレベルBSL1、2、3、4などと呼びかえている)とのこと。

この「P4ラボ」は「2015年1月31日に完成し、2018年1月5日に正式な運営が開始された」
と、ウィキにあります。

では、この「危険なラボ」を設置した経緯とは?


米疾病対策センター(CDC)が作成した新型コロナウイルスのイメージ図(2020年2月3日入手)。(c)AFP PHOTO /CENTERS FOR DISEASE CONTROL AND PREVENTION/ALISSA ECKERT/HANDOUT


■「中国科学院 武漢国家生物安全実験室」(P4研究所)の成立縁起は?

海外の英語報道を広くチェックして「インテリジェンス・レポート」を有料配信している
丸谷元人氏によると、
「P4」という「人類にとって最高レベルの危険」を伴う研究室を設立するための
科学的な技術支援について、米国は共産チャイナへの提供を断ったとのこと。
そこで、世界最高レベルの技術を持つ「フランス」がチャイナに協力した、
とのことです。

フランスといえば、「存在レッド」(ロス茶)の分家筋 が陣取る牙城の一つであり、
諜報機関の活動もかなりエグいことを色々しています。
共産チャイナ顔負けの「産業技術スパイ(フランス)」による「技術盗取」もかなり有名です。
また、かつてのフランス植民地に対して、通貨による北アフリカ諸国の支配も相当にエグいもので、アフリカ諸国の「独自通貨発行を絶対断固、許さない」立場で一貫しています。
この方針に反旗を翻す「現地の独立派」に対しては、暗殺による「独立派潰し」も有りで、手段を選びません。
また、カルロス・ゴーン氏のレバノン逃亡に関しても、背後には、フランス諜報機関の暗躍が指摘されています。(丸谷氏による)
レバノンは、「フランスにとってのタックス・ヘブン」であり、丁度、英国における香港のような位置づけになる国です。
その意味で、「レバノン諜報機関はフランス諜報機関とツーカーの仲」と言えます。

そして、「存在レッド」が運営する銀行出身で子飼いのパペットのマクロン氏が最年少のフランス大統領になれたことを見れば、
誰でも、フランスにおける「存在レッド」の影響力と支配力の大きさを感じることができるでしょう。
ゴーン事件に関する「一説」には、
アメリカが開発に深くコミットしている「ニッサンの最先端自動運転技術」をカルロス・ゴーン氏が(「存在レッド」の意向を受けて)、チャイナに提供しようとしたことを知ったアメリカが、それを阻止しようとして、ゴーン逮捕劇になった、との見方もあります。
(当総研は、「ゴーンがニッサンをルノーに売り渡す方向で動いた」のを察知した「國體の諜報筋」が「ニッサン防衛」に動いて、「米国を通してゴーンを逮捕させた」と分析しています。)

このように見ると、
これまで当総研では、「ディープステート」について「英米ディープステート」と書いて来ましたが、ここに「フランス」を追加しなければなりません。
今後、当総研では、
「英米仏ディープステート」と表現することにします。

以上のように、
フランスDSが「中国科学院 武漢国家生物安全実験室」(P4研究所)の設立に深くコミットしていたのは、明白です。
しかし、チャイナ側は、「フランスからの、フランスによる施設運営」の提案を拒否して、
「チャイナ独自での施設運用」に固執しました。

さて、支援を受けた「チャイナ側」と一括りに表現するのをやめて、
その内訳(担当派閥等々)を見るなら、どうなっているのでしょうか?

福島香織さんが、次のように書いています。

「習近平派 vs 江沢民派」の構図を指摘しています。
◆2020.2.20(木)福島 香織

・・・引用<
習近平派と、江沢民派(バイオ研究者・衛生官僚ら)の権力闘争
(・・・)中国体制内科学者の背後には
江綿恒(江沢民の息子)の影がある。
江綿恒は半導体物理の専門家として中国科学院副院長まで務めた人物だが、
中国科学院在籍中には、時の政権トップの父親(江沢民)の指示を受けて、
中国科学院上海生命科学研究所を設立するなど、中国科学院の組織改革を通じて
バイオ分野の利権を上海閥・江沢民閥の手中に収めた立役者である。(・・・)
今回の新型コロナ肺炎の発信地にある「武漢ウイルス研究所」の
「39歳の若き女性所長・王延軼」
その夫、舒紅兵(武漢大学副校長)も、
江綿恒バイオ利権に連なる人物だとみられている。
舒紅兵を武漢大学にねじ込んだのは江綿恒、
舒紅兵の妻を通じて間接的武漢ウイルス研究所を
軍の生物兵器研究の地盤としてコントロール(・・)
・・・>

と、福島氏が書いているように、
武漢の「P4研究所」は、「江沢民の息子(頭脳・超優秀)」である
「江綿恒」が牛耳る「中国科学院」の「バイオ利権」に関連し、
分不相応な39歳の若き女性所長・王延軼が不自然にも所長に就任しており、
かわいい顔をしているが、実力はさほどなく、
論文を多数執筆している「実績優秀な50歳代の研究者たち」をさしおいて
彼女が所長になるのは不自然であること。
そして、その夫、舒紅兵(武漢大学副校長)が
その分野のトップクラスの人であること、
等々から見て、
武漢の「P4研究所」は、江沢民派閥の牙城であった、
と言えるでしょう。
そして、江沢民派は、米国のディープステートと深く連携しています。
共産チャイナの心臓部である「中央銀行」たる「人民銀行」も
江沢民派が押さえています。
ゆえに、「DSの共産チャイナコネクション・江沢民派」
と表現することができます。

では、次のチェック・ポイントに移ります。

■ウイルスの流出は、故意か? 過失か?

まず、過失説です。

◆燻る「新型ウイルス=生物兵器」説について、専門家が解説

・・・引用<
台弯出身、米国在住の化学者、杜祖健(と・そけん)氏(89)=英語名アンソニー・トゥー氏=が、これに関し
「生物兵器研究所から細菌やウイルスなどの病原体が漏れ、騒動になることはよくある」
と指摘。(・・・)
「1979年に、旧ソビエト連邦・スべルドロフスクの生物兵器研究所から炭疽菌が漏れて、多くの市民が死亡した事件は有名」などと過去の実例を挙げる。
>・・・

危険ウイルスが付着した使用器材や防護服その他、汚染物を完全無ウイルス状態へと殺菌洗浄することは、なかなか大変で、手間がかかります。
「杜撰(ずさん)で意識の低い人間」では、とても勤まりません。

伊東乾准教授は、P4レベルの超危険ウイルスの汚染除去のためには、
「保守管理」と「ゴミ対策」をしっかり実行するには、
「多額のランニングコスト」がかかる、と指摘します。

「完全なる殺菌洗浄」や「完全なる防疫体制」や
「バイオ・ハザード・ゴミの適正隔離・完全焼却処分」
を日々、遺漏なく、まさに、「水も漏らさぬ注意深さ」で、完遂し続けなければなりません。
しかし、
中国人の国民性や民度からして、衛生観念が極めて低いことや、
日常の杜撰(ずさん)な大雑把な性格と習慣からして、
「決められた厳しいルール」を几帳面にしっかり実行することが
できない可能性は大いにありうる。
というわけで、
そうした「チャイナの杜撰な体制」ゆえに、起こるべくして起こった
「過失による事故」だという見解が主張されています。

また、
「比較的得意な分野はインテリジェンス」だとツイッター表紙で自称している
フリーランスのライターの黒井文太郎氏は、
「生物兵器説は陰謀論だ」と一蹴して、
もし、生物兵器であるなら、致死率が低すぎる、
こんな弱い毒性のウイルス兵器など、わざわざ作らない、
という見解を述べています。

(果たして、そうでしょうか?
異常に致死率の高い恐怖のウイルス兵器を人工的に作ってンばらまいたら、簡単に犯人が特定されてしまいます。
それを回避するために、あくまでも「自然発生のウイルス」であるかのように
「偽装しよう」と企てるのが「偽旗工作」というものではないでしょうか?)

黒井氏がDS側の言論工作員だとは思いません。なぜなら、ソレイマニ司令官の件では、
ソレイマニ悪人説を指摘していましたから。
(DS側ならば、ソレイマニ英雄説で行くはずです)
しかし、黒井氏が、その他の多くの件で、DS側プロパガンダを真実だと思って支持する言論をしているのを見ると、インテリジェンス・リテラシーの低さを感じざるをえません。

以上、
杜撰な管理しかできないであろう中国人であるなら、
過失によって研究所からウイルスが漏出することは大いにあり得る
というわけです。

加えて、
「不正な利益を貪る中国人」ということで、
「P4研究所のエリート研究者」であっても、「実験動物を不正に横流し売却」していた疑惑が取り沙汰されています。
上記でリンクした福島香織氏の記事で
・・引用<
ちなみに「王延軼が実験動物を華南海鮮市場に横流ししていた」という告発が自称・武漢ウイルス研究所研究員の微信アカウントから発信されたことがあった。
この研究員のアカウントはすぐに閉鎖され、研究所はこれをデマだと反論している。
・・・>
と表現されています。

大量の実験後動物(ウイルス汚染済)を何でも食べる中国人の市場に
食材として販売していたのではないか?
という疑惑です。

こうなると、「過失」とは言えません。
普通なら「未必の故意」になるでしょうが・・、
ここまで「高度な注意義務」を要する「超危険ウイルス汚染実験動物」ですから、
それを市場に(汚染されていない動物として)売却したら、
「故意認定」で、問題ないでしょう。

テロ工作の意図があるなら、こうした売却はあり得ますが、
工作意図がない、単なる不正利潤目的で、これをやるとは、
思えません。

以上が、「過失説」です。

しかし、この「過失説の場合」
解せないのが、「流出発生のタイミング」です。

なぜ、パンデミックを引き起こすのに、最も効果抜群で最大効果を発揮する
「あのタイミング」(春節の民族一億人大移動の前)に発生したのか? 

本当に、「たまたま、偶然」なのか?

続きは、「故意説」にて、検討します。

あれも繋がる、これも繋がる、繋がる、繋がる・・・・
で、びっくりすることでしょう。
乞ご期待

(2)に続く



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