11日の土曜日、土浦へ行ってまいりました。
毎月第二土曜日だけ、重文の「旧土浦中学校本館」が一般開放されているのを発見し、小径メンバーと相談、11の決行となった次第です。
メンバーは東葛人さん、まっちゃん、スピ隊長+私の4名。土浦は意外と近く、往復でも100km+αなので、今回は全員ロードで自走です。
往路は龍ヶ崎経由で土浦を目指します。途中、龍ヶ崎歴史資料館へ立ち寄りました。
入り口では昔のSL機関車が出迎えてくれます。その昔の龍ヶ崎鉄道を走っていたらしい。
運転席にも入れ、レバーとかをガチャガチャ出来ます。
資料館の中は、何処にでもある古代から古墳時代、中世、江戸時代という展示で特に目新しくはありません。昭和の復元もお約束で。
但しここにはこのスバル360があります。
このお二人のように、中にも乗れるし、ボンネットもリアハッチも開けられるし、触り放題!!説明書によると7年前まで現役で走っていたそうです。状態は非常に良く、これだけでも訪れる価値十分でした。
龍ヶ崎の重文「多宝塔」の前を通り、一路土浦を目指します。
旧土浦中学校訪問がメインイベントですが、この古民家天ぷら屋「ほたて」を訪問するのもサブイベントです。
大正時代の建物で営業されています。この暖簾も相当年季が入っています。というか入り過ぎかも。
かなり大きな海老2匹と、掻き揚げ(貝柱と芝海老+三つ葉?)の上天丼。1150円はかなりお得だと思います。あら汁には大きな豆腐が入っておりました。
「ほたて」の近くにはこの様な蔵があります。
周りにも蔵がありよい雰囲気でした。
さて、メインの旧土浦中学校本館です。明治37年の木造洋風建物で、この様に素敵な外観を持っています。多くの映画とかドラマで使用されたと言うのも肯けます。
開放日なので館内散策も自由に出来ます。この机はあまりにも綺麗過ぎるので多分現代のものかと思います。
校長室はやはり立派でしたね。
理化学機器なんかも保存展示されており、なつかしの8インチ・フロッピーのPC-9801も展示されていました。その中でも面白かったのが、このアナログ式コンピューター。何でも微分方程式などに使用し、回路を設計しその通りに配線をすませると、別のオシロスコープに正解(波形)が出るらしい。うーん、全く理解できません。
今回訪問した場所は全て無料、その割には非常に楽しめ、かなり時間を費やしてしまいました。おかげで帰宅は18時で、久しぶりにロードでライトのお世話になりました。
走行距離は111kmと近いので、また土浦第二段を計画したいと思います。