小学校の6年生の思い出です。
私の出た小学校は、5年生で高野山の林間学舎、6年生で臨海学舎に行きました。
明石まで国鉄に乗り、明石港から淡路島の江井港まで船で渡りました。
江井港に着いて宿舎まで歩いていると、お線香の匂いがしてきました。
この臨海学舎で覚えているのは、お線香の匂いと友達の前で歌った「おお!牧場は緑」です。
大学の落研時代、大喜利(私たちは、いちびりタイム)の時、
謎掛けで「龍大」と言うお題が出て、「淡路島と解く」。
小学校の思い出があったから、心は「お線香の匂い」といって、ポカンとされたことがありました。
お盆に向けて特産の線香づくり 兵庫 淡路
全国有数の線香の産地、兵庫県淡路市で、ことしのお盆に向けた線香の生産が進められています。
兵庫県は、線香の出荷量が全国の都道府県で最も多く、そのほとんどを淡路島が占めています。
淡路市多賀にある創業130年以上という会社では、ことしのお盆に向けた生産作業と出荷の準備が始まっています。
原料となるタブノキの皮や香料などを、専用の大きな機械を使って混ぜ、30分ほどかけて粘土状にします。
そして専用の型に入れて直径2ミリほどの細長い線香の形に整え、2日間かけて乾燥させます。
できあがった線香は、折れたり曲がったりしていないか従業員が丁寧に確認したあと、束ねて箱に詰めていきました。
会社によりますと、年間でもお盆に向けた生産が最も多く、全国各地の仏壇仏具店などに出荷するということです。
会社の明石省三常務取締役は、「皆さまの好みに合う香りを日々模索し、製造しています。お墓参りの際は線香の香りに包まれながら、ご先祖様に手を合わせていただきたい」と話していました。
この会社では、7月から8月初旬にかけて出荷の最盛期を迎えるということです。
でした。
谷口 璽照さんのコメントです。
《説教から (谷口璽照)
「仏前に 花一輪の 心掛け」
お仏壇に花を飾り、お仏飯を供え、水を捧げ、蝋燭に火をともし、お線香をあげる。これを五供=五つの供養と言います。供養の供とは、お花や蝋燭をあげること。供養の養とは、お仏飯やお供物を供えること。そして、数珠を手に合掌礼拝(らいはい)する日々のお勤め、何気なくやっていますが、そこには深い意味があります。
「経ちやすき人の命は 蝋燭の火の消えぬ間に 信(芯)をとれかし」(古歌)
私たちは一本の蝋燭、一本の線香に負けないような日暮らしをしているでしょうか。四方八方と周囲を明るく照らしているかどうか、悪臭を放って世間の鼻つまみになってはいないかどうか、香華燈明を捧げるたびごとに、常に我が身を省みなけりゃなりません。》
お仏壇に花を飾り、お仏飯を供え、水を捧げ、蝋燭に火をともし、お線香をあげる。これを五供=五つの供養と言います。供養の供とは、お花や蝋燭をあげること。供養の養とは、お仏飯やお供物を供えること。そして、数珠を手に合掌礼拝(らいはい)する日々のお勤め、何気なくやっていますが、そこには深い意味があります。
「経ちやすき人の命は 蝋燭の火の消えぬ間に 信(芯)をとれかし」(古歌)
私たちは一本の蝋燭、一本の線香に負けないような日暮らしをしているでしょうか。四方八方と周囲を明るく照らしているかどうか、悪臭を放って世間の鼻つまみになってはいないかどうか、香華燈明を捧げるたびごとに、常に我が身を省みなけりゃなりません。