おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

4月12日、13日作業メモ。

2012年04月16日 20時51分52秒 | 
 4月14日の有機農業技術原論研究会は、オルターの三浦さんから植物病理のお話をしていただきました。とてもわかりやすいというか、改めて農業の原理を一から教わったと感じで、勉強になりました。北海道から滋賀まで参加者も多く、活気のある議論で、飲み会も盛り上がりました(僕は別件の予定があり、途中で抜けましたが)。

 4月10日のゼミ後、最終の特急あずさに乗り込み、塩尻に帰省しました。なんとも慌ただしい春がやってきたという感じですが、帰宅する人たちを横目に、お酒を買い、ゆっくり飲める、この電車の空間は大好きですね。11日はあいにくの雨。この日は、地区のボランティア会による配食サービスがある日で、母親から頼まれ、なんだか朝から名簿つくったり、当番表つくったりしていました。
 
 12日、13日は快晴で、一日中畑に出ていました。久々に長いこと、畑に出て、体を動かしたので、少々筋肉痛。

 12日は、畑で保存していたダイコンや人参を全部、掘って、抜いて、外に出しました。腐っているものもありますが、まだまだ味がよく、おいしいものも多く、保存の仕方はまた考えなおして、長く食べることができるようにしたいなと思っています。この日はまだ、畑も湿っていたので、ジャガイモの植え付けはせず、溝だけ切り準備準備です。

 今年は、トラクターはいれず、耕さずに大根後、しかもその前もジャガイモで、連作になります。どうなるでしょうか。心配ではありますが、実験ですね。大根の畝間を有効利用し、溝を切ります。土は柔らかく、苦労しません。土の中で眠っていたカエルたちが、わさわさと出てくる姿が何度も見られました。

    

 この日は余った時間で、ルッコラ2条とラディッシュを1条直まきしました。草はほとんどとらず、溝を切り、種をまきます。これででてきますかね。それと、1軒だけ野菜を送って終了。まったく、パソコンは手がつかず、早寝早起きです。

 13日は、さっそくジャガイモの植え付けです。今年は、ダンシャクとメークウィンのみです。一応、芽だしをしました。ほどよくでていますね。

    

 芽かきをするのが面倒なので、ここ3年ほどは、大きい芽を残して、小さく切っています。

    

 母親から小さく切りすぎじゃない?と何度も言われましたが、僕も少々そのような気もしつつ、なんだかラジオを聞きながら、切る作業をしていると、気分がよくなってしまい。これくらいでもいけるだろうと大きな気持ちになってしまいます。ラジオは欠かせません。

    

          

 30cm(およそ足の大きさ)に1つ、切り口を下に向けて、置いていきます。切り口を上に向ける方法もあるようです。うちは、腐るのを防止するために切り口に灰もつけませんし、堆肥や鶏糞も入れません。

    

 土をかぶせる作業が疲れます。管理機のようなものがあれば楽ですが、そうも言ってられません。今年は、6畝ずつ、合計で12畝です。種イモは切りすぎて、余ってしまい、もう少し大きめに切ればよかったと事後反省です。結局。。。

    

 後はひたすら種まきです。直まきです。夏大根、コカブ、小松菜、チンゲン菜など。

 どこの家も畑に出ていました。ジャガイモはうちが一番早い植え付け。どうなるか楽しみです。

 明日からまた帰省します。