イイギリ (イイギリ科)
高木なので見上げると、青空を背景に光を浴びた淡黄色に染まった葉。
垂れ下がる真っ赤な実がたわわ・・・美しいイイギリです。
葉は桐に似て大きく、昔ご飯を包んだということから「飯桐」の名がついています。
又、果実が南天に似ていると「南天桐」の別名もあります。
☆雌雄異株、初夏に枝先に円錐花序の下垂した花を沢山付ける。
実が美しいので庭木に、生け花に、装飾用に利用される。
また、食料乏しくなる冬場、小鳥たちの貴重な餌となります。
分布:本州、四国、九州 (落葉高木)
花期:初夏
目にする植物です。南方系の植物なのですね。
図鑑で調べましたら、花は地味ですが、実の
華やかなこと! 当地のナナカマドの様な
存在かも知れませんね。
実の美しさ、冬場、小鳥たちの食事場となる・・・
本州と、北海道との違いが植物で表されているようです。