絵手紙

パソコンによる絵手紙をはじめて・・・

立山登山

2005-08-19 14:41:23 | Weblog
山歩きが好きだが、2000m以上の山に登った事がないので

一度は挑戦してみたいと友に話した事がある。

その友が雄山(立山)御来光登山ツアーが有るけど行く?

勿論!早速登山靴・雨具・ヘッドライト・ストック等買い揃える

黒部ダム~黒部平~大観峰~室堂・・山々の美しさに圧倒される

一ノ越山荘(泊)午前3時起床、雨具もつけヘッドライトも付け

用意万端!しかし雨そのうえ稲光出発は一時間後

不安だと思う人は行かなくてもいいとの事

同室の人達が行かないと言う。此方もつられて?止めてしまった

行って来た人達の話では御来光は駄目だったが一瞬槍ヶ岳が見えたそうです。

今思うと残念な事をしたと心残りです

でも7時ごろには雨も上がり浄土山へ出発。盛りを過ぎたとはいえ目に新しい

高山の花々に

もうこれだけで大満足

写真は浄土山から見た雄山・・・この次は?必ず登ろうと心に誓って・・・



写真を撮っていると通りががりの山男さん、さり気なく花の名前を教えてくれる。

そんな些細なふれあいが、たまらなく嬉しい。




黒い雨 (井伏鱒二)

2005-08-19 13:29:05 | 読書
黒い雨・・・原爆が落とされた後黒い雨が降り
その雨に打たれただけで原爆症に蝕まれていく姪と
一被爆者の忍苦と不安の日常が描かれている。
戦後六十年を期にTVでも色々な特集があった
その中で、原爆を作った博士に、被爆者たちがあの惨状を訴え
死者たちに一言謝ってもらいたいという発言があった。
しかし、「ノー!市民とて戦争協力者、原爆を落とした事に誤りはない
私とて真珠湾で沢山の友を失った」・・胸を突かれる思いだった。
自分の痛みだけ主張、他者の痛みは感じない。
人間性を麻痺させるのが戦争なのだと・・・
人間が人間であるために戦争など起こしてはいけない。
平和だった六十年、これからも平和を保つために
一人一人が心に銘記しなくてはいけない。
★★★★★