せろふえ

チェロとリコーダー
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ひねもすのたり日記4 ちばてつや

2021年06月17日 | 漫画
 4巻は著作権料に貢献しなきゃと思って買った。ちばてつやは82歳だそうだ。すばらしい。たった4ページなのにこうしてすばらしい作品になっていて、それから漫画というものがすばらしいなあと、感心しきりである。僕の方はここんところ雨のせいか、やる気なく、いかんなあ。

百閒随筆

2021年05月12日 | 
 内田百閒が百閒だと言うこと、門構えのなかは月じゃん、と大人になってと言うか、たぶん四十代か五十代になってから知ったと思う。無教養。
 いまだ随筆(日記)くらいしか読んでない。なんていうか、フラがあってなかなか良いんだよなあ。こういう人とはけっして付き合わないと思うけれど。

ひねもすのたり日記2,3 ちばてつや

2021年05月10日 | 漫画
 Bookoffで見かけてうれしく買った。もう4巻も出ているそうだ。
 オールカラー巨匠ちばてつやの新作。わずか4pの連載だと言うから、1巻を買って、次はいつなんだ、死んじまうかも(水木しげるは死んでしまった σ-_-;)、と思っていたのに、4巻も出ている。すごい、すばらしい。

山口晃大画面作品集

2021年04月16日 | 
 すずしろ日記で知った山口晃の作品集。これもすごい。なるほどこういう作家だったのか。全然知らず、すみません。


 この表紙からして、拡大するとこんな感じ。







 次女の言っている作業所仲間のPCR検査の結果は陰性だった。そして今日から作業所は再開。よかったのか、よくないのかさっぱりわからない。親の病状が心配だ。重症化しないと良いのだけれど。本人が本当に感染していないこと、だから無症状でまわりの感染させる、というようなことがないことを祈る。次女は作業所に行けてほんとうにありがたい。

派遣添乗員ヘトヘト日記 梅村達

2021年03月06日 | 
 派遣添乗員ヘトヘト日記 梅村達
 これははっきり言って交通誘導員ヨレヨレ日記が売れて、2匹目のドジョウを狙ったもの。出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記なんてのもあるし、さぞかし売れたのだろう、いろいろ出ている。読んだのはこれで上記に続いて3冊目。これが1番おもしろかった。題名がすべて表している。


 昨日は親指が使えるようになったと図に乗ってブレヴァールの作品12、ずっとト音記号、を弾こうと思ったが、こんなん、弾けるはずがない、挫折(-_-;)。おもしろがってリコーダーで吹いてみたり、チェロピッコロで弾いてみたりした。リコーダーは軽い。チェロは難しい。

出版翻訳家なんてなるんじゃなかった日記 こうして私は職業的な「死」を迎えた 宮崎伸治

2021年02月26日 | 
 とってもおもしろかった。主に編集者とか出版社の理不尽、パワハラ体質のこと。著者は普通に考えて成功した、と見られると思うのだが、その成功譚としてより、理不尽にたいして怒るところがとてもおもしろい。(成功話がつまらないというわけではなく、裁判に勝ったり銀行に謝罪に来させたりそれはやったね!と思った。)
 どうして人はこうも上に立てるとなると傲慢、嘘つき、不誠実なんだろうか?ほんとに頭にくる。頭にきてもしょうがないけど。
 ついでながら、渡部昇一のことが出てくる。訳者宮崎伸治の名が知られていなくて、渡部昇一監修にすれば売れるという出版社のもくろみなのだが、そんなの、監修なんてするはずもない、ただ名前を貸すだけで金を取るのだろう、ふざけた話だ。著者がこの話を怒って書いている。話を蹴って良かったと思うよ。少なくとも心ある人たちは渡部昇一監修なんて書いてあれば出版社のもくろみとは逆に、買わないよ。ろくでもないことを知っているからだ。

 昨夜は楽器触らなかった。自転車で通勤し、さらにちょっと寄り道して図書館に寄った。30分の通勤が寄り道、休憩?して1時間くらいの自転車漕ぎになったのだが、疲れた。体力に余裕がないんだなあ。まいる。

交通誘導員ヨレヨレ日記  当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます 柏耕一

2021年02月05日 | 
 題名がすばらしいのだろう。イラストも良い。期待して読んだが、まあ期待にこたえてくれている、おもしろく読めた。だが、そうねえ、もう少し、さらに、おもしろくなると思うんだけどなあ。
 市立図書館に5冊もある。なんでこの本が5冊必要なんだ?必要ない。1冊あれば充分だ。予算があるなら、シリーズ的にいろいろ出ている別の本を買えば良い。リクエストはたくさん来るのだろう。ベストセラーは待たせておけばいいんだ。待ちきれない人は買えば良い。図書館はコンビニじゃねえんだ。

 昨日はちょっとリコーダーを吹いた。シックハルトの24の調のソナタ集から、いくつかの楽章を。フラットが5個もついていてもなんとか曲に聞こえるように吹ける。いや吹けないけど。リコーダーがすばらしく完成された楽器だと実感するなあ。

有給休暇を取った 2020/10/27の日記

2020年10月28日 | 日記

 ちょっと仕事にくぎりがついたというか、休みやすい日程だったというか、夏以来やっと有休取った。
 休みでもいつでも、いつものように5時過ぎに起き出し、最近朝起きたら体脂肪率を測定しているのだが、昨日も僕の1/4近くが脂肪なのだ、頭にくる。せめて1/5に近づけたい。ブログの記事を書いたり、ツイッター巡回したりし、古楽の楽しみのゲスト解説者が曽根麻矢子で、うれしく聴き、でも、次女が起きてきたらテレビをつけられてしまう。
 朝食後実家に行き、猫に餌。今日はたき火。切ってある枝をもう全部燃やしたいのだが、あまり大規模にも燃せず、いつになってもなくならない。このあいだ切った桑を燃やせた。草ぼうぼうで、公道にまではみ出しているので、そこだけは刈ったのだが、草が生えていて、ここならいいだろうとゴミ(ペットボトルとか飴の包み紙とか)を捨てるやつがいる。まったく頭にくる。
 昼食はレトルトの麻婆豆腐をレンジで作ったが、全然ダメ。がっかりした。昼寝して、母の老人ホームへ冬物衣料を届け、こっそり面会させてくれた。コロナで面会禁止がもう半年。誰がなんと言おうと政治、行政は無能無策だ。検査を徹底的にやれば、こんな、毎日何百人(昨日は全国で649人東京158人の感染者判明)何千人の感染はしていないはずだ。アメリカ、ヨーロッパと日本は生活習慣(マスクを受け入れたり、ハグしない)が違い、よくわからない所もあり、ちゃんとやれば、限定的なクラスターは発生しても、感染経路不明はほとんどなく、本当に経済が回るはずなのだ。
 怠け者なのだが、昨日はチェロもちゃんと(?)練習した。いつもいつもいいかげんでいかん!キチンとすべてを意識して弾かないといかん!特にベートーヴェンはすべての音をキチンと!(しつこい!)
 リコーダーも吹けた。プラスチックだが。モーツァルトのフルートカルテットを一通り。酔っ払って吹いたせいか、いや違うか、ともかく舌が回らなくて頭にきた。笛をへし折しそうになったが自制した。(-_-;)
 映画「グリーンカード」を見た。アメリカの移民問題、ヴィザのことなどがもう少し取り上げられているのかと思ったが、ただのラブロマンスだった。アンディ・マクダウェルかわいいなあ。でも、この後きっと本当に結婚し、アメリカで暮らせると思うのだけれど、きっと3年で破局すると思うな。そんなこと書いてどうする。
 囲碁名人戦のダイジェストをNHKでやっているのを偶然発見してうれしく見た。井山裕太は本当にすごい。自分はあいかわらず9路ばかり打っていて、昨日は1勝4敗。点数制なのだが16点も下がってしまった。頭にくる。
 こうして書くと頭にくるばかりだ。だがぼくの生きる源泉は怒りなのだ。まあいいか。昨日はいい一日だった。(^^;)

カスバの男 モロッコ旅日記 大竹伸朗

2020年08月06日 | 
 まあ、ぼくはあまり感じなかった。全然うまい絵ではないし、文章でもない。そんなことはわかっていて、それでもこの絵が好きだという人が一定程度いるのもわかる。でもまあ僕にとってはあまり感じるものがなかった。僕自身が異国に憧れるようなところがないからかもしれないなあ。

 この赤いスケッチはとても暑さ、湿度(のなさ?いや、湿度0ではない感じがする)、匂い、などを想像させる。


しいちゃん日記 群ようこ

2020年07月31日 | 
 図書館で偶然手に取った。女の書いた猫のエッセイ(男女差別?発言(^^;) だった、手に取るんじゃなかったと思ったが、いやいや最後まで読んだ。まあいいんじゃないか。しいちゃんよりびーちゃんの介護が心に残った。毎回イラストがついていたらしく、それを見たかった。

農日記

2020年05月28日 | 
 植えたキュウリにウリハムシがたくさんついて、葉を食い荒らしている。頭にくる。いくつか潰したりしているが、らちがあかない。アルミ箔をしいたらすこし良いようだ。ズッキーニとピーマンに鶏糞をやった。ミディかぼちゃと空心菜を買ってきて植えた。ベピーノの鉢をを買ってきて、植えようかと思ったのだが、なんかもう大きくなりすぎているし、夏は涼しいところの方が良いみたいなことも書いてあるので、やめて日陰に置いた。キヌサヤはもう完全に終わりだ。たくさん食べられて、ひとにもあげられて、とても良かった。

町奉行日記 山本周五郎

2020年05月27日 | 
 つい、昨日だかおとといだかTVでやっていたらしい「どら平太」の原作が山本周五郎の町奉行日記だと聞いて、そうだ山本周五郎を読んでないなあと思い、掘り出してきて読んだ。ひさしぶりにはまった。山本周五郎はいい。若書きは評判のとおり、あるいは自分でもいろいろ言ったり書いたりしているようだが、あまりに講談のあるいは落語のようだが、それも、まあ楽しめる。
「わたくしです物語」が大好きだ。これは落語だなあ。大笑いした。

薔薇はシュラバで生まれる 笹生 那実

2020年04月11日 | 漫画
 薔薇はシュラバで生まれる―70年代少女漫画アシスタント奮闘記 笹生 那実
イーストプレス

 1970年代、ってことはもう半世紀も昔の話か。当時の少女漫画家のアシスタントをしていた体験談。
 大物作家のことがその作家のタッチで描いてある。樹村みのりとか、美内すずえの白目とか、おかしく、すばらしい。
 イーストプレスは吾妻ひでおの失踪日記を出したところじゃないか、すばらしいなあ。