せろふえ

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シックハルト 音楽のアルファベット(24の調のソナタ集)作品30

2021年02月13日 | リコーダー
シックハルト 、 ヨハン・クリスティアン Johann Christian Schickhardt (ca.1682 - 1762)
音楽のアルファベット(24の調のソナタ集)作品30
 音楽のアルファベット作品30は24の調のソナタ集で知られている。フルートまたはヴァイオリンのため、あるいはリコーダーでも吹けるようになっている。リコーダーでもというより、1番がリコーダーならハ長調なんだからもともとリコーダーを想定しているのだと思う。そして、楽譜を売るためにもちろんVnでも弾けるだろうし、フルートでも。
 リコーダー奏者にとっては割と有名だと思うのだけれど、フルートあるいはトラベルソにとってはどうなんだろう?リコーダーはどんな調でも割と吹けるが、トラベルソにとってフラット5つとか、相当無理そうな気がする。ヴァイオリンには他にいーーっぱい楽しむ、あるいは練習する曲があるんだからこんな曲を弾かなくても良いんだろう。
 リコーダー奏者にとってもそうかもしれないが、どうも大人になってリコーダーでバロックを楽しむなんてのは相当オタクらしく、だから男の子なので、カタログ的、コレクター的に吹いてみたくなるのではないか。ぼくもこの年になっても相当オトコノコなのだ(^^;)。
 24の調となっているが、見てのとおりすべての調はリコーダーだけでも二つの調で吹けるようになっている。(ハ長調と嬰ハ長調のように。)だから楽しもうと思えば24の調×2で、できるのだ。
 リコーダーはフレンチGクレフなので得意なはずだが、通奏低音も同じ楽譜を、ヘ音記号をずらして読むのだ。読めない。まえに書いたけれど(こちら)クープランにもヘ音記号が1個(3度)ずらして記譜しているのがある。当時の通奏低音奏者は普通にできたのだろうか?すごいなあ。


リコーダーのレパートリー



 森喜朗が辞めた。当然だ。問題になった発言の全文を読むと胸が悪くなる。口が滑ったとかそういうレベルではない。
 しかも、辞めたが全然反省なんかしてない。昨日の辞任のあいさつは15分あまりもしゃべっていたらしい。一部は聞いたが、まったく反省してないどころか、マスコミのせいにしたりして見苦しい限りだ。実に不快だ。こういう人物は社会に出しておくべきではない。うちでテレビでも見ながら悪態をつく、そういうくそじじいなのだ。まわりが悪い。
 もっとも安倍晋三のようなはっきり犯罪者はもっとひどい。はやく監獄に入れるべきだ。そして自公の政治的無能。早く下野しろ。
 

ボワモルティエ 二つのバスーンまたはチェロのための「小さなソナタ集とシャコンヌ」 作品66 から2番 イ短調

2021年02月12日 | チェロ
 ボワモルティエ 二つのバスーンまたはチェロのための「小さなソナタ集とシャコンヌ」 作品66 から2番 イ短調
 Gaiment , Gracieusmement , Menuet(Ⅰ、Ⅱ)
 ともかく上がf(チェロだと第4ポジションの2)までしかないのだ。チェロ、超初心者向け。ボワモルティエは破綻がなくて良いよね。

 昨日はコロナ禍なのに次女とちょっと出かけて、楽器をさわってない。いや、プラスチックのリコーダーでシックハルトの変な調の練習を10分くらいしたか。
 オーケストラはあいかわらず練習なしだが、なかよしのチェロ軍団でリモート飲み会をやろうということになってホクホクしている。

交通誘導員ヨレヨレ日記  当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます 柏耕一

2021年02月05日 | 
 題名がすばらしいのだろう。イラストも良い。期待して読んだが、まあ期待にこたえてくれている、おもしろく読めた。だが、そうねえ、もう少し、さらに、おもしろくなると思うんだけどなあ。
 市立図書館に5冊もある。なんでこの本が5冊必要なんだ?必要ない。1冊あれば充分だ。予算があるなら、シリーズ的にいろいろ出ている別の本を買えば良い。リクエストはたくさん来るのだろう。ベストセラーは待たせておけばいいんだ。待ちきれない人は買えば良い。図書館はコンビニじゃねえんだ。

 昨日はちょっとリコーダーを吹いた。シックハルトの24の調のソナタ集から、いくつかの楽章を。フラットが5個もついていてもなんとか曲に聞こえるように吹ける。いや吹けないけど。リコーダーがすばらしく完成された楽器だと実感するなあ。

シックハルト リコーダーと通奏低音のためのソナタ 作品1 から2番 (一部再掲)

2020年10月14日 | リコーダー
シックハルト Schickhardt
 シックハルトのことは、たしか今はなき「季刊リコーダー」に作品目録かなんかが載ったことがあって、初めて知った。シルクハットって変な名前だなあと思ったのだが、帽子ではなくてシックハルトなのだった。その後かな、24の調の曲集を見かけて、うーんフラットが5個とか、吹けないよなあ、でも一冊くらい買ってみるか、と思って買ったりしているうちに何冊かたまった。今は実家にあって全然(最初から)吹いてない。シャープやフラットがたくさんあっても、ゆっくりな楽章だったりすると案外楽しめる、速いのはやっぱりダメだ、と言う印象だったような気がする。


シックハルトの作品1はフルートソナタ(リコーダー、通奏低音付き)7曲。7曲ってのがめずらしいなあ。

 第2番 ニ短調 Op.1-2
Adagio , Grave , Allemande Allego , Un poco Presto , Vivace , Giga Allegro
Adagio とGrave が続いているのはおもしろいが、Adagio はぐちゃぐちゃ装飾をつけ Grave の方はアーノンクールが言うように装飾をつけないで、荘重にやるべきなのかもしれない。Un poco Presto と Vivace も3拍子が続いていておもしろいが、前者はそうは言っても白玉の3/2だからそれほど速くなく、後者はメヌエットだと思う。ジガが難しく、おもしろかった。


リコーダーのレパートリー

シックハルト 4つのリコーダーと通奏低音のための協奏曲

2020年02月25日 | リコーダー
 シックハルトの作品19は4つのフルート(というのはこの場合リコーダー(アルト))と通奏低音のための協奏曲集で、リコーダーと通奏低音だけなので「協奏曲」でなく、合奏曲とか、コンセール、というべきだと思う。定番の6曲セットだ。IMSLPに美しいマニュスクリプトがあるので、それを使うのが良い。全音リコーダーピースで復刊していて、通奏低音のリアリゼイションが必要ならこれを使えばいいと思う。やっぱり当然、低音は必要だと思うなあ。

リコーダーのレパートリー

ひさしぶりにリコーダーアンサンブルに参加した。

2020年02月23日 | リコーダー
 ひさしぶりにリコーダーアンサンブルに復帰した。やったのはシックハルトの4つのリコーダーと通奏低音のための協奏曲、組曲バナナ、他。あわせはとても楽しい、のだが、今回はほぼ初見だったので、他のパートを聴く余裕はあまりなく、響きが耳に入ってくるくらいだった。
 シックハルトはなんだかあやしい移調した現代譜を使って、バスはとても高いところを動いていて、バスリコーダーではとても吹けず、ずいぶんオクターブ下を吹いたのだが、なれているとは言え、ヘ音記号で、それをオクターブ下げるのはなかなか難しかった。
 あやしい現代譜を使ったが、もともとのオリジナルがリコーダーのためのものらしいじゃないか、うつくしいファクシミリがある。今度はこれを使おうと提案しよう。


リコーダーのレパートリー

シックハルトオーボエソナタ作品8 をリコーダーで

2020年01月30日 | リコーダー
 シックハルトの作品8オーボエソナタは当然、c管だと思えばリコーダーで吹ける。オーボエはきっと音域が狭かったんだろうなあ、狭い範囲で作曲されているようだ。何曲かアルトをc管の指で、それから、僕はチェロピッコロはオーボエなのだ、音にしてみたが、まったく問題ないのだが、残念あまりおもしろくなかった。作品2はとてもおもしろいのだがなあ。

シックハルト ソナタ ニ短調 作品17-2

2019年06月08日 | リコーダー
シックハルト Schickhardt
ソナタ ニ短調 作品17-2

 かつての全音リコーダーピースのR-63で出ているのが、シックハルトのソナタニ短調作品17-2 で、もう、ずいぶん昔に買ったものだ。もう、 手に入らないかと思っていたが、最近全音リコーダーピースが復刊しているのだ。そのうち手に入るようになるかもしれない。
 もともと例のウォルシュ Walshが1730年頃出版したもの。Adagio , Allemanda ,Vivace , Largo e Affettuoso ,Allegro の5楽章。1楽章もアルマンドみたいな、アウフタクト付きの16分音符が順次進行する曲。Allemanda はちょっと変わっている。最初4小節に渡って16分音符が続いていて息ができない。途中、32分音符の入っているフレーズがしつこい。Vivaceは書いてないけどメヌエット。繰り返し、最後のすぐ手前に定型のヘミオラがある。つぎの Largo e Affettuoso はシチリアーノだと思うんだけど。ちょっと長いな。最後のアレグロはマルチェッロか あるいはレイエのようだ。
 全体に安心して吹ける、ちょっと難しいが、良い曲だと思う。


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