垂直落下式どうでもいい話

基本的に凡人以下なので期待しないでよね-=≡Σ(((⊃゜∀゜)つ

映画を観た~ノーカントリー~

2008年03月20日 00時02分56秒 | 映画
ノーカントリー』を観ました。


純粋な悪にのみこまれる




メキシコ国境に近い砂漠でハンティング中に、偶然、死体の山に出くわしたルウェリン・モスは、大量のヘロインと現金200万ドルが残されているのを見つける。危険を承知で大金を奪ったモスに、すぐさま追っ手がかかる。必死の逃亡を図るモスを確実に追い詰めて行くのは非情の殺し屋アントン・シガー。そしてもう一人、厄介な事件に巻き込まれたモスを救うべく老保安官エド・トム・ベルが追跡を始めるのだった。

その髪形だけで強烈なインパクトを放つダイハードな仕事人を演じたスペイン俳優ハビエル・バルデムが、男くさい魅力で逃げる男を好演するジョシュ・ブローリンも、ベテランの渋味で勝負のトミー・リー・ジョーンズをも圧倒する不気味な存在感で、ぞくぞくするほど怖くて面白い追跡/逃亡劇をリードする。原作はピュリッツァー賞作家コーマック・マッカーシーの小説「血と暴力の国」。『ブラッド・シンプル』『ファーゴ』などノワールなスリラーを得意とするコーエン兄弟が監督・脚本・製作を担った本作は、カンヌ国際映画祭コンペ部門に出品されたのを皮切りに各映画賞を席捲し、まさに2007年度を代表する一本となった傑作。
(goo映画)


【五つ星評価…☆☆☆☆】


すんごい暗い映画だw

しかし、パワーは感じました。

底知れぬ負のエネルギーが凄い。

異彩を放っていた、ハビエル・バルデム演じる“アントン・シガー”


↑板尾さんに見えなくもない

上の“純粋な悪”という言葉の通り、シガーの静かなる狂気と絶対的な殺意は、ある意味美学を感じます。

揺るぎのない悪は、美しいのだ!!

でも、感情が表に出ない殺人鬼ほど怖いものはないですね。

殺す前にはしっかりリハーサルをして成功率を上げているあたりは、本能だけで動く野獣ではなく、沈着冷静なプロの殺し屋であることを裏付けています。(本編ではモーテルでしか描かれてなかったけど)

シガーが行く所、全てに緊張感が漂っていて、特に凄かったのはガソリンスタンドのご主人との会話シーン。

ただの会話なのに、なんか名シーンの如き存在感を放ってました。

でも、メインウェポンが酸素ボンベなんて笑かすなよwなんてシガーらしいチョイスなのか!!

しかも、家畜を殺すために使用されるものらしいので、殺傷力は抜群。

本編では、人間の頭に風穴を開け、ドアの鍵のシリンダーを吹き飛ばしてましたね。

ボンベ以外に持っていた銃器は全てエアガン?ショットガンは何かエアガンっぽかったけど。

あと、トミー・リー・ジョーンズ演じる“エド・トム・ベル保安官”とシガーが急接近したシーンがありましたが……あの時、一体何があったんだろうか?

絶対にベルさん……れちゃうと思ったのに。

ってかこの映画、「お客さんのご想像にお任せします」的なシーンがいっぱいありましたね。

まる投げ状態もはなはだしいw

でも、そこが欠点になってないのがこの映画の魅力ですね。

だって、絶対にDVDが出たら買うし、機会があったら劇場でもう一回観たいと思うもん。

何回も観たくなってくるから不思議です。

あと、シガーと同じくらい魅力的なキャラだったジョシュ・ブローリン演じる“ルウェリン・モス”

こいつも良かった。見た目とは違い、ただのボンクラじゃないところが良い。

こいつのシーンで一つ、凄く印象深いものがありました。

砂漠の銃撃戦の現場にのこのこ戻ってきて、案の定、ヤバイ奴等に見つかって逃亡するくだり。

ハンドガンを握り締めたまま川に飛び込むものの、その後を奴等の犬が追跡。

やっとの思いで、岸にたどり着いたモスだったが、後ろからは犬が牙を剥き出しにして迫ってくる…。

その後にモスが犬をハンドガンで撃ち殺すのですが、その直前のモスの冷静な行動に唸ってしまいました。

水に浸かった内部の弾を捨てて、機関部に進入した水を息を吹いてしっかり除去。

そして、もう一度新しい弾を込め直して、直前で犬を射殺…。

この辺の冷静さは、さすがベトナム帰還兵!

無駄のない動きは少し興奮しましたよ。

やっぱり良い作品というのは、細部までこだわっているものですねぇ。

まったく関心してしまいます。




この映画、全てを理解するには一回の観賞では到底不可能。

何回観ても飽きない作品だと思うので、DVDを購入してゆっくり少しずつ納得していきたい作品です。

合わない人もいるでしょうが、アカデミー賞最多主要4部門受賞は伊達じゃないですよ!!

オススメ!!







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