Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

ドイツ語に浸食される脳

2019年03月08日 12時05分49秒 | Weblog

すごいタイトルですが、たいしたことないです。

今日、とあるサイトに、「ドイツ語とオーストリア語の違い7選」というのがあって、

そこに、ドイツではこう言うが、オーストリアでは言わないという単語が7つのっていました。

例えば

「こんにちは」は、ドイツでは Guten Tag(グーテンターク) ⇒ でもオーストリアでは Grüß Gott(グリュースゴット)

「おいしい」は、ドイツでは Lecker)(レッカー)⇒ でもオーストリアでは Schmeckt Gut( シュメクトグート)

「生クリーム」は、ドイツでは Sahne( ザーネ) ⇒ オーストリアでは Schlagobers(シュラークオーバース)

「レジ袋」は、ドイツでは Tüte(トューテ発音カタカナで書けない・・・)⇒オーストリアでは Sackerl(サッカル)

そして、パン(ハイジのパンみたいなの)は

ドイツではBrötchen (ブレートヒェン) ⇒オーストリアではSemmel (センメル)といいます。

ドイツ語を日本で教えていると、教科書がドイツの出版社なので、だんだんこういう単語を忘れてしまいます。

一昨日も、レッスンで「ブロートはでかいパンだから、小さいパンはブレートヒェンと言ってください。」というのは教えていても、

オーストリア語のセンメルは、まるっきり忘れていました。

自分の中で、何がドイツ語で、何がオーストリア語か、わかっていないのは気持ちが悪いです。

その上、今度オーストリアに言ったら、オーストリア訛りでしゃべってるのに、単語はドイツ語って

もっと気持ち悪い自分がいると思うと・・・ああ!

 

↓センメルです。パンではありません。いやパンなんですが・・・

 

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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そんなに気にしなくていいっしょ (貴子)
2019-03-08 15:36:10
オーストリア人が見ているTV番組はドイツでつくられたものの方が多いから。ここの若い人もオーストリア語とドイツ語がごっちゃになっています。ParadeiserとTomateも。同じ単語でも性別が違うものもある。たとえばクリーム入りエスプレッソ。オーストリア語では男性だけどドイツでは女性なので、このカフェのドイツから来ているお客さんに私たちの文法が間違っているよって訂正されること多いですよ。
現地でもそうか… (はに~)
2019-03-09 12:48:50
考えてみれば、ここ関西で私が使う日本語も、大阪イントネーションっぽいが、単語は標準語だったりするので、もう、地域言語文化はあってないようなものかもしれませんね。おじいちゃん「もういぬか?(帰るか)」って言ってたなぁ…。
ParadeiserとかKukuruzとか最近全く使いも聞きもしない。ナッシュマルクトの歌というCDをもっているので、それでも久しぶりに聞きます。(標準ドイツ語と、ウィーン訛りを交互に入れている歌があるの)

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