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佐波良神社・形部神社

2023-10-25 08:49:05 | 岡山
2023年10月23日、お参りしました。
説明書より「佐波良(さわら)神社・形部(かたべ)神社は、社(やしろ)地域にある『式内社』のうち2社が、ひとつの社殿に祀られたものです。祭神はそれぞれ、「佐波良命」、「神阿多津姫命」といわれています。式内社とは、醍醐天皇の命令により、平安時代中期に編さんされた『延喜式」という法令集に記載されている神社のことです。現在の社地域には、この式内社が8社であることから、現在は通称「式内八社」と呼ばれています。この神社は、江戸時代までは『大社』、現在は通称『県社』と呼ばれています。明治時代になって、県内の神社がそれぞれランク付けされた際に、この神社が、高位である『県社』に指定されたことによる呼称です。本殿の裏側には、石積の祭祀遺構が残っています。周辺からは奈良時代の土器も出土しており、古くから信仰の場であったことがわかります。なお、神社前の田は『大社ノマエ』と呼ばれており、参道・鳥居の両脇の田は、かつては牛を使わず鍬だけで耕し、牛糞ではなく枯葉や草を肥料としていました。このように、神域では、清浄さを保つことが徹底されていました。」

社地域案内図

岡山県真庭市社1272
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社標



手水鉢

狛犬



拝殿





本殿





境内

末社、山神社・荒魂神社・愛宕神社など

佐波良の大杉(真庭市指定文化財天然記念物)
「杉の老大木で、県下では5番目の巨木である。根周り10.7メートル、目通り9.1メートル余、樹高は43メートルを越す。幹の根元は谷川を跨ぎ、上部は6本の大枝に分かれ樹勢はまだ旺盛で樹齢推定9百年余、土地の人は千年杉と呼んでいる。」





「2003年NHK大河ドラマ『武蔵』のロケシーンで、武蔵が関ケ原の合戦から帰って来た作州宮本村で、沢庵和尚に捕まり大杉に吊るされているところを、お通が縄を切って逃がすシーンなどが撮影された。」







八畳岩
「高さ約6メートル、周囲約37メートルもある巨大な花崗岩は、岩の上部に広い平面があることから、『八畳岩』と呼ばれ、かつては、製鉄の鉄穴(かんな)流しの際に露出したとされてきました。しかし、この地で製鉄が盛んだったのは江戸時代中期以降であること、周囲の水田周辺にも幾つかの巨石が残ることから、岩盤質の地形が作り上げた偶然の造形物と考えられます。日本では古くから、巨石、奇岩なども霊場として信仰されています。この巨石も、古い時代から地域の信仰対象となっていた可能性が高そうです。」





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