ジーンズリペア&リメイク工房 hands-on 日記(旧ブログ)

デニムの産地、岡山から発信するジーンズ日記(2010年12月~2016年1月)

リーバイス 501 66後期(チェーン) モデル2

2013年08月16日 | ジーンズリペア 股

こんにちはジーンズリペア&リメイクのhands-onです。


納期にやっと 追いついたようです。

ちょっと気が楽になりました、、、



しかし、夏季休暇を9月に頂くので

それまでは少しでも時間を稼がないと、、、

引き続き、頑張って作業をします。



今回紹介するのも

ビンテージネタです。


リペア前がこちら




前身のリペア箇所はありませんが、

色落ちがすごくいい感じなので

ついつい、撮ってしまいました(苦笑)









ヒゲのグラデーションもいい感じ
















綺麗な縦落ちをしています。

ヒザの放射状のヒゲも良いですねー














右後ポケットの財布跡?の擦り切れをリペアします。

ポケットは解体して全面補強を行ないます。

左右お尻も弱っている部分は補強リペアをします。














股が結構ボロボロになっています。

セルフリペアをしたようなジグザグステッチも残っています。

白っぽく見えるのは

上から接着剤のような物であて布を貼ってあった跡です。

ちょっと生地がバリバリした感覚です、、、

(セルフリペアで接着剤を使われたのかな?、、、それはお勧めしません)


なるべく綺麗に直したいので

リペアステッチを外して、接着剤もなるべく除去して

股を解体してリペアをします。













こんな感じで解体します。











では、リペア後の前に

このジーンズの年代チェックをしようと思います。

プロの古着業者ではないので、100%合っているとは限りませんので、、、

アバウトです、、、(単なる個人的趣味です、、、)

ビンテージに興味のない方にはどうでもよい事なので

飛ばしてください(苦笑)











帯は上下チェーンステッチの

平行ステッチ留め

ボタン裏は 6 の刻印














501の印字の上に CARE~とありますね。

これは66モデル以降に印字されます。















赤タブがスモールe

バックポケット裏がチェーンステッチ

という事は、、、

「66後期モデル」か「赤耳モデル」という事になります。








内タグに書いてある

縮率が8%ならば 66後期

   10%ならば 赤耳という事らしいです、、、




しかし、、、

内タグが劣化していて

縮率の印字が消えています。

(縮率の印字は小さいので、確認が困難ですね、、、)









それで、更に内タグ裏の

製造年月の印字を確認します。




数字が見えにくいので、下に書いてみました。

左から 5 7 6 です。

という事は 月 年 工場番号 なので

第6工場で1977年5月製造という事です。



私がリペアの時に66モデルの年代チェックをしてきた結果は

66前期(シングル)1973年~76年

66後期(チェーン)1977年~80年


でした、、、


という事はこちらは66後期モデルだと思います。

しかも、66後期の最初期モデル!

だからあんなにいい感じの縦落ちをしていたのかな???



66モデルは

前期(シングル)と後期(チェーン)では

色落ちに違いがある事から

古着市場において、前期の方が随分高い値段になっています。

「ビンテージデニム特有の色落ちをするのは66前期までだ」という人も多いはずです。

でも今回のように

66後期でも66前期に近い年代の物は

いい感じの縦落ちになっている事もあるんですねー

これを安くで発見すると、お買い得となります。


僕も66後期は色落ちが悪いと決め付けずに

「色と年代をチェックしないとなぁー」 と感じた一件でした、、、


<追加>

ブログを読まれたお客様からメールがありました。

そのままコピーします。

「Webサイトに自分のジーンズが載っていて感激しました。

 あれは確かに原宿の古着屋で7000円だったと思います。

 あのジーンズ事が詳しく知れて良かったです。」

という事でかなりお買い得な買い物をされたようですね!







と前置きが長くなってスミマセン、、、

コアなお客さまに「ウンチクが大好きなのでブログを楽しみにしている」と言われるので、、、










ではリペア後がこちら





お尻は補強リペアをしています。

後で裏からお見せします。













ポケット下の角はキッチリと穴を塞ぎました。













ポケット内部も全面補強しています。




















股のアップです。

解体リペアなので綺麗な仕上がりだと思います。













小股のアップです。

こちらも解体リペアなので綺麗な仕上がりだと思います。
















裏から見るとこんな感じです。

バックポケットの縫い際もしっかりと補強しています。






以上、こちらの工賃が

右後ポケットの全面補強+穴埋めリペア 3000円

左右お尻の補強リペア 4000円

前股、後股の解体リペア 8000円

合計15000円(別途送料)




お客さまからも喜びの声を頂きました(一安心)


股は解体すると綺麗に直ると思うので

お勧めのリペア方法です。

オーダーお待ちしております。





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