はんどろやノート

ラクガキでもしますか。

200手超!「相横歩」の熱闘  1996 女流王位戦

2013年06月12日 | 横歩取りスタディ
 写真は、2002年発行、所司和晴著『横歩取り道場2 相横歩取り』


 今回お贈りする棋譜は次の3つ。「相横歩取り」の棋譜です。
  〔1〕石橋幸緒‐清水市代 1996年 女流王位戦第3局
  〔2〕岡崎洋‐清水市代 1996年 竜王戦
  〔3〕甲斐智美‐竹部さゆり 2005年 レディースオープン



〔1〕石橋幸緒‐清水市代 女流王位戦第3局 1996年10月8日

 先日の甲斐智美‐里見香奈戦(女流王位戦第4局)が200手近くの熱戦で大変に面白かったのですが、僕はそれで、女流将棋の熱戦ということで、1996年の「石橋幸緒‐清水市代戦」を思い出したのです。僕は当時たまたま気が向いてその年度の『将棋年鑑』を買ったのですが、その五番勝負の棋譜も盤に並べて鑑賞し、「女流の将棋、おもしろいなあ」と感想を持ったのでした。同じころプロ棋士の先崎学さんや村山聖さんが「女流の将棋を並べるのが趣味」ということを発言していて、「よく判る!」と、僕はそれにうなずいていたのでありました。


初手より
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金
▲2四歩 △同歩 ▲同飛 △8六歩 ▲同歩 △同飛 ▲3四飛 △8八角成  ▲同銀 △7六飛

▲7七銀 △7四飛 ▲同飛 △同歩 ▲4六角 △8二歩
 石橋幸緒さんは清水市代さんの弟子なのでこれは「師弟対決」なのですが、石橋さんの本当の師匠は清水さんのお父さん(将棋教室の先生)なのです。
 この時、石橋幸緒は15歳。15歳の少女がタイトル戦に新チャレンジャーとして登場です。石橋さんはこのタイトル戦の移動で初めて新幹線に乗ったので窓の景色が新鮮で眼が釘付けだったというエピソードが残っています。初々しいですね。
 迎え撃つ清水市代はこの時27歳。羽生善治より1歳年上です。

 戦型は「相横歩取り」となりました。プロでは登場することの少ない戦型です。


 


▲8三歩 △8四飛
 図の「4六角」が定跡の示す最善手として知られている。これは青野照市が1985年に指した“青野新手”。

升田幸三‐塚田正夫 1964
 1960年代、「相横歩取り」は元名人の塚田正夫が好んでこの戦型に誘導していたので「塚田流」と呼ばれていた。そうして飛車角総交換のこの変化となった時、'60年代は図のように「8三飛」として、竜をつくるのが主流だった。これが最善とされていたのだ。

大山康晴‐塚田正夫 1971
 1971年に大山康晴名人が、「8二歩、同銀、5五角」と指した。大山名人はこの指し方で2勝し、以後、この指し方が「相横歩」の主流となった。
 大山以前にもこの「8二歩、同銀、5五角」はもちろんだれも気付いてはいた。けれどもそれは“後手にうまく切りかえされて先手が不利になる”というのが定説になっていてそれを信じて誰も指さなかったのだった。具体的には5五角から、8五飛、8六飛、同飛、同銀、2六飛で“後手良し”と。
 この「大山‐塚田戦」もそう進んだが、勝利したのは大山康晴。それを見て、今度は松田茂役が後手番で相横歩を挑んだが返り討ちに会い、プロ棋士の評価も“5五角で先手良し”に変わったのだった。(松田は大山の5五角に、「2八歩」の“新手”を用意していたが、届かなかった。)
 以後、しばらくプロの公式戦には「相横歩」は現れなくなった。たぶんアマチュアでは一部のマニアの間で指されていたが。


青野照市-飯野健二 1985
 「相横歩取り」の進化を語る時、「飯野健二」の名ははずせない。“青野新手4六角”も、後手番で飯野健二がこの「相横歩」を80年代なかばに多用していたからこそ、生まれる機会を得たのである。
 青野照市はこの時32歳、飯野健二はその1つ下である。(青野さんの名前を聞くと、僕は反射的に、「これはトルイチ(取る一手の意味)、青野トルイチ。」という豊川孝弘ジョークを思い出してしまう~。)
 青野さんは、大山名人の「8二歩、同銀、5五角」を「4六角」に換えた。
 対して飯野健二は「8二角」と応じた。以下、「同角成、同銀、5五角」となる。
 こうすすむと大山流よりも青野流のほうが「一歩」を先手が節約していることになる。これが大きいのだ。「一歩」を余分に渡さないことによって後手の攻め筋が制限されることが多いのである。もともとこの「相横歩」は先手が有利と言われているのだが、これによってますます後手は苦労することになった。
 “青野新手4六角”には、「8二角」が今でも最有力とされている。
 しかし「4六角」に対して、それ以外の手もいくつか有力な候補があって(5つくらいある)、“相横歩は先手有利”とされてはいても、後手に有力な手が色々とあるので、先手は大変なのだ。しっかり勉強しておかないと後手の研究に“ハマる”。アマチュアで後手で「相横歩」を仕掛けてくる人が多いのはそのためである。
 

 さて、「石橋幸緒‐清水市代戦」に集中しましょう。



▲8八銀 △8三飛 ▲9六歩 △6四歩 ▲9五歩 △7二銀 ▲9四歩
 後手番の清水市代は先手の4六角に、「8二歩」と指した。これはプロでは他に指した人がいない。つまり“清水新手”である。清水さんはこの手を指してみたくて「相横歩取り」にこの将棋を誘導したようだ。この手自体は“だれでも思いつく手”なのだが、実際にそれ以前にプロの公式戦で指した人はいない。1994年に発行された『羽生の頭脳5 横歩取り』の中にも「8二歩」は簡単に触れられているが、“先手有利”となっている。
 “清水新手”の後手「8二歩」に、先手石橋幸緒は「8三歩」。 そこで清水、「8四飛」と返す。



△9四同歩 ▲9二歩 △同香 ▲9一飛 △9三香 ▲7三歩 △同桂
▲6四角 △8四角
 先手は9筋の歩を伸ばして「9四歩」から端を攻めて、「9一飛」。飛車の打ち込みがある。これがあるからこの変化は“先手有利”と定跡は示しているのだったが。清水市代は“その先”を考えて勝機ありと判断したのだろう。
 先手石橋、「7三歩」と手裏剣を放つ。同飛なら6四角があるので、後手は「同桂」。それでもやはり先手は「6四角」。これは次に▲8四歩を狙っている。そのねらいを消しつつ、5七ににらみを効かす「8四角」。



▲5三角成 △5八歩 ▲4八玉 △6五桂 ▲5四馬 △5七桂成
 「8四角」はかっこいい手ですね。おそらく清水さんはこの手に期待を賭けたのでしょう。
 石橋の「5三角成」に、清水「5八歩」。 今度は清水の手裏剣。
 これまたかっこいい“返し”だが、局後、5八歩では、5六歩がよかったとされた。先手が5六同歩と応じるならそこで5八歩とすれば、先手は(4八玉とは逃げられないので)5八同玉と取るしかなく、その変化ははっきり後手良しだったというのである。
 本譜は「4八玉」とかわした。



▲3八玉 △6三歩 ▲5三馬 △4二銀 ▲8五歩 △7三角 ▲7一馬 △同金
▲同飛成 △6一角 ▲7七桂 △3六歩 ▲6五桂 △6二角
 「3八玉」と逃げてみると、後手には歩以外に攻め駒はないので、まだまだこれからの将棋。力と力のぶつかり合い――。
 先手は後手に「6一角」とつらそうな場所に角を打たせた。瞬間、ここでは先手やれそうという評価になった。



▲6二同龍 △同玉 ▲3五角 △4四歩 ▲5七角 △5九歩成 ▲同金 △3七歩成
▲同玉 △5五飛 ▲4八玉 △8五飛 ▲5六歩 △2五飛 ▲5四桂 △5二玉
▲2八歩 △3八歩
 しかし、後手も「6二角」と角を引いて、脅威となっている先手の竜を捕獲する。(いや、捕獲できてはいないか)
 その後はあまりに手が広くあり、もうどうなるかわからない。



▲3八同銀 △6五飛右 ▲9三角成 △5三銀 ▲8二馬 △5八歩 ▲同玉 △8五飛
▲4六馬 △5七歩 ▲6九玉 △4五歩 ▲3七馬 △3六歩 ▲4八馬 △2八飛成
▲5五香 △2六桂
 華々しい乱戦だが、両者崩れない。後手の二枚の中段飛車が素敵です。
 1996年の2月に「羽生善治七冠王」が誕生しました。そしてその5カ月後に「清水市代女流四冠王」が誕生しました。「女流四冠」は当時の女流全タイトルです。
 この「清水-石橋 女流王位戦」はその年の9月から始まりました。



▲4九銀 △2九龍 ▲5七馬 △4六歩 ▲8六歩 △同飛 ▲8七銀 △8五飛
▲8六歩 △8一飛 ▲4六馬 △4四歩 ▲7三歩 △同銀 ▲3三歩 △同金
▲3九歩 △6四銀右 ▲3六馬 △5八歩 ▲同銀 △5七歩 ▲4九銀 △7五桂 ▲2五馬
 先手は馬をつくり、後手は竜をつくった。
 先手がやや苦しいか。先手はどこから攻める?
 


△3四歩 ▲7三歩 △3八桂成 ▲1六馬 △3九成桂 ▲7二金 △4九成桂
▲同金 △5八銀 ▲7九玉 △6七銀成 ▲同金 △8七桂成
 石橋さんの「2五馬」は王手だけど、先手にとって勇気のいる手。あとの「3八桂成」が馬取りになるからで、これでいっぺんに負けになる可能性もある。石橋さんは「勝負」に出たのでしょう。
 相手に攻めさせる間に、石橋は「7三歩」から「7二金」。



▲6八玉 △7二角 ▲同歩成 △5八金 ▲同金 △同歩成 ▲同玉 △5七歩
▲同金 △5九銀
 「8七桂成」となって、これは先手、寒いことになった。大丈夫でしょうか。



▲6二と △同銀 ▲6九金 △6八金 ▲同金 △同銀成 ▲同玉 △5三銀上
▲6二桂成 △同玉 ▲5三香成 △同玉 ▲5四銀 △4二玉 ▲1五角 △7七成桂
▲5八玉 △6八金 ▲4八玉 △2八龍
 はらはらさせる終盤です。図の「5九銀」は146手目。
 石橋、「6二と」と捨てて、「6九金」。6二桂成の開き王手のチャンスを狙う。
 「1五角」が石橋幸緒の終盤の強さを見せた手。これで後手にプレッシャーをかけつつ受けに利かす。



▲4九玉 △3七桂 ▲同角 △同龍 ▲3八金 △3六龍 ▲2五桂 △7六角
 ここで「4九玉」と逃げて受かっているというのがすごい。これは167手目。



▲3九玉 △5四角 ▲3三桂成 △同桂 ▲4六桂 △2一角 ▲3四馬 △2七桂 ▲2八玉
 図の7六角は王手銀取り。
 


△4三銀 ▲3七歩 △2六龍 ▲2七金 △4六龍 ▲同金 △3四銀
▲2二飛 △3二桂 ▲5四桂 △4三玉 ▲5五歩 △5三銀 ▲3五銀 △同銀
▲3四銀 △同玉 ▲3五金 △同玉 ▲4三銀 △3九銀 ▲1八玉 △2九銀
▲同玉 △2八歩 ▲同金 △同銀成 ▲同飛成 △3九金 ▲同龍 △2二香
▲2八歩 △6七角 ▲3四金 △同角成 ▲3六歩 
 後手清水の「2七桂」の王手に、「2八玉」と石橋は逃げた。3九銀なら2九玉で受かっているという読み。 
 清水は「もうひと頑張り」と「4三銀」。(184手目)
 しかし「3七歩」から先手は自玉を安全にして、「2七金」から後手の竜を逆に攻め、一気に後手玉を攻略。
 

投了図
 まで219手で先手の勝ち


 激しい戦いでした。
 石橋幸緒さんはこれがタイトル戦の初勝利となりました。
 しかし女流王位のタイトルは清水市代さんが3-1で防衛しています。このシリーズは四局どれも力のこもった良い将棋になったのでした。


 1996年、清水女流四冠が誕生したその下で若い芽がすくすくと伸びてきていました。
 同じ年のレディースオープントーナメントの決勝三番勝負に16歳の碓井涼子(千葉涼子)が登場し(0-2で中井広恵に敗れる)、倉敷藤花三番勝負にチャレンジャーとして初登場したのが18歳木村さゆり(竹部さゆり)でした。(木村さゆりは0-2で清水に敗れる。)
 また前年度には女流王位戦で、15歳の矢内理絵子が清水市代に挑戦しています。(3-0で清水防衛)


〔2〕岡崎洋‐清水市代 1996年 竜王戦

岡崎洋‐清水市代 1996年
 これは上の「石橋‐清水戦」の2カ月後の対局。男性棋士との将棋で、後手番になった清水市代は、再び、“清水新手8二歩”を指しました。石橋との将棋に手ごたえを感じていたのでしょう。
 清水の「8二歩」に、石橋は8三歩でしたが、岡崎洋は「3八金」。とりあえず先手のキズを消す落ち着いた手ですが、所司和晴の本(『横歩取り道場』)にも軽く触れてあり、「穏やかな流れになり角を打たされた分先手不満だ」としています。しかし実際のところは“形勢不明”が正しいところかとおもわれます。

 5二玉、9六歩、6四歩、3六歩、7五歩、8八歩、3三桂、5八玉、4五桂、6八銀、3七歩

 と進みました。後手の指し方、かっこいいですね。
 


 桂交換して再度後手が「4五桂」と打ち、「6四角」に「2四飛」。 以下は、6五飛、8三角、7四歩、3七歩、2八金、同飛成。
 技の掛け合い、という感じですね。



 清水、飛車を切って5四金。飛車切りの代償に角を取りましたが。



 二枚飛車で攻められて――


投了図
 岡崎の勝ち。


 
〔3〕甲斐智美‐竹部さゆり 2005年 レディースオープン

甲斐智美‐竹部さゆり 2005年
 実は竹部さゆりさんは「相横歩取り大好き」の人なのでした。後手番で「相横歩」に誘導して、定跡手の「4六角」に、「8二歩」。
 甲斐智美「8三歩」に、竹部の用意してきた手は「7二金」。
 さあどうなるか。

 8二歩成、同銀、8三歩、7三銀、同角成



 7三角成として“先手良し”というのが定跡書の伝えるところ、『羽生の頭脳』にも所司本にもそう書いてある。

 7三同桂、8二歩成、同金、7一飛、6一飛、8三歩

 7三同桂に8一飛では7一飛で受かってしまう。そこで8二歩成、同金、7一飛とする。7一飛の飛車打ちに後手が4二玉と逃げれば、8三歩、同金、7二飛成で先手勝ち。そこで後手は6一飛と受けるが、この場合も8三歩がある。


 7一飛、8二歩成、とすすむ。

 こうなって“先手良し”としているのが『羽生の頭脳』。
 所司和晴『横歩取り道場2 相横歩取り』ではさらにその先が調べてある。
 「甲斐‐竹部戦」は次の進行となった。

 6五桂、7一と、5七桂不成、5八銀。

 所司本『横歩取り道場』は、6五桂に、6八銀、7三飛、8四銀、8六飛、7三銀成、8九飛成、7九金、同竜、同銀、4二玉、3五飛以下“先手有利”となる変化が解説されている。竹部さゆりさんもこういう変化を当然研究して臨んでいただろう。
 また2011年発行の北島忠雄著『相横歩取り』では、6五桂、6六銀、7三飛、8四銀、8六飛、7三銀成、8九飛成、7九歩、4二玉、6五銀、3三玉、9一と、8六桂、2五金までの手順が書かれているが、この形勢判断は難しいようだ。“ぎりぎりの勝負”としている。
 またこの北島本は、この「甲斐‐竹部戦」で甲斐さんの指した(後手の6五桂に銀を逃げずに)7一と以下の研究手順も書いてある。6五桂、7一と、5七桂不成、5八銀、4九銀成、同銀、4二玉、3六歩、3三玉、3七桂、を提示して“先手やや指せる”としている。

 以上のように、じつは「8三歩」以下のこの変化も明解に“先手良し”とも言えないのである。

 

 5八銀、4九銀成、同銀、4二玉、4六桂、5六角、5八玉、2六飛、3八銀左、2八歩、2七歩 、4六飛、同歩、2九歩成、2四金、3九と、8二飛、5二桂、7二飛打。
 先手の甲斐智美はこの時22歳。20歳まで奨励会で男子と共に修業していたが、20歳までに(奨励会の)初段にならなければ退会、という規定により退会となり、その後女流棋士として努めている。中原誠門下。
 竹部さゆり(木村さゆり)も奨励会に所属していた経歴がある。
 後手が4二玉と先逃げした手に、北島本では3六歩~3七桂を示していますが、甲斐女流は4六桂。後手の竹部、5六角から2六飛。横歩取りの乱戦特有の攻め筋だ。





 7二飛打と先手が打って、先手勝ちのように見えるが――

 5一銀、4七銀、4九角、5七玉。

 5一銀と受けられて見るとどうも攻めが続かないようだ。6一とは、後手3八とで先手負けになる。
 そこで先手の甲斐智美、一旦受けにまわる。4七銀。



 4七角成、同玉、6二金、同飛成、同銀、4八金、5四飛。
 後手竹部さゆり、角を切って6二金と打つ。飛車を入手するのがいい、と判断。
 (なるほど、先に竹部さんが4一銀でなく、「5一銀」と受けたのは、6二金をねらっていたからなんですね!)



 4九金、3五桂、3六玉、2四飛、3五玉、2七飛成。
 5四飛が決め手になった。


投了図
 78手、竹部さゆりの勝ち。
 


 以上、見てきたように、「相横歩取り」の定跡で、先手の「4六角」に、「8二歩」とする変化は、まだまだ後手の可能性が残されています。プロでは女流将棋でのみ、実戦例があります。1996年女流王位戦の「石橋-清水戦」の棋譜がそのまま所司和晴『横歩取り道場』の解説になっています。


 
 
先手:石橋幸緒
後手:清水市代
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △8八角成 ▲同 銀 △7六飛
▲7七銀 △7四飛 ▲同 飛 △同 歩 ▲4六角 △8二歩
▲8三歩 △8四飛 ▲8八銀 △8三飛 ▲9六歩 △6四歩
▲9五歩 △7二銀 ▲9四歩 △同 歩 ▲9二歩 △同 香
▲9一飛 △9三香 ▲7三歩 △同 桂 ▲6四角 △8四角
▲5三角成 △5八歩 ▲4八玉 △6五桂 ▲5四馬 △5七桂成
▲3八玉 △6三歩 ▲5三馬 △4二銀 ▲8五歩 △7三角
▲7一馬 △同 金 ▲同飛成 △6一角 ▲7七桂 △3六歩
▲6五桂 △6二角 ▲同 龍 △同 玉 ▲3五角 △4四歩
▲5七角 △5九歩成 ▲同 金 △3七歩成 ▲同 玉 △5五飛
▲4八玉 △8五飛 ▲5六歩 △2五飛 ▲5四桂 △5二玉
▲2八歩 △3八歩 ▲同 銀 △6五飛右 ▲9三角成 △5三銀
▲8二馬 △5八歩 ▲同 玉 △8五飛 ▲4六馬 △5七歩
▲6九玉 △4五歩 ▲3七馬 △3六歩 ▲4八馬 △2八飛成
▲5五香 △2六桂 ▲4九銀 △2九龍 ▲5七馬 △4六歩
▲8六歩 △同 飛 ▲8七銀 △8五飛 ▲8六歩 △8一飛
▲4六馬 △4四歩 ▲7三歩 △同 銀 ▲3三歩 △同 金
▲3九歩 △6四銀右 ▲3六馬 △5八歩 ▲同 銀 △5七歩
▲4九銀 △7五桂 ▲2五馬 △3四歩 ▲7三歩 △3八桂成
▲1六馬 △3九成桂 ▲7二金 △4九成桂 ▲同 金 △5八銀
▲7九玉 △6七銀成 ▲同 金 △8七桂成 ▲6八玉 △7二角
▲同歩成 △5八金 ▲同 金 △同歩成 ▲同 玉 △5七歩
▲同 金 △5九銀 ▲6二と △同 銀 ▲6九金 △6八金
▲同 金 △同銀成 ▲同 玉 △5三銀上 ▲6二桂成 △同 玉
▲5三香成 △同 玉 ▲5四銀 △4二玉 ▲1五角 △7七成桂
▲5八玉 △6八金 ▲4八玉 △2八龍 ▲4九玉 △3七桂
▲同 角 △同 龍 ▲3八金 △3六龍 ▲2五桂 △7六角
▲3九玉 △5四角 ▲3三桂成 △同 桂 ▲4六桂 △2一角
▲3四馬 △2七桂 ▲2八玉 △4三銀 ▲3七歩 △2六龍
▲2七金 △4六龍 ▲同 金 △3四銀 ▲2二飛 △3二桂
▲5四桂 △4三玉 ▲5五歩 △5三銀 ▲3五銀 △同 銀
▲3四銀 △同 玉 ▲3五金 △同 玉 ▲4三銀 △3九銀
▲1八玉 △2九銀 ▲同 玉 △2八歩 ▲同 金 △同銀成
▲同飛成 △3九金 ▲同 龍 △2二香 ▲2八歩 △6七角
▲3四金 △同角成 ▲3六歩
まで219手で先手の勝ち


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